Maintenance SHIOHOUSE

■SHIOブログ■
「店主の独断と偏見でつづる個人的な日誌」

風が語り掛けます

2020-07-31 02:37:00 | B級グルメ
嫁が買い物に行って買ってきてくれた

風が語り掛けます、うまい!うますぎる!!
のCMでおなじみの埼玉銘菓「十万石饅頭」

っていうか越境してるじゃん!!


今日も忙しくこんな時間
店主がふらふらで呟きます、眠い!眠すぎる!!

馬鹿な事云ってないでさっさと仕舞いましょ

7/28~29+新製品予告

2020-07-29 19:01:00 | ノンジャンル
昨日の火曜日の話
日曜日の段階で陸事持ち込みの予約をするのに週間天気予報で判断
火曜日のみ曇りマークだったので2ラウンドを予約
さて、当日朝天気予報は曇り時々雨
車検場に向かうときにすでにパラパラ雨が降ってきた
やばいなと思っていたら車検場滞在中は晴れ間が出ていた。

「助かったぁ」
午後からはまたパラパラし始めるし
この時期は本当に読めない
土曜日に陸送業者が引き取りに来るので少し乗っておかないと



今日は定休日だが仕事をしつつ
お昼ごはんついでにホームセンターのはしごをして物置の物色
大きなものは結構良い値段がするので二の足を踏んでいたが
国から10万円の臨時予算が入ったため購入を決定
シマホでイナバの物置が8/1から4日間35%OFFとのことで
数日の間に絞り込むことにした。

家の地獄ローンもやっと今月で終わりだが
あちこち傷んできているし家電も壊れ始めてきた
うまくできているもので、なかなか楽させてもらえない




さて、新製品情報ですが
CBX550F用エンジンバルブ

数量限定で制作中
今回は中途半端に残っても困るので1台分での販売を予定
とっくに出来てたはずが去年の台風で工場が被災してストップ
やっと稼働できるようになってそのうち入荷すると思います。
形状は純正と同じようにしましたが、EXだけは純正は途中で段がありますが製作品はなだらかな形状(内燃機屋にも監修してもらいました。)
また、トップには純正同様ステライト盛り(これはCB400Fのバルブ同様に店主のこだわり)
内燃機屋にはオーバークオリティだろうと笑われた。
入荷次第NetShopにUPしますのでお楽しみに。


水曜日で家族サービスDAY
安全そうなお店を選んで行ってこよう


コメント (2)

梅雨で仕事が進まん!

2020-07-27 20:51:00 | ノンジャンル
嗚呼梅雨明けは何時になるやら
預かり中の車両も進まず困っている
先週分の車検車両も点検整備は終わり完成検査試乗待ち
車検場の予約も天気予報とにらめっこしながら

預かって1週間経った点検整備車両も定休日明けはずっと天候不良で試乗ができないので手付かず


クランクケースまでバフ掛けされているので水滴で染みでも出来たら大変
依頼事項の症状を確認するため高速道路での試乗が必要なので道路状況が分からず出掛けるわけにはいかない
一般道と違って濡れていたらUターンというわけにはいきません
完全に晴れた日に乗るしかない

昨日の日曜日も朝イチの予約車両が雨のため一旦キャンセル
念のため「路面乾いたら来ても良いですよ」と言っておいたら
晴れて11時ごろ来店
「バッテリー、プラグの交換をしてもやはりゴボゴボッていう症状が変わらず調子よく走行できません」というCB400F
確かにスナップするとアクセル開け始めで不調
「徐行すらできない」というのもうなずける

プラグの確認

#1、4と#2、3で焼けが違う
特に#4が濃いしエキパイも若干温度が低いようだ

まずは#4が濃いことからエアスクリュー開度を2回転戻しから4回転戻しにして一回りしてもらった

すると症状は消えた
しかし、濃くなる要素としてはスロージェットの穴が広がった?、緩んでいる?、オーバーフロー、#4だけジェットニードルまたはニードルジェットの摩耗?
ちょっと考えにくいこともたくさんあり

点火系も確認することにする
IGコイルは車両購入時に新しいものに替えている
先にも書いた#1、4と#2、3で焼けが違うということもある
まず点火時期の確認、ともに少し遅れていたので合わせたが変わらず
コンタクトブレーカーをテスト品に交換し乗ってもらった
(エアスクリューは元に戻して)

するとこれも症状は無く調子良し

次はピンポイントに
元のコンタクトブレーカーに戻して
#1、4用のポイントとコンデンサーを交換しおのおの試乗してもらおうとした矢先
雨が降り始めた....

