ここのところCBXのエンジン不調&キャブの質問がBBS/電話問い合わせともに多いです。
特にエンジン不調の場合は「キャブが不調」と決めつけずに
いろんな要素が考えられますので
サービスマニュアルの故障診断(トラブルシューティング)を見ながらひとつずつチェックしていく必要があります。
圧縮の測定、キャブレターの同調など専用器具が必要な場合がありますので
持っていないときは最寄りの信頼できるショップに任せましょう
また、確実にキャブレターの可能性が高い場合
きちんと調整ができているか?から始めてください
パイロットスクリューはマニュアル通りの戻し回転数に合わせて終わりではなく
そこから1キャブごとにいいポイントを探る必要が有ります。
キャブレターは複数のジェットの組み合わせで守備範囲が異なります
アイドリング近辺:スロージェット、パイロットスクリュー
中域:ジェットニードル、ニードルジェット
高域:メインジェット
どれか一点いじるだけでは各域の中間がおかしくなることも(つながりが悪い)
不具合の出る帯域に応じて見る場所も変わります
インナーパーツに関しても肝心なジェットニードルセットが純正品は廃盤になってしまいました。(この部品は廃盤にして欲しくなかった。)
社外のリペアキットも各社から出ていますが、パーツの精度は純正にはかなわないのが実情です。(CBX用はよっぽど神経質の方でなければ大丈夫かと思います。)
アクセルを無理に逆方向に戻すと回転が落ちるのは良くあるので
意識して戻さないことです
回転の落ち込みは調整不良の他、エンジンオイルが合わなくても起こる場合が有ります
その辺もチェックしたいところですね
冷間時と暖まってからの回転の差は完調のエンジンでも有ることなので
充分に暖まった状態でアイドリングは合わせて(回転数はマニュアルに載っていますね、状態によっては高めの方が良い場合が有ります)
冷間時はアクセルで合わせながら暖まるまで待ちましょう
※ただしオイルが固い物が入っていたり、エンジンの内部の状況によっては
その差が非常に大きい場合が有ります。
雑誌のキャブレター特集で細かいトラブルシューティングが出ている場合もありますので参考になるかと思います。
ダイヤフラムの不具合、チョークバルブの不具合、元々腐食がひどい物を掃除して見えない通路に異物が残っていたり(人間で言う血栓みたいに)
不安要素は幾らでもあります
キャブレターの構造をよく見て各部きちんと作動しているか?ゴム部品はちゃんとしているか?マニュアルを見ながら再度チェックすることを薦めます
マフラーエンドのカーボンがさらっとしていなく、タール状になっているとの質問がありましたがオイル上がり、下がりだと思われます。
今までに何回かUPしていますがシリンダー内面の不具合でもオイルは噴くものです。
あまりにひどいようならまず本体のメンテナンスを優先することをお薦めいたします。
※排気ポートがオイルの燃えたカーボンでやたら狭くなっていたエンジンもいままでに有りました。
特にエンジン不調の場合は「キャブが不調」と決めつけずに
いろんな要素が考えられますので
サービスマニュアルの故障診断(トラブルシューティング)を見ながらひとつずつチェックしていく必要があります。
圧縮の測定、キャブレターの同調など専用器具が必要な場合がありますので
持っていないときは最寄りの信頼できるショップに任せましょう
また、確実にキャブレターの可能性が高い場合
きちんと調整ができているか?から始めてください
パイロットスクリューはマニュアル通りの戻し回転数に合わせて終わりではなく
そこから1キャブごとにいいポイントを探る必要が有ります。
キャブレターは複数のジェットの組み合わせで守備範囲が異なります
アイドリング近辺:スロージェット、パイロットスクリュー
中域:ジェットニードル、ニードルジェット
高域:メインジェット
どれか一点いじるだけでは各域の中間がおかしくなることも(つながりが悪い)
不具合の出る帯域に応じて見る場所も変わります
インナーパーツに関しても肝心なジェットニードルセットが純正品は廃盤になってしまいました。(この部品は廃盤にして欲しくなかった。)
社外のリペアキットも各社から出ていますが、パーツの精度は純正にはかなわないのが実情です。(CBX用はよっぽど神経質の方でなければ大丈夫かと思います。)
アクセルを無理に逆方向に戻すと回転が落ちるのは良くあるので
意識して戻さないことです
回転の落ち込みは調整不良の他、エンジンオイルが合わなくても起こる場合が有ります
その辺もチェックしたいところですね
冷間時と暖まってからの回転の差は完調のエンジンでも有ることなので
充分に暖まった状態でアイドリングは合わせて(回転数はマニュアルに載っていますね、状態によっては高めの方が良い場合が有ります)
冷間時はアクセルで合わせながら暖まるまで待ちましょう
※ただしオイルが固い物が入っていたり、エンジンの内部の状況によっては
その差が非常に大きい場合が有ります。
雑誌のキャブレター特集で細かいトラブルシューティングが出ている場合もありますので参考になるかと思います。
ダイヤフラムの不具合、チョークバルブの不具合、元々腐食がひどい物を掃除して見えない通路に異物が残っていたり(人間で言う血栓みたいに)
不安要素は幾らでもあります
キャブレターの構造をよく見て各部きちんと作動しているか?ゴム部品はちゃんとしているか?マニュアルを見ながら再度チェックすることを薦めます
マフラーエンドのカーボンがさらっとしていなく、タール状になっているとの質問がありましたがオイル上がり、下がりだと思われます。
今までに何回かUPしていますがシリンダー内面の不具合でもオイルは噴くものです。
あまりにひどいようならまず本体のメンテナンスを優先することをお薦めいたします。
※排気ポートがオイルの燃えたカーボンでやたら狭くなっていたエンジンもいままでに有りました。