視人庵BLOG

古希(70歳)を迎えました。"星望雨読"を目指しています。
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放送大学面接授業

2008-08-18 05:33:50 | 放送大学
久しぶりに面接授業を受講した。
地球科学実習~偏光顕微鏡による岩石の観察~(専門科目 1単位) 担当:萩谷宏先生 
受講したい面接授業は倍率が高くてなかなか受講出来ない。この授業も補欠募集枠で一名空いていたの見つけて申し込んだ。
昔から偏光顕微鏡で視る鉱物写真の美しさに魅せられていた。
この授業では偏光顕微鏡の原理と基礎的な使用法、代表的な鉱物の同定の考え方、用意された鉱石の薄片で観察のポイントを教えてもらった。
(上写真)
実習に使用した偏光顕微鏡。一人一台用意されている。
顕微鏡の鏡筒の横にクロス用の偏光板が出ている状態(オープンニコル:開放)。
押し込むと(クロスニコル:直交)状態になる。

時間外でアポロ15号の月面探査での地質調査に関するドキュメンタリードラマを見せてもらい、月の生成は巨大な隕石が地球にぶつかり、マントル層の物質まで宇宙に吹き上げられ、そのチリがまた集積して出来たとする、ジャイアント・インパクト説を、地質学者が支持する理由を説明していただいたのは収穫だった。

授業時間が少ないので、岩石薄片を作る実習までにはいかなかっが、萩谷先生、そういう面接授業も考えていらっしゃるようなので、開講したら受講したいものだ。


PHS(W-ZERO3es)のレンズを接写モードにして、偏光顕微鏡の接眼部に押し付けて撮影(クロス偏光状態)したもの。
中央部のマゼンタ色がカンラン石、その上がシャチョウ石だとと思う(?)
偏光顕微鏡は万華鏡のようなきれいな映像を視ているだけで楽しい。
が、ステージを回転させて複屈折の角度等を測定して鉱物の同定することが出来る精密機械だ。
ガジェット・マニアとしては1台欲しいが値段を聞いてビックリ!

P.S.
受講初日の正午頃、海浜幕張駅から千葉学習センターまで歩いていったが、途中で迷ってしまい(15分ほどの距離、迷うような道順ではないのだが?)、あの猛暑(35度は超えていたろう?)の中を30分以上うろうろしていた。
センターについたときは、授業を受ける体力はほとんど失せかけていた(!)



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