乗って確認が必要な作業、雨が降っては続けられない
かといって工場は預かり車両が許容量居て預かれない
雨雲レーダーで確認すると30分くらいは雨が降らない
お客様の家は店から15分くらい
コンデンサーだけテスト品に替えて後日仕切り直しすることにした。
帰ってからインプレをメールするように言って慌ててお帰り頂いた。

その後のメールで調子は良いと
ただし#1のプラグが濃い目という
次回来た時にコンデンサーを新品に交換し
エアスクリューの調整で対処しよう

サービスマニュアルにエアスクリュー開度:2回転戻し
と書かれているがそれで終了でなく
そこからスタートということ
回転が上がり、等間隔で爆発するところを探す
また乗ってみてスムーズに回転が上がることも大事
場合によっては4か所ずれることもある
CB350Fのように4本マフラーだと楽ですね1本ずつ音が聞ける


本日の天気はというとどんより曇り空
雨雲レーダーを見ると微妙な感じ
一昨日預かった車両の試乗をすることに
来るときにすでに降られているので万一の時もご容赦いただけるだろう
と出掛けて

案の定降られた
局地的に降っているようでどうにもならない

とりあえずこちらの車両を先に手を付けることにする


ミラーが片方無いのは

ミラーをぶつけた角度が悪く、左スイッチのブラケット部に亀裂
車検では左右のミラーが無いと通りませんから
スイッチ交換か

エアクリーナーは.....
1万Km走っていますかぁ

合掌!ち~ん!!


これじゃぁふんずまりで調子悪かろう

続く

ダンパーブッシュ外しでひと騒動

2020-07-25 23:18:00 | ノンジャンル
今日11時予定で車検のご予約を受けていた茨城県のお客様
足立区では9時過ぎたころから雨が降り始め結構ひどい降りになってきた
慌ててお客様の携帯に電話するも出ないので出発済みの様子
留守電を解除し待っていると10時ごろお客様到着


聞けば出る時は薄日が差していて、常磐道の柏あたりから降り始めたようです。
もう少し早ければ守谷SAで雨宿りできたのですが残念

この時期は雨雲レーダーを都度チェックしながら動かないと危険ですね

午後からオイル交換の予約があったが土砂降りのため延期


先日のフロントハブの動画
遅くなりましたが詳細をUPしましょう

バフ掛け依頼で前後ハブとブレーキパネルを預かった
共にベアリングは付いておらず
ディスタンスカラーとリテーナーはバラで付いてきた。

うかつだったのはこの時に念のためベアリングを打ち込んでみて確認すべきだったのだが
「外れていてラッキー!」程度にしか思っておらずこれがのちに悪夢となる

念頭にあったのがダンパーブッシュ外し
これまでよっぽどのことが無ければ外さずに表面処理をしていたが
クライアントの意向もあり、またよく見ると叩いて潰れている


実際、このブッシュは自分では外したことが無く
今まで純正仕上げで表面処理をする際に業者さんに依頼していた。
その業者さんはこれまで依頼しているハブが山ほどあるがいまだ帰ってこず
今回は使う訳にいかない
バフ掛けだけなら地元の業者さんで十分
自分でダンパーブッシュを外すことにした
お客様の問い合わせには「ゴム部分をドリルでもんで外側のカラーだけにして金ノコの歯で1本線を入れれば外れるよ」
とは言ったものの設備があるので別のアプローチをしてみる
手ごろな長いナットがあったので旋盤加工しワッシャーとともに溶接して上に引っ張り上げようと考えた


ちぎれて終了

そこで秘密兵器を投入
翌日アマゾンで届いたのは

エアソー



おぉ調子いいですね
「パキッ!」

折れました

スペアのブレードを注文し、翌日仕切り直し
アマゾン最高~引きこもりには助かります。
切れたかな~といったところでセンターのカラーにボルトを溶接して
引っ張り上げます

