柴犬多頭飼い コクマチャどん

コロクロ日記で07年に開設したブログ。15年から『コクマチャ日記』、さらに24年から『コクマチャどん』になりました。

7歳半にして、お散歩のできる犬になりつつある 3

2012-12-07 09:16:54 | 歩けない犬から歩ける犬へ

クロが来てからのコロは、近所のほんの短い距離をたまにお散歩することと、車で連れて行く広い公園内を歩くようになっていった。 その他に、たまにドッグランにも行ったが、ある日ランにあったプールで突然スイスイ泳ぎだした。え?泳げるの?と新しい発見をしたあとは、時々海に連れて行くようになった。

いつもブログを見てくださっている皆さんはもうご存じのように、真冬でも泳ぎ出すほど海が大好きなコロ。 人の来ない季節に連れて行くことにしているので、海ではいつも本当に楽しそうにのびのびと遊んでいる。(↓真冬の海でも平気で泳ぐ)

が、お散歩中のコロといえば、たとえ人の少ない公園内を歩いていたとしても、へっぴり腰で足はガクガク、何度も振り返りつつキョロキョロし、耳はクルクル回して小さな音も聞き逃さないようにしている感じ。 とにかく挙動不審歩きのようにしか見えない。そんなコロと、元気よくご機嫌で歩いているクロを連れていると、声をかけてくれる人のほとんどがクロのことだけ可愛いと言われる。当然だと思う。声を掛けようと近づいてこられるだけで、コロにとっては恐怖でおびえまくるから。

なので、クロだけ可愛いと言われるのはしかたのないことだと思いつつ、ひどい言葉をあびせられたことも。ビクビクしすぎて目がつり上がっているようなコロに、「おそがい(恐いとか恐ろしいという意味)犬だね」と言われたり、それだけならまだしも、以前ブログにも書いたが、自転車にびびるコロに、自転車で近づいてきたおじさんから「柴犬として失格。ろくな犬じゃない。捨てて飼い直した方がいい」とまで言われたことも。悔しくて悲しくて、この時のことは、たぶん一生忘れない。(自転車がこちらに向かってくるのが遠くに見え、ブルブル震えだし固まったコロ)

 

しかし、それほどまでに外にいる時のコロはビビリまくりだった。 過去記事を読んでみても、たまに楽しそうに歩けたといっては喜び、パニックになったといっては悩み…の繰り返し。そんな中、家の中にいてもパニックを起こす事態が発生。今はもうお引っ越しされたのだが、3年前、隣に住んでいた小学生の少年が友達と庭でエアガンでよく遊んでいる時があった。我が家の庭にも、BB弾が飛んできて落ちていたが、そのパンパンいう音と子供たちの声が恐くて、家の中でも鳴きながらがら走り回り大変だった。

遊びが終わりパンパンという音がしなくなっても、2時間くらい震えがとまらないコロ。以前は、家の中にいれば小学生の登下校時の声に無関心だったのに、家の中にいても敏感に反応するようになってしまった。と、同時にまたまたお外嫌いが激しくなった。

                  つづく


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