きぼう屋

生きているから生きている

アンケートを実施するわけで

2008年04月19日 | 教会のこと
明日の週報巻頭言です。

***************


「アンケートよ!礼拝に羽ばたけ!?」

先週の全体懇談会にてみんなで決めましたとおり、
本日より
「愛唱讃美歌と聖句」のアンケートが始まりました。
受付にある用紙を手に取り、
記入して、
回収ボックスへお入れいただければ幸いです。

時期などはうる覚えですが、
8年ほど前にも同じアンケートを実施しました。
その動機は、
MI姉の召天だったと思います。
そして今回はYI兄の召天を受け、
互いの愛唱讃美歌、聖句を
教会として共有する必要があるという
共通認識が生まれました。

実は前回はあまり回収率がよくありませんでした。
でもあの時よりも
みんな八つほど年を重ねているから、
今度は召天という出来事も前回ほど他人事ではなく、
アンケートもたくさん集まるかなと勘ぐっております。

とまあ
啓発はこれくらいにしまして、
互いの愛唱讃美歌や聖句が共有されることは
恵み!
と思います。

これは決して告別式等のためだけでなく、
例えば主日礼拝での讃美や招詞を、
このアンケート回答から選ぶことも出来ますし、
その際、週報に
「○○兄姉の愛唱讃美歌」と載せるなら、
その讃美が
もう一つ豊かな意味を持つのではないか
とも想像します。

また例えば、
病で長く礼拝に出席できない方を覚えて、
その方の愛唱讃美歌を讃美することもできます。
ステキだと思いませんか?
しかも、
身体全てがその人に共鳴する喜びまで、
讃美において神から与えられるのではないか
と期待してしまいます。

さらに、
突然に論が大きくなるのですが、

実は私の理想の礼拝は、
(といいますか、夢のまた夢の礼拝は、)
礼拝のその場で
みんなでわいわいと
歌いたい讃美歌や読みたい聖書箇所を決めて、
牧師もそこから祈りと説教とを備えられ、
(だから牧師は相当の学びと感受性を必要とされますが・・・)
また集ったみんなも自由に証しするという、
どちらかというと静的なイメージのある礼拝とは逆の、
とても動的な礼拝です。

そういう礼拝になったら、
互いに祈って欲しいことを発表しあい、
また来ることのできなかった人の状況も分かち合って、
そこで熱く祈ることができるなあと思います。

とまあ、
しかしそこまで自由になるのは困難なことでもあり、
収拾がつかなくなることも予想できてしまいますが、

しかしアンケートは、
もしかしたら
これくらいまでの拡がりを持つかもしれません。

アンケートが祝されますように。
アーメン。