このようなメールを戴きました
(お客さまデータは伏せてフォーム全文掲載)
「お名前 XXXX
メールアドレス:XXXXXXX@XXXXXXXXX
車種:CBX400F
内容:フロントフェンダーをとめるボルトのサイズが知りたくメールさせていただきました。
汎用のボルトで取り付け可能なのでしょうか。
大変お手数ですが回答していただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。
※お名前(フルネーム、件名にもお書きください。ハンドルネーム、匿名不可)、
メールアドレス、車種は必ず記入願います。
記入のないお問い合わせには回答致しません。
サービスマニュアル、パーツリストを見れば解るような内容も返答しない場合がございます。
また、内容はわかりやすく詳しくお願い致します。
(変な小文字を含んだ文章はご遠慮ください)」
返答としては
まず最初の問い合わせには、問い合わせフォームの※印にパーツリストを見れば分かることに当てはまりますので返答はスルーします。
次に「汎用のボルトで取り付け可能なのでしょうか。」に関しては
もちろん可能です。
通常は上記ですが、今回は詳しく説明しましょう
ボルト類の長さについて
これはとても大事なこと
長すぎても短すぎても問題あり
何故か?
短すぎてねじ山の掛かりが浅ければオーバートルクで締めてねじ山の損傷に繋がります。
長すぎればねじ穴の奥に当たり締りきらない、またはそれ以上入らないのですから無理に締めればねじ山の損傷、奥の部分が抜けてしまうなどが考えられます。
人間の締め加減は基本締め気味、
正規の長さのボルトで正規のトルクで締めるのがセオリーです。
では長さは何処で見る?
付いていたボルトと同じ長さのものをさがす?
いえいえ意外と変なボルトに変わっていること多いのです。
CB400FでもCBXでも30年以上前のバイク
その間にいい加減に交換されていることは当たり前のようにあることです。
ご注意ください
基本パーツリストを見てください
特殊ボルトで無い限り基本長さは記載されています。
情報の宝庫ですよね!
または不本意ではありますが
当店NetShopで調べる
ただしこの場合のボルトはフランジタイプのM6x16mm
汎用品では15mmとなってしまうので1mm足りないということです。
ホームセンターなどの汎用ボルトは使用には問題ありません
※ステンレスボルトの場合はかじり易いので注意したい
特にステンレス同士はドライで使用するとリスクは高いです。
また、スチールほど粘りませんから力が掛かりあるところで破断する可能性があります。
また、膨張率も違いますから熱がかかって緩んだなんて話も少なくありません。
当店でカスタムしていた頃はブレーキ回りには一切ステンレスボルトは使いませんでした。
各マテリアルで性格はさまざま理解出来ている人なら良いですが
注意したいところです。
また形状も注意して欲しい
本来フランジ形状の部位に六角ボルトを使うならワッシャーを入れる
キャップボルトを使うときも同様、座面が少なくなるので緩みやすくなります。
そのようないろんなメリットデメリットがあるので
注意してください。
この仕事をしていてよく見るのは
手元に正規に長さが無くておっつけで他のサイズのものを使う
ねじ山が舐めて、ネジの掛かりは浅いが長めのボルトで軽~~~く締めてあったり
CB400Fではお約束状態ですが、右ボトムケースのフェンダーとキャリパーステーを共締めしているボルト
正規の長さのボルトを使うと着脱にホイールを外す(ずらす)必要があり、短いボルトに変わっていることが多いのですが
キャリパーステーも共締めです、ブレーキのたびに応力が掛かる部分
「ねじ山の掛かりが浅いのは怖いなぁ~」と考えますので
点検等で来た車両で短いものが使われていると大概交換します。
たかがボルト(ネジ)、されどボルト(ネジ)ですね。
(お客さまデータは伏せてフォーム全文掲載)
「お名前 XXXX
メールアドレス:XXXXXXX@XXXXXXXXX
車種:CBX400F
内容:フロントフェンダーをとめるボルトのサイズが知りたくメールさせていただきました。
汎用のボルトで取り付け可能なのでしょうか。
大変お手数ですが回答していただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。
※お名前(フルネーム、件名にもお書きください。ハンドルネーム、匿名不可)、
メールアドレス、車種は必ず記入願います。
記入のないお問い合わせには回答致しません。
サービスマニュアル、パーツリストを見れば解るような内容も返答しない場合がございます。
また、内容はわかりやすく詳しくお願い致します。
(変な小文字を含んだ文章はご遠慮ください)」
返答としては
まず最初の問い合わせには、問い合わせフォームの※印にパーツリストを見れば分かることに当てはまりますので返答はスルーします。
次に「汎用のボルトで取り付け可能なのでしょうか。」に関しては
もちろん可能です。
通常は上記ですが、今回は詳しく説明しましょう
ボルト類の長さについて
これはとても大事なこと
長すぎても短すぎても問題あり
何故か?
短すぎてねじ山の掛かりが浅ければオーバートルクで締めてねじ山の損傷に繋がります。
長すぎればねじ穴の奥に当たり締りきらない、またはそれ以上入らないのですから無理に締めればねじ山の損傷、奥の部分が抜けてしまうなどが考えられます。
人間の締め加減は基本締め気味、
正規の長さのボルトで正規のトルクで締めるのがセオリーです。
では長さは何処で見る?
付いていたボルトと同じ長さのものをさがす?
いえいえ意外と変なボルトに変わっていること多いのです。
CB400FでもCBXでも30年以上前のバイク
その間にいい加減に交換されていることは当たり前のようにあることです。
ご注意ください
基本パーツリストを見てください
特殊ボルトで無い限り基本長さは記載されています。
情報の宝庫ですよね!
または不本意ではありますが
当店NetShopで調べる
ただしこの場合のボルトはフランジタイプのM6x16mm
汎用品では15mmとなってしまうので1mm足りないということです。
ホームセンターなどの汎用ボルトは使用には問題ありません
※ステンレスボルトの場合はかじり易いので注意したい
特にステンレス同士はドライで使用するとリスクは高いです。
また、スチールほど粘りませんから力が掛かりあるところで破断する可能性があります。
また、膨張率も違いますから熱がかかって緩んだなんて話も少なくありません。
当店でカスタムしていた頃はブレーキ回りには一切ステンレスボルトは使いませんでした。
各マテリアルで性格はさまざま理解出来ている人なら良いですが
注意したいところです。
また形状も注意して欲しい
本来フランジ形状の部位に六角ボルトを使うならワッシャーを入れる
キャップボルトを使うときも同様、座面が少なくなるので緩みやすくなります。
そのようないろんなメリットデメリットがあるので
注意してください。
この仕事をしていてよく見るのは
手元に正規に長さが無くておっつけで他のサイズのものを使う
ねじ山が舐めて、ネジの掛かりは浅いが長めのボルトで軽~~~く締めてあったり
CB400Fではお約束状態ですが、右ボトムケースのフェンダーとキャリパーステーを共締めしているボルト
正規の長さのボルトを使うと着脱にホイールを外す(ずらす)必要があり、短いボルトに変わっていることが多いのですが
キャリパーステーも共締めです、ブレーキのたびに応力が掛かる部分
「ねじ山の掛かりが浅いのは怖いなぁ~」と考えますので
点検等で来た車両で短いものが使われていると大概交換します。
たかがボルト(ネジ)、されどボルト(ネジ)ですね。