手前味噌ですが...Ⅳ

11/8日発売　Ｕ4（Ｕｎｄｅｒ400）㈱エルビーマガジン社刊
の「ミドル史に名を刻む名車たち」はＣＢＸ400Ｆが取り上げられます。
コレクションホールの車両を4ページにわたって詳細に紹介しています。
不肖、当店も取材を受けました。良かったらチェックしてみてください。

時節柄

10月に入ってすでにエンジンのＯ/Ｈが入り始めて
お預かりも一ヶ月以上先の予約になりつつあります。
当店はメンテナンスショップとしてエンジンの仕事、レストアをメインに行っている為
梅雨時、冬場の乗らない時期が忙しくなります。
ただ、最近、雑誌の取材を受けることが多くなり、問い合わせも増えてしまい
仕事が進まないことが多くなり、結果お時間が掛かってしまいご迷惑をおかけして申し訳なく思っています。
また、お問合せいただいた返事やメールの返事をうっかり忘れることも多くなってきました。（歳のせい？）万一、返事が遅いな～と思ったら遠慮なく連絡をください。

エンジン室も広くない為、1基ずつの作業になります。
（あまり広いと空調も効きませんから...節約節約）

祝！ホンダタイトル奪還！（motoGP)

motoGP　10/29最終戦バレンシアＧＰ
最後の最後に奇跡は起きました！
前回ポルトガルＧＰでランキングトップのままで走行中あろうことかチームメイトの転倒の巻き添えをくってリタイヤ　
ヤマハのＶ．ロッシに5ポイント差でトップを奪われたＮ.ヘイデン
がしかし、最終戦で思わぬ結末が....詳しくはホンダのＨＰをみてね

http://www.honda.co.jp/WGP/race2006/rd17/report/
また、来期は中野真矢がホンダ(コニカミノルタ）に移籍、活躍が楽しみです。
「中野王子がむばれ！！｝
http://www.shinya56.com/iseki.html

安易なメッキにご注意！

当社のセルモーターのO/Hキットを購入していただいたお客様より
組み立てたらセルが廻らないとのご相談、
思い当たる部分をチェックしてもらっても解らず、送ってもらってチェックしたところ
クロームメッキをかけた部分が太ってしまってケースとボディが斜めになり
シャフトがケースに干渉して動かなくなっていた。
以前、クラッチカバーでも話しましたが、クロームメッキを掛ける場合部位によっては注意が必要です。（クリアランスの管理をする必要がある部分はマスキングをするなどの対応をして欲しいものです、膜厚分太ります）

↑クロームメッキをかけたボディ

↑STD

↑ボディが外に太って、カバーが内側に太って、普通に入らない状態です。

↑STD（別件ですが）オイルが侵入してブラシ側のカバーまでドロドロになっています。

↑普通に入るわけが無いですね。

Fブレーキキャリパーのメンテナンス

CB400Fのキャリパーは現行車のキャリパーとは違い
ピストンがパッドの奥でシールドされています
キャリパーはブレーキ使用時にパッドから伝わり熱をもちます、冷えたり温まったりの繰り返しで結露したり、パッドの隙間から進入した湿気（水分）などで
ピストンに錆が発生したり、パッドの外周が錆びたりで動きが悪くなります。
定期的に分解、掃除をしてあげたい部分です。
使用するグリスは必ずパッド専用グリスを使ってください、普通のグリスでは熱で溶けてパッドのほうに染み出したら大変です。油分の染み込んだパッドはパーツクリーナーで洗浄してもダメです（使用不可）
命に関わる部分です正しい方法できちんとメンテしたいものです。

ピストンの周りには異物がいっぱい！

これじゃぁ、スムーズにスライドしないです。

ほら、きれいになった！あとはパッドの掃除、必要な部分にパッドグリスを塗って組んで完了です。