Maintenance SHIOHOUSE

■SHIOブログ■
「店主の独断と偏見でつづる個人的な日誌」

GW中の営業について

2013-04-29 13:11:00 | ノンジャンル
ゴールデンウイーク中はフル営業
4/30~5/5(日)
※5/6(月)のみツインリンクもてぎのパドック裏フリーマーケット会場にて営業中
、車両展示のみ

店頭にて部品購入の際は事前にNetShopにて注文頂くか、お電話かメールで在庫確認お願いいたします。
(点数が多い場合はEメールでお願いします。s-bikers@d4.dion.ne.jp)

期間中、ヨシムラレーシング手曲げストレートサイクロン(プロト、Sタイプサイレンサー)が付いた、自家用車を店頭に置いておきます。
頃合を見計らって音出しも行います。
(住宅地の真ん中なのでそんなに大きな音は出せません、軽くスナップする程度になります、また頻繁には出来ませんからお客様の集まり具合で行います。)





5/6のツインリンクもてぎで行われる「グッドオールディズ」では
スポーツ走行でMORIWAKI ZERO X-1


イベントの最後の先導付き体験走行では
自家用車のCB400F、ヨシムラ管付きで走らせます
それもRタイプのバッフル付きです。
ストレートで高回転まで回したエキゾーストノートをお楽しみください
体験走行は当日でもエントリーできますから
走りながら真後ろで音を聞くことも出来ますね

また、車両は
ZERO X-1は39パドックに
CB400Fヨシムラ管付きはフリーマーケットブースに
展示しています。
折りみてウオーミングアップ場で音出しを行います。

今日も昼の開店と共にマフラーを見に数名お越しになりました。
「ヨシムラ」ブランド恐るべしですね。


バッフル

2013-04-22 10:22:00 | CB400F/350F
先週末(20,21)は悪天候の中、雨の降っていない時間帯に
多くのお客様にお越しいただきました。
もちろんお目当ては「ヨシムラ管」
ご予約いただいているお客様もはるばる茨城県から現物を見にお越しいただきました。
中には、音出しのときに携帯で動画を撮ってるお客様まで
どこかのサイトにUPされているかもしれませんね

車検でお預かりしたお客さま
来たときにマフラーからカラカラ音がしている
バッフルが割れていました。
抜いてみるとパンチングパイプと蓋も溶接がはがれてしまっています。

バラバラ状態、マフラー内径とバッフル外径が合わず振動で遊んでしまい
結果、割れてしまうわけですね
かといって汎用品の為小さめに作られたバッフルはどうすればよいか?
今回使われていたのはキジマさんの製品

製品の説明にも書かれていますが、
「マフラーの内径に合わせて加工して装着してください」
ゆるい場合はどうすればよいか?
お皿の外周にキッチンテープでも貼り付けるか?
熱ではがれそうなので定期的に貼りなおさないといけないかな
グラスウールをもっとたくさん巻いて、装着時ぎゅうぎゅうに押し込んで入れるようにする
ウールは使用していると飛んでしまいますから、定期的にメンテナンスする
そんな感じでしょうか
もしくは同じキジマさんの製品でちょっとお高いですが

こちらならウールが太くて良いかもです。

ウールがマフラー内壁に密着しているリスクとしては
発生した水蒸気で内部が錆びたときに張り付いて外れなくなるということ
そんなリスクがあることをご承知ください

今回の車両は後者のものを装着しました。

昨日、お越しになったお客さま
まだ20代のお若いCB400Fパイロット
事前電話でのアポの際に
購入したばかりだけどエンジンの音が正常なのかどうか気になるとのこと
ホンダユーザーは音に対して神経質なのは昔からよく言われていること
また、周りに同じ車両を乗っている人がいないと比較が出来ない
それこそ、週末にお越しになればタイミングが合えば他のお客様と比較も可能です。
いざ到着してみると
ラージ?ミドル?バッフルが入った集合管でやたらうるさい
「あぁ、これでは診れませんね~(笑)」
「自分でももっと音を小さくしたいのですよ、なんか乗りにくいのもこのバッフルのせいですか?」

