柴犬多頭飼い コクマチャどん

コロクロ日記で07年に開設したブログ。15年から『コクマチャ日記』、さらに24年から『コクマチャどん』になりました。

コロ姉さんの一周忌 (コロちゃんへ)

2019-11-29 09:10:47 | コロ

コロとのお別れから一年がたちました。桜の木の下にいるコロのところに、ちょうど庭で満開になっているアメジストセージを供えました。アメジストセージの花言葉を調べてみたら『家族愛』と書いてありました。愛情たっぷりで妹たちに接してくれていたコロにピッタリな気がしました。

昨日の夜、パパと「明日で1年なんだね」と、いろいろな思い出話をしました。コロが亡くなる1週間前、獣医さんから連れて行くのは無理でしょうと言われつつ、もともと予定していた一泊旅に連れて行ったことを2人とも本当に良かったと思っていました。旅の間毎日のように起きていた大きな発作も起こさず、大好きな海では嬉しそうな顔をしてくれました。最後にコロにしてあげられた、一番のプレゼントになったと思います。

昨年11月突然くるくる歩き回り始め、シニアさんによくある「突発性の前庭疾患」との診断を受けました。その後、くるくる回って歩くのではなく、横になったまま体がその場で長時間回転してしまう状態になり脳腫瘍の可能性があると言われました。年齢的なこともあり腫瘍が見つかったとしても手術のリスクが大きいとのことで、ステロイド注射と薬で日々を過ごしていました。夜中に何時間も回転し続けていたコロ。首はうしろに曲がったままになってしまいました。13歳になっていて体力もなくハアハアが止まらないのに、脳の信号で体が回り続けている姿を見ているのはかわいそうで、なんとか止められないかと抱いていても、上半身だけは回り続けてしまう。そんな日々でした。最期は家族に見守られながら、腕の中で少し笑ったような顔で亡くなりました。やっと苦しみから解放されてよかったねと思う反面、悲しみが止まりませんでした。(亡くなる当日の朝のコロ)

お別れした日からしばらくは、涙腺が崩壊してしまったような日々が続きました。妹たちがいるぶん気は紛れていたと思いますが、コロのそばを離れないクロを見るのが悲しくて辛かったです。 (下の部屋にいても、すぐにひとりで2階に上がりコロの前に行っていたクロ)

でも、四十九日でひとつの心の区切りがついてように感じました。そして、ただ悲しかった日々から、今まで一緒に過ごしてきた毎日を優しい思い出として少しずつ受け入れられるようになりました。(四十九日 コロの前で寝ているクロ)

1年間は行こうと決めていた、毎月のお寺の動物供養の日。お寺の木や花で季節の移り変わりを感じながら、心の中でコロと会話していました。この日はまだ紅葉には早かったけれど、今はすっかり色づいていそうです。動物供養をしてくださるお坊さんは、その時々で違ったりしていますが、今月ははじめてお会いするお坊さんでした。ご自身もずっとペットを飼われていて、時には人間の家族以上に自分に近い存在だったとのことで「今日は心を込めておまいりさせていただきました」と言っていただき、ありがたく思いました。

この1年、月命日に記事を書いてきましたが、これからは記事としてはアップしていきません。でもずっと月命日にはコロと静かに向き合っていこうと思っています。(今朝、コロにお供えしたフォトブック→【こちら】)

 

 コロちゃんへ  

コロちゃん、あれから1年たちましたね。この1年で何ワンかのお友だちもお空に旅立ちました。お空は賑やかになってきて、みんなと楽しく遊んでいるのかな。でも、こちらはだんだん淋しくなってきます。

クロちゃんはチビーズからパワーをもらって、お庭で一緒に走り回ったり、お散歩にも頑張って行ってます。コロちゃんがいなくなってしばらくはコロちゃんのそばを離れなくて、もしかしたらそのままコロちゃんのところに行こうとしてるんじゃないかって思えてしまったよ。でもきっとコロちゃんが、「まだまだこっちに来るには早いよ」って言ってくれたんだよね。だからある日から突然、座り続けることはしなくなりました。この前、クロちゃんはコロちゃんと同じ13歳になりました。お誕生日検診ではいい結果が出てホッとしています。コロちゃんが迎えられなかった14歳目指して頑張ってほしいと思っているから、コロちゃんもお空から応援してね。

マロちゃんは、もしかしたらコロちゃんがいないことに気づいていないかも。そのくらい周りのいろんなことに興味を持って、毎日を楽しく過ごしています。そして6歳になってもハイパーマロッシーは健在です。コロちゃん、なんとかしてください(笑)クロちゃんもチャロちゃんも、マロちゃんの相手をするのが大変そう。でも、クロ・チャロちゃんはおとなしいから、マロちゃんのおかげで一緒に走り回って元気で過ごしていられるのかもしれないね。マロちゃんが健康でいてくれることはありがたくて、全然獣医さんのお世話にならないでいてくれます。これからも、ハイパーマロッシーを見守りつつ、時にはお空から「いいかげんにしなさい」って雷落としていいからねっ。

チャロちゃんは、はじめの頃はコロちゃんがいなくなったことに気がついていなかったみたいだけど、しばらくしてから淋しそうにするようになりました。赤ちゃんの頃から、コロちゃんのことをほんとのお母さんみたいに思っていたもんね。クロちゃんは親分だけどコロちゃんにしていたように甘えたり寄り添ったりできないみたいだし、マロちゃんはまぁあんな感じでお姉ちゃんというよりもただの暴れん坊でチャロちゃんが相手をしてあげてる感じだし。チャロちゃんが安心して慕うことのできていたのはコロちゃんだけだったもんね。ビビリもひどくなっているけど、なるべくみんなと一緒にお出かけして、少しずつでも人に慣れてくれるといいなと思っているよ。てんかん発作、少しずつ悪くなってきているみたいだから、抗てんかん薬を飲み始めたの。お薬が効いて発作が起こらなくなるといいなと思っているよ。コロちゃんも祈っていてね。

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