多頭飼いすることで、一緒にお散歩できるようになればと迎えたクロ。ところが、1ヶ月たっても仲良くできず、またまた電話帳でみつけたしつけ教室(前回見に行ったところとは、別のところ)に相談してみることにした。
自宅まで様子を見に来てくださった先生がふたりを見て、コロちゃんは、クロちゃんがここのうちの子になった赤ちゃんだってちゃんと解っているから大丈夫。なので近づかないようにさせるのではなくフリーにしてみて下さいと言われた。噛み合うんじゃないかと心配したが、フリーにしてみるとお互いにガウガウしながらも、きちんとルールを守っている(本気噛みをしていない)ということが解った。
コロの態度も、やんちゃな子供を親がいろいろ教えようとしているようにも見えた。その日以来、フリーで一緒にいる時間を伸ばしたら、あっという間に仲良くなったふたり。いよいよ、一緒にお散歩の道も開けるのかと思った。
が、現実は甘くない。あれだけお外を恐っているコロが、仲間(クロ)ができたからといって、いきなりお散歩に同行するなどあり得なかった。お散歩好きなクロはどんどん外に行きたがっていたが、コロは相変わらずリードを見るとシートに走り仕事をすませ、お散歩拒否の態度を崩さない日々が続いた。
コロは長くお散歩しない犬だったためか、車以外でも恐い物が多く(人や犬、自転車、その他いろんな音に敏感)、外での適応能力に欠けている。 クロは、いろんなことに平気な子になったほしかったので、コロたちのことをみてくださったしつけ教室の先生のところに数ヶ月通った。しつけというより、犬友作りのために。その先生から、ブログを作ってみたらと薦められ、パソコンを触ったことのなかった私がブログを始めた。
といっても、なかなかパソコンを使いこなせず半年くらいは携帯から投稿していたのだが。そのブログを以前、誕生日やクリスマスの時、パパが本にしてプレゼントしてくれた。その一巻の目次で、コロを初めてクロとともに公園に連れて行ったときの記事を探すと、コロが2歳と1ヶ月になった頃だった。
その時は車で、人のほとんどいない公園まで連れて行ったのだが、シッポを足の間に隠しブルブル震えたり鳴いたりしていたらしい。その後、たまに近所のお散歩にも連れ出していたが(往復で10分程度)、↓こんな感じでパニックになることも多々あった。
その後もいろんな悩みや試練が待っていた。
つづく