「それだけ穴が大きければうるさいし、トルクも無くなり乗りづらいでしょう」
一応、ウエスで塞いでエンジン音を確認すると音は問題なし
バッフルに関しては
当時風味のものをご用意しています。
排気量や好みでセンターパイプ径を何種類か用意しています。

64Φ用バッフル外径は60Φ
ナット部分はボルトが緩んでも落ちにくいようにロックナットを使用しています。
センターパイプ径は3種類
20Φ:某集合管のスタンダードサイズですね。
23Φ:ノーマル排気量はこれが限界、これ以上太くすると低域のトルクが減少します。
25Φ:ボアアップエンジン専用
23Φ、25Φはレース用です。(音量が大きい)
どのように選択すればよいのか?
音と性能のバランスなんです。
穴が大きくなればなるほど
抜けが良くなり=高回転で◎
マフラー内で背圧が掛からなくなり=トルク減少=低回転域×
音量も大きくなります。

簡単に言いますと
音よりも街中での乗りやすさを重視するなら細い方が乗りやすい
低回転域で乗りにくくても高回転域を優先させたい、
または音が大きければ性能はどうでも良い人には太いもの
ある程度両立させたければほどほどの太さ
こんな感じで考えれば良いでしょう。

しかし装着してみないと比較は出来ないもの
そんな人の為に試着品をご用意しています。
20Φ、23Φ、25Φの3種

当店のバッフルを購入する前提であれば
自分で付け替えて音の確認が出来ます。

今回のお客様もヨシムラのプロトのマフラーの音を聞いた上で
近い音量の23Φを購入されました。

ヨシムラでも今回のマフラー製作にあたり数本の形状の違うバッフルでテストしていました

音質に対するこだわりを感じます。
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すわ!ペトリオットか!?

2013-04-20 20:13:00 | CB400F/350F
昨日、ヨシムラへ向かう際に
東名高速走行中、反対車線(上り車線)にやけに自衛隊車両が多いなと感じていた。
帰り道、上り車線を走行中
やはり自衛隊車両が走っている中に
おぉぉぉぉぉぉ!!!「PAC-3(ペトリオット)」か!?
いや、「中SAM」じゃないですかぁぁぁ!
(03式中距離地対空誘導弾)
それも、積んだトラックが何台も走っています!!


有事の際の首都防衛の為に集結中か???

いえいえ「334高射」と書かれています。
千葉県千葉市の「第334高射中隊」ですから
演習を終えて帰るのでしょうか

ドキドキしちゃいました。


さて、先日のヘッドライトステーがひん曲がったCB400Fの車検車両
追加画像です。
スイングアームのO/H
ピボットカラーを抜いてみると…

「赤い!」

内部の古いグリスを洗い流してみると

やはり「赤い!」

ダストシールキャップのリップが破れていました。(薬指先端あたり)

センターの穴からも水は進入します。

雨ざらし車両、ツーリングなどで雨天走行後はメンテナンスしておきたい部分です。


酷い段付きは無いので交換はしないで済みました。

ブレーキパネル、チェックすると…
居ない!居ないじゃないですか!!

ワッシャーが居ない!
ライニングが動いちゃいます。
危ない危ない

何気にリアフェンダー裏側を覗くと…
「なんじゃぁこりゃぁ!」

テールライトのハーネスがガイドを通さずショートカット!
「せっかちにもほどがあります!!」(怒)
たるんだところにリアタイヤで擦ったらどうなるか?

テールランプの不調も依頼事項の一つ
点かなかったりするらしいが

これではねぇ
社外品ですね
進入経路はコードのあたりと推測

パッキンも薄っぺらで形も悪く貧弱

純正の小型テールと比べてみましょう

作りがまったく違います。内部には反射板も付きます
「STANLEY]の文字は伊達じゃないですね。

コードも

左:社外、右:純正
スプリングとゴムパッキンの間にワッシャーが入っています。
ゴムが変形して水が入らないようにです。


パッキンもしっかりしていてここからの水の浸入も防げます。

コードも新しいものに替えて、正規の通し方に直して

スッキリ!!

