拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

『ムーンプリズムパワー』で眩しく輝くトランプを発掘した

2006-05-21 21:41:55 | 漫画
机の奥から凄いの出てきた。少女漫画雑誌『なかよし』の付録・セーラームーンのトランプだ。『りぼんっ子』だった私だが、小1の頃一度だけ、可愛い絵柄のトランプ欲しさに『なかよし』を買ってしまったことがあるのだ。その頃のセーラームーンはストーリー的にはかなり初期。ちょうど5人目の戦士セーラーヴィーナスが登場する直前だった。それにしても本当に可愛いなぁ、このトランプ。52枚の中には、ちょっと不思議なコスチュームをした「プロトタイプ」なセーラームーンがいたりして結構おもしろい。画像は52枚の中から「誰もが思い浮かべるセーラームーン像」を意識して客観的に選んだものである。他に良い絵柄はもっとあるけどそれはまたの機会に(’セーラーV’の絵が可愛いぞ)。
今ではどうだか知らないが、自分が『りぼんっ子』だった頃、トランプは少女漫画誌の付録の定番だった。『りぼん』では毎年夏、8月号の付録として登場。連載中の漫画の中から4作品選ばれ、その作品のキャラの絵がそれぞれハート・スペード・ダイヤ・クローバーのカードに描かれる。カードはキャラクターの絵がメインなので数字やマークは隅に小さく描かれる。若干見にくいが付録というのはそういうものだ。選ばれる漫画作品4種類=人気のある漫画上位4作品なので、トランプがその時々の旬の漫画を表していると言ってよい。それは普通の事なんだけどやっぱりシビアだよな。さすが集英社。ちなみに、殆どの場合ハートのカードの作品=一番人気の漫画である。
残念なことに私は『りぼん』のトランプの殆どを大昔に処分してしまった。毎年付録だったわけで、全部持っていれば結構な数になったはず。でも普通トランプなんて1セットあればいいわけで。昔のトランプを今見たらきっとかなり面白いだろうに、残念ながら手元には1セットしか残っていない。そのトランプはハート=『グッドモーニングコール』、スペード=『GALS』、クローバー=『ミントな僕ら』、ダイヤ=『神風怪盗ジャンヌ』である。この年のものはハート=一番人気の法則が当てはまらないな。当時『神風怪盗ジャンヌ』はうざい程人気があったから。そう、中学の頃入っていたバレー部内でも『ジャンヌ』は大人気で、でも私はこの作品を全く好きになれず(絵は上手いとは思うけど)、部室でこの漫画の単行本が回されていてもポカーンとしてたなぁ。まさかこれもきっと私が部で孤立する遠因だったんじゃ…いやいやまさか。ていうかこの中で好きだったのは『ミントな僕ら』だけだ。大好きだった『こどものおもちゃ』が終わり、「もう好きな漫画『ミント』しかないよ」とか思ってた頃だ。本当、『ミント』ぐらいしか好きな漫画無かったな、この時期…。
今日発掘したトランプは52枚全てのカードがセーラームーンとその仲間たちの絵柄で飾られている。『りぼん』のように4分割せずオールセーラームーンキャラ。『なかよし』の事情はよくわからないが、セーラームーンの人気の高さが伺える…っていうかセーラームーンに殆どおんぶ抱っこしてたんじゃ?あ、でも『りぼん』でも絵柄が全て『ママレードボーイ』だったトランプがあったな。ちょうどアニメ化した頃。…私、自分が買ってた頃のりぼんの事ならなんでも思い出せるかも…。
今日の記事、話があっちこっち行き過ぎた感がある。軽くまとめよう。
・セーラームーンのトランプは可愛い
・『りぼん』の付録のトランプはその年の漫画の人気のバロメーター
・『神風怪盗ジャンヌ』は大人気だったが好きになれなかった
・当時『なかよし』はおそらくセーラームーン祭りだった


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3 コメント

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Unknown (快速急行元町中華街)
2006-12-14 03:26:59
セーラームーンは実写版もありましたが、神風怪盗ジャンヌもセーラームーン同様実写版もあってもらいたいです。
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イ・オ・ン (shallow)
2006-05-22 21:28:32
『イオン』はいろんな意味で衝撃でした。あの後からりぼんは少しずつ変わったような気がします(種村有菜時代到来?)。で、飽きちゃったのかな、私は。
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私は『なかよし』でした。 (may99)
2006-05-21 22:36:32
『りぼん』では、じゃんぬは好きじゃなかったけど『イオン』は好きだったよ。



でも思春期に入って自分の恋に夢中になって、少女漫画に飽きちゃった。
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