にゅるにゅる~

外れた~

がしかし
切りすぎちゃった

これにブッシュを入れてお客様に返すわけにはいかないので
別のハブを探すことに

先ほども書いたが手持ちのハブはみんな業者に出してしまったのでストックが無い

リアホイールを発掘してきて、ばらしてハブを使おう
今回は盟友ドリームワークスさんに相談
(ドリームワークスは屋号だが廃業しているので彼のハンドルネームとして使うことにした)
彼はものすごく性能が良い、とんちが利くというか
自分では思いつかないような方法を提案することが多い
彼が言うには
フライスにセットして切削して線を入れる
または、大きなタップで外側のカラーにねじを切り専用のナットで引っ張り抜く
試案の結果、後者の方法でいくことにした

センターのカラーとゴムの除去
センターのカラーにタップでネジを切り

ベアリングリムーバーで引っ張り

はい抜けた

残ったゴムはカッターで除去

外側のカラーにねじを切る巨大なタップは持っていないので
ドリームワークスさんに外注依頼
彼の勤め先はものづくりの会社なので何でも揃っている
ただし、仕事の合間にやってもらうため時間の無理は言えない

帰ってきたハブに、作ってもらった専用ボルトを使い...

おっしゃぁ外れた


今後のために自分のところでできるようにタップとハブの固定治具を作っておかないとですね

ブッシュが外れてやっと
表面のクリアー塗膜を除去するため
塗装剥離の業者に発送

戻ってきたら
バフ仕上げのために研磨工業所へ発送
出来上がってきたのがこれ

きれいになりました。
ブレーキシューの当たり面の錆が気になるので内燃機屋で研磨



さぁ組みましょう

まずはリアから
ブッシュの圧入

次にベアリングを組んでリアは完成

フロントのリテーナー側のベアリングを打ち込み
ディスタンスカラーを入れベアリングを打ち込もうと思ったら「するっ」といこの動画の通りです。


[[youtube:r-2WHpKvthg]]

別のフロントハブを探すのにホイールからばらして使用

緩くないかベアリングを打ち込み確認済み

塗装剥離へ




この後、研磨工業所へ

最初に失敗したリアハブですが念のためベアリングを打ち込むと見事ゆるゆる
前後とも緩かったのですね
最初の確認を怠ったのが無駄な手間、無駄な浪費、お客様を大幅に待たせてしまう原因となってしまった。
海より深く反省せねば



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今週の車検車両2

2020-07-24 23:38:00 | ノンジャンル
キャブレターのオーバーフローのチェックを行い


新品バッテリーは最後にセットアップするとしてテスト用バッテリーを装着し
エンジンに火を入れる前に強制潤滑でクランクを回す

2年間放置していますからオイルは落ち切っています
このままクランクを回してしまえばメタルに傷が付く(ドライスタート)
実はこの車両は購入したときにはフルレストア済みのショップの長期在庫車だったようで
心配なお客様が購入後当店に持ち込み再O/H依頼
その時にメタルがすべてかじっていた
たまに忘れたころにエンジンを掛けていたのだろうがオイルが落ちたままでいきなり火を入れれば金属同士が擦れて傷が付く、そんなことを続けていれば傷だらけにもなろう
オーナーさんはO/Hに合わせZIP-STARTの取り付けを依頼された。
もう10年も前の話です。


※すでに販売はしていません、会社も無くなっています。

プラグをすべて外し、シリンダー内に浸透潤滑剤を噴霧
メインスイッチの「P」で作動するようにしてあり、いざON
ZIP-STARTのシリンダー内のオイルがオイルラインに流れ込みます。
それに合わせポイント側でレンチを使いクランクを回します。

その後にエンジンを始動
いとも簡単にエンジンは掛かりました。
エンジンが掛かったので

次は足回り
前後タイヤは購入時からのもので
2010年製、保管が良いのでしょうオゾンクラックは無し


依頼事項で交換です。

フロントブレーキはゴムパーツの交換時期の4年目なので全バラ洗浄


明日には完成させて週明けに車検場です。




もう一台の車両は全く手つかず
試乗に出ようにも昨日今日と天気も悪い
依頼内容から高速道路の試乗があるため確実に雨が降らない日までお預け


さらに来週分の車検車両が明日入ってくるので相変わらずオーバーフロー状態

夏休み休めるか?