特報!

2013-04-19 19:23:00 | CB400F/350F
本日、ヨシムラを訪れて
貸し出し車両を引き取ってきました。
わざわざ出向いていったのには理由があり
先日のイベントの際に食堂にある歴代レーサーを良く見てくることが出来なかった
(存在に気が付いたのはトイレに行くのに食堂を横切ったとき、しかしちょうど昼休み、大衆の前で覗き込んだり、写真撮ったりはいかがかと思い、かつもう次の予定の為に移動を余儀なくされていた為断念したのです)







レーサー好きには堪らない空間です。

さて、肝心なCB400F
今回ヨシムラさんのはからいにより
レーシング手曲げストレートサイクロンを貸していただけることになりました。
っていうか、装着されたまま一時帰宅となったわけです。

もちろん店頭に置いておきますのでご覧になることも可能です。
また、不定期ですが音出しも行います。
ただし、こんな住宅地の真ん中ですから
静かな方のバッフル(S)で、短時間となります。

これが斜めのパイプの裏側に付くシリアルプレート

プロトなので「000」です。

すでに初期ロットの50本は予約受付終了
現在2次ロットの予約受付中とのこと
やはり「ヨシムラ」のブランド力は大きいですね~

現在思案中なのが5/6にツインリンクもてぎで行われる「グッドオールディズ」に持っていって展示
また、最後の先導付き体験走行で走らせればストレートでけっこう引っ張れるかなと思います。
高回転でのエキゾーストノートも聞きたいでしょう?

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当時モノ(中古)キャストホイールのリスク

2013-04-18 20:24:00 | CB400F/350F
CB400Fの車検のご予約のお客様から
車検時に装着したいので
ペイント依頼ということで送られてきた
キャストホイール


おぉ!メルバですね!
懐かしいですね~~

ウエットブラストのようですね
ビカビカです。

しかし、
古いキャストホイールには罠がいっぱい
安易にそのまま塗装に出すなんてことは出来ません。
しかるべきところをすべてチェックしなければいけませんね

まずは目視でチェック

なんだろう!?スポークの根元の割れ!
鋳物とはいえ巣とは違いますよね~

リアホイールのベアリングが入る部分には…

これはまさしくBEETキャストでもおなじみですが
ベアリングがゆるいからポンチを打ってある???

ではベアリングを入れてみましょう
<script language="JavaScript" src="http://www.magicalmaker.com/js/mm.js.php?upwh=1812528-1366285161m-320-320"></script>

はははh…ゆるゆるでした。

ってことは反対側は…
<script language="JavaScript" src="http://www.magicalmaker.com/js/mm.js.php?upwh=1812528-1366285336m-320-320"></script>

やっぱり…

この場合、ホイール側の加工が必要です。
スリーブを製作し圧入、ベアリングが圧入出来る寸法に切削します。

その前に振れはどうなのか?
元々ベアリングが無い状態で送られて来ている物
たとえばオークションなどで良くある
「振れは無いと思われます。」「振れは使用できる範囲内だと思います。」
なんて書かれていたりしますが
これは出品者の主観ですから
振れが有っても出品者にとって普通であればあえて書かないこともあるでしょう
この辺が難しいところですね

まずはテスト用のベアリングを組み付けて
フロント側
<script language="JavaScript" src="http://www.magicalmaker.com/js/mm.js.php?upwh=1812528-1366285753m-320-320"></script>

う~~ん…

リアは
<script language="JavaScript" src="http://www.magicalmaker.com/js/mm.js.php?upwh=1812528-1366285841m-320-320"></script>

こちらの方が少ないですね

私的には修正して使いたいところですが
費用、時間の掛かることですから
お客様の指示を仰ぎます

皆さんも中古ホイール購入時はご注意くださいね