寒くなってきましたね~
この時期になると週末でも自走でいらっしゃる方が少なくなります。
当店の場合、お客様の年齢層は結構高く
おっさんばかりですから
寒さ、暑さにはめっきり弱いですね。
(店主も同様)
OFFシーズンに入ったところで
メンテナンスに精を出している
(メンテナンスを行う準備をしている)
お客様も多いようで
NetShopでもメンテナンス用のパーツや工具の注文が増えています。
2~3台分のストックしかしていませんから
同じ部品がかち合うと在庫切れになりお待たせする場合もございます。
また、工具に関しては在庫が切れると入荷までお時間が掛かります。
早めのご注文をお願いいたします。
しばらくメンテナンスネタを中心に展開しようと思います。
今回はチェーン調整
これも取扱説明書に書かれているように
日常点検でオーナーが行うべき作業
※取扱説明書(¥2000+TAX)はNetShopには掲載していません、大人の事情でパーツリスト、マニュアルともども裏メニューとなっています。
希望者はメールかNetShop注文時に備考欄に一言お願いいたします。
まず、
駆動系の作業を行う場合は絶対にエンジンを掛けたまま行わない
私らメカニックにとって当たり前のことでも、ビギナーは時に思いもよらぬ行動をすることがあります。
○センタースタンドのある車両はセンタースタンドを掛ける
サイドスタンドのみの車両はジャッキなどでリアを浮かせると良いでしょう
ただし、不安定な状態での作業は禁止。フロントホイールの輪止め、輪ゴムやタイラップでフロントブレーキレバーとグリップを固定しブレーキが掛かった状態にして車体が動かないようにします。
※センタースタンドはメンテナンスには有効ですね。
○チェーンアジャスターのボルトのアジャストナットを緩めておきます。
○割りピンを抜いて、アクスルナットを緩めます。
○ドライブチェーンの緩みをチェックします。
ホイールをゆっくり手で回しながら一番緩いところを探します。
(張る所と緩いところがあるのが分かると思います。)
エンジンを掛けていないとはいえ
軍手は使いたくないですね
出来れば手にぴちっとフィットした、手術用のようなビニール手袋やウレタンコーティングされた手袋などが安心ですね。
それでもホイールを回す際にスプロケットとチェーンに噛み込ませないように細心の注意を払いながら作業したいものです。
○アジャストボルトを締めてチェーンの遊びが10~20mmになるようにします。
○左右のアジャスターの目盛りをだいたいあわせます。
これでホイールを軽く回して異音が出たり、妙に抵抗がある場合は少し戻します。
(チェーンの伸び、スプロケの磨耗の可能性)
または遊びが大きい箇所が別にあればそこで再度調整します。
チェーン調整の目盛りが意外とファジーなので
当店のお勧めする方法が
巨大ノギスやメジャーを使って「数値で確認」すること
このようにスイングアームピボットボルト中心からリアアクスル中心までを測定します。
意外と目盛りが狂っているのが分かります。
手を放して左右どちらかにゆっくりと寄っていくなどの症状は
これで改善する場合もあります。
(本来メーカーでは手放し運転は推奨しておりません、気をつけて行ってください。
CBXは危険ですから絶対にダメですよ。)
※フレーム、スイングアームのアライメントの狂いの場合も有ります
左右の寸法が合って、遊びも規定値、スムーズにまわることが確認できたら
アクスルナットを締めましょう
トルクレンチを使い80~100N・M(8~10kg-m)
NetShopでラインナップしているトルクレンチはエンジン作業を中心としたLoレンジ用(10~50N・M)
車体周り用にミドルレンジも欲しいところですね
この辺はネットオークションなどでやたら売ってる、車のホイールを締める用のトルクレンチでも良いでしょう。
使用箇所にあわせて複数用意して使い分けるのが良いでしょう。
80N・Mで締めて、割りピンの穴を合わせるのに再度少し締める感じで良いでしょう。
忘れてはいけないのがロックナットを締めること
アクスルナットを締めて、終わったと思い緩んだままだと
走行中にアジャストボルトごと落としてしまうことになります。
最後にチェーンルブを塗布して終了ですね。
今はいろんな製品が売られています。
飛び散りにくいホワイトタイプのものから浸透して時間が経つと揮発して落ち着くもの
当店ではもっぱら後者
RKジャパンさんでは動画で説明しています。
http://www.rk-japan.co.jp/motorcycle_goods/special_content/
