Maintenance SHIOHOUSE

■SHIOブログ■
「店主の独断と偏見でつづる個人的な日誌」

手入れを怠ると.......

2006-06-30 23:55:14 | ノンジャンル
メーカーのメッキ部品の多くがローコストのクロームメッキです。
下地処理が悪くヘアラインが残っていたり、膜が薄かったりして、手入れが悪いとすぐに錆が発生します。
インナーチューブもクロームメッキの為、同じことです表面の傷や細かいピンホールなどから錆が発生します。
(その点ハードクロームメッキの再メッキ品は錆び難くなっています、空き地のユンボやブルのシリンダー部と同じメッキです。)
錆びたままにしておくとオイルシールが傷つきオイル漏れの原因になります。
また、ダストシールに挟まった砂などでインナーチューブが傷つく(縦傷)こともあるので、マメにメンテナンスしてください。
メッキ部品は研磨剤の入ったケミカルは絶対に使わずにワックス(研磨剤の入っていないもの)や防錆剤などで表面に油分を残しておくと良いです。スポークなども同様で表面を一皮剥いてしまうとその場はきれいですが後からすぐ錆び始めます。磨き用のケミカルは適材適所で選んで使うようにしましょう。

月末でパニックしていた為、また修理車両がオーバーフローしてしまった為、サボっていました。楽しみにしていた方々申し訳ありませんでした。
コメント (1)

CB400Fエンジン組み立て時の注意

2006-06-23 02:14:07 | ノンジャンル
エンジンを開けてクランクケースを閉める際に
気をつけたいことの一つがミッションのベアリング
位置決めの為のピンが入っているのですが
合わせ忘れ、動いてずれてしまって
ピンと穴が合わなかったまま閉めてボルトを締めてしまうと
ベアリングの破損、ピンの陥没
気がつかずにそのまま組んで走ってしまうと
画像のようにシャフトまで逝ってしまいます。
ケースを合わせたら、まずニードルベアリング、カウンターシャフトのオイルシールは位置を確認してよければボルトを締めましょう。
ギアの入りを確認、クランクが軽く廻るか確認して
次のステップです。
あわてずに慎重に何度も確認しながら作業を進めましょうね

ベアリングのシェルは割れ、カウンターシャフトはかじって段つき磨耗しています(再使用不可 ご臨終です)

CB400Fのブレーキキャリパーのオイル漏れ

2006-06-21 01:04:00 | ノンジャンル
CB400F/350Fでパッド交換をしていて
内部が濡れている場合、シールから漏れている可能性があります。
ピストンを少し出してみましょう(ブレーキレバーをゆっくりにぎって、ピストンが出過ぎない程度に)
表面に錆びはありませんか?そのクレーター状のところからオイルがにじみ出ます。(要ピストン、シール交換)
また、パッドのスライド面はメンテナンスされていますか?パッドがスムーズに動かないと引きずり、鳴きの原因になります。
※使用するグリスはパッド専用のものを必要な箇所に必要量使用するようにしてください。


CBXオーナーはご注意

2006-06-21 00:49:35 | ノンジャンル
CBXオーナーはご注意です
リアマスターシリンダーのトラブルが多いようです。
長期放置車でピストンの固着はあたりまえ、
普通に乗ってる車両でも
ブレーキフルードの漏れが多いです
ロッドが錆びてたら要注意
ブーツをめくるとあふれてくることもあります。
定期的にチェックをしたい部分です。
シリンダー内壁が腐食等で荒れている場合
インナーキットを交換しても漏れる場合があります。
リザーブタンク間のホースの劣化も最近増えています
このホースは絶版なので耐油ホースなどを流用して
対応してください。
出来れば車検ごとに点検(インナーキットの交換)はしておきたいですね
(昔は車検でブレーキのシール類は要交換部品だったのですけど.....)
※重要保安部品です(命にかかわります)メンテナンスを怠らないように


手前味噌ですが......Ⅱ

2006-06-17 02:07:55 | ノンジャンル
6/16発売のカスタムピープル8月号に当店が紹介されました。
コメントは編集されていて、微妙な部分もありますが、気にしないようにしてください、後半のカスタムパーツカタログにはほとんどパーツが出ていませんが、純正絶版パーツのリプロパーツに力を入れてるのでこのHPの「PARTS」を見てもらったほうが早いかもです。
電装関係に力を入れています。
当店でカスタムなど手を入れた車両はなるべく雑誌に登場させるようにしています。(カスタム内容、方向性にもよりますが.........)