この時期になると週末でも自走でいらっしゃる方が少なくなります。
当店の場合、お客様の年齢層は結構高く
おっさんばかりですから
寒さ、暑さにはめっきり弱いですね。
(店主も同様)
OFFシーズンに入ったところで
メンテナンスに精を出している
(メンテナンスを行う準備をしている)
お客様も多いようで
NetShopでもメンテナンス用のパーツや工具の注文が増えています。
2~3台分のストックしかしていませんから
同じ部品がかち合うと在庫切れになりお待たせする場合もございます。
また、工具に関しては在庫が切れると入荷までお時間が掛かります。
早めのご注文をお願いいたします。
しばらくメンテナンスネタを中心に展開しようと思います。
今回はチェーン調整
これも取扱説明書に書かれているように
日常点検でオーナーが行うべき作業
※取扱説明書(¥2000+TAX)はNetShopには掲載していません、大人の事情でパーツリスト、マニュアルともども裏メニューとなっています。
希望者はメールかNetShop注文時に備考欄に一言お願いいたします。
まず、
駆動系の作業を行う場合は絶対にエンジンを掛けたまま行わない
私らメカニックにとって当たり前のことでも、ビギナーは時に思いもよらぬ行動をすることがあります。
○センタースタンドのある車両はセンタースタンドを掛ける
サイドスタンドのみの車両はジャッキなどでリアを浮かせると良いでしょう
ただし、不安定な状態での作業は禁止。フロントホイールの輪止め、輪ゴムやタイラップでフロントブレーキレバーとグリップを固定しブレーキが掛かった状態にして車体が動かないようにします。
※センタースタンドはメンテナンスには有効ですね。
○チェーンアジャスターのボルトのアジャストナットを緩めておきます。
○割りピンを抜いて、アクスルナットを緩めます。
○ドライブチェーンの緩みをチェックします。
ホイールをゆっくり手で回しながら一番緩いところを探します。
(張る所と緩いところがあるのが分かると思います。)
エンジンを掛けていないとはいえ
軍手は使いたくないですね
出来れば手にぴちっとフィットした、手術用のようなビニール手袋やウレタンコーティングされた手袋などが安心ですね。
それでもホイールを回す際にスプロケットとチェーンに噛み込ませないように細心の注意を払いながら作業したいものです。
○アジャストボルトを締めてチェーンの遊びが10~20mmになるようにします。
○左右のアジャスターの目盛りをだいたいあわせます。
これでホイールを軽く回して異音が出たり、妙に抵抗がある場合は少し戻します。
(チェーンの伸び、スプロケの磨耗の可能性)
または遊びが大きい箇所が別にあればそこで再度調整します。
チェーン調整の目盛りが意外とファジーなので
当店のお勧めする方法が
巨大ノギスやメジャーを使って「数値で確認」すること
このようにスイングアームピボットボルト中心からリアアクスル中心までを測定します。
意外と目盛りが狂っているのが分かります。
手を放して左右どちらかにゆっくりと寄っていくなどの症状は
これで改善する場合もあります。
(本来メーカーでは手放し運転は推奨しておりません、気をつけて行ってください。
CBXは危険ですから絶対にダメですよ。)
※フレーム、スイングアームのアライメントの狂いの場合も有ります
左右の寸法が合って、遊びも規定値、スムーズにまわることが確認できたら
アクスルナットを締めましょう
トルクレンチを使い80~100N・M(8~10kg-m)
NetShopでラインナップしているトルクレンチはエンジン作業を中心としたLoレンジ用(10~50N・M)
車体周り用にミドルレンジも欲しいところですね
この辺はネットオークションなどでやたら売ってる、車のホイールを締める用のトルクレンチでも良いでしょう。
使用箇所にあわせて複数用意して使い分けるのが良いでしょう。
80N・Mで締めて、割りピンの穴を合わせるのに再度少し締める感じで良いでしょう。
忘れてはいけないのがロックナットを締めること
アクスルナットを締めて、終わったと思い緩んだままだと
走行中にアジャストボルトごと落としてしまうことになります。
最後にチェーンルブを塗布して終了ですね。
今はいろんな製品が売られています。
飛び散りにくいホワイトタイプのものから浸透して時間が経つと揮発して落ち着くもの
当店ではもっぱら後者
RKジャパンさんでは動画で説明しています。
http://www.rk-japan.co.jp/motorcycle_goods/special_content/