拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

情も厚く笑いの多い素敵な人達と生きていく

2014-08-29 19:03:46 | 音楽
SUPER JUNIORの新譜「MAMACITA」、リリース目前ですね。でも正直言うと30秒ぐらいのティザー映像…サビの部分だけの映像見た時はあんまり期待が持てなかった。「確かに耳に残るメロディーだけど…もっと何か…突き抜けたはっちゃけ要素があっても良いんじゃね?」って思った。勿論ヴィジュアル面ではみんな突き抜けてたけど。オッサンでしかないシウォン、特に何にもしてないのに何故か面白いヒチョル、特に何にもしてないからただのドンへでしかないドンへには特に笑わせてもらったけどね。


MVでツボった1シーン。アイドルちゃうやろ。


音は東方神起先輩が今年初めにリリースした「Something」みたいなゴージャスなスイングジャズ。おぉ…こういうのもちろん好きなんだけど…SMの先輩チームが揃ってこっち路線歩むとは…って少し複雑だったの。東方神起の時は「うぉぉ!こんな路線行くんだー!」って新鮮な驚きを持ったけど、SJだと「おぉ?お、お前らもこっちか…?」って。でも、こういう生音ぽい豪華なトラックなら、私の溺愛するリョウクことぽよよ(逆だろ)の凛とした可憐な声や、堂々としたギュの声など、ミュージカル頑張ってるチームのボーカルが映えるだろうから、ティザーだけ見てなんやかんや思うのはやめた。
で、翌日フル音源公開されたから聴いて…もう「キャ───O(≧∇≦)O────♪」だよ。これサビ以外の部分が凄く好き!そりゃティザーだけではピンとこないハズだわ。1番のBメロ、カンイン→ドンへ→トゥギさんと歌い継ぎ、ぽよよでシメる所でまず心をくいっと掴まれ、2番の出だしの結構長めなドンへソロ→ぽよよの部分で「なんて可愛いんだろう!!」って(バカじゃねーの)!リョウクフェチとしては要所要所を埋め尽くす彼のフェイクに痺れまくった。これ生で聴けるんだなぁ……。
一番好きなのは…多分ここみーんなグッと来た所だろうけど、クライマックスの、ギュとぽよよの「にーがぴーりょへ~~~」の掛け合いの直後のコレ。

‘정도 많고 웃음도 많고
좋아하는 사람들과 살아가고
가끔씩은 뒤를 돌아 봤을 때
너무 잘해왔구나 생각들 때
나도 있고 우리도 있고
기대해 볼만한 그런 미래 있고
언제라도 우린 다시 한번
더 힘을 내게 될테니’

ここ!ここまるごと好き!ここ聴いた瞬間に思い出したのは東方神起のスリスリの最後の方のユノパート(‘나와 방을 맞추고 눈을 맞추고 입을 맞추는 네가 너무 예뻐’)。もちろん聴いただけでは意味なんてわかんなかったけど、直感的に「ここは物凄く良い事言ってるはず!何故ならスリスリのあそこに似てるから!」って思った。で、実際訳したら…「SJがこういうこと歌うって燃えるなぁ~」って歌詞だな(バカじゃねーの)。
まぁとにかく…楽しみになってきたわ、SS6。アルバムも。

ぼくらはひとつ

2014-08-07 19:28:58 | 音楽
疲れていた。連日の猛暑のせいで疲れがたまっていた。だからその日、仕事は午前中に終わらせて早めに家に帰って、SHINeeのアルバムを流しながらクーラーの効いた部屋でゴロゴロしていた。皆歌上手いな。曲もいい。でも「こいつ!こいつのこの声!!」ってピンとくる、琴線にふれるような声の主がこのグループには個人的に居なくて、偏愛までには至っていない。日本のアルバムを聴いてたんだけど、クレジットみたら作詞にいしわたり淳司が居たりとか、ライムスターなどでもお馴染みの売れっ子トラックメーカー、バックロジックが参加してたりして驚いた。そのうち途中で良い感じにウトウトして自然に眠りに落ちて昼寝。しばらくしたらiPhoneの着信音で目が覚める。そのままiPhoneを寝ぼけつついじって、ついでにTwitterもチェック。……あぁ、一瞬で目が覚めたよ。あの文字見た瞬間。




「EXO-L-JAPAN」




EXOの日本の公式ファンクラブが発足したと。そしてアリーナツアーも決定だと。頭真っ白(彼らのチームカラーだネ)なったわ。EXO初のファンクラブ「EXO-L」が彼らの本国で結成されて、会員募集を始めたのが8月5日。それは「グローバルなファンクラブ」とのことで、世界中の誰もが入れるらしい。サイトにアクセスすらしてないからよくわからないんだけど、会費は無くて?アプリをスマホにダウンロードして諸々の登録をすれば会員になれるというファンクラブ、なのかな?アクセス集中しすぎて今もなかなか登録できないらしいけど、それなりに金の掛かる日本の有料ファンクラブと比べるとかなり気軽な感じのやつ。
飛ぶ鳥を落とす勢いのEXOだから、そのうちファンクラブも出来るだろうとは思ってたけど、名前がEXO-L……みんな「ダサい!ダサい!」って騒ぎながらも歓迎ムードだった。EXO-KとEXO-Mの間、アルファベット順でKとMの間にあるLをファンに見立てて「K・L・Mみんな合わせて僕たちは一つだよぉ」という意味とのこと(「EXO-Love」の略でもあるってのは本当?リーダーが勝手に言ってるだけ?)。じゃあファン達はこれから「えくそえる」って呼ばれるのか。えくそえるよろぶーん!
その時私は、日本での公式ファンクラブ発足も近いなと思った。EXO-Lは世界中の人が入れるらしいから、勿論日本人もそこに括られてるはずだけど、あの事務所が日本の有料ファンクラブ文化をスルーするはずがない。ただ、EXOの日本への戦略方針ってよくわからなくて。中国市場を重視した活動をしてきたグループだし、東方神起をはじめとする事務所の先輩達のように日本でデビューするなんて気配も無い。しかし突然、母国でもやったことないグループ単独イベントを日本で三日間も開催(主催avex)。「おぉ、ついに日本での活動が…?」と思ったら彼らは本国での活動やアジアツアーに全力を尽くし始める。途中メンバーの脱退やら熱愛騒動やらを挟み、「ルーキーっぽさ」があまり良くない意味で消え始めたりもした(私が勝手に思ってるだけ。でも少年ぽさとか無鉄砲な感じとかイケイケ感とかが溢れてたじゃないすか、ゴタゴタの前までは)。

話逸れた。そう、そのうち出来るだろうと思ったんだよ日本人向けファンクラブ「EXO-L-JAPAN」。東方神起やSJと同じ、avexが運営の。まさか本国のFC結成翌日とはね。EXO-L-JAPAN会員募集と同時に、日本ツアーも発表しやがったよ。物凄いベストなタイミング…。
今彼らが敢行中のツアー「EXO FROM. EXOPLANET#1 - THE LOST PLANET」(長ぇよ)の日本公演の噂はずっと絶えなかった。まぁ、やらないハズ無いよねと。問題は時期と会場。秋~冬か?とか来年か?とか、会場は東京だけか?でも日本5大都市回るなんて記事も見たし?蓋開けて見たら東京、福岡、大阪ですって。福岡っておい!名古屋差し置いて福岡って!裏山!時期は11月12月で、Super Show6やSMAPのドームツアー、VAMPSのツアー、安室様のツアー、ライムスターのツアーとニアミスしている。もう!なんでこんなに秋冬に集中させてくんのよ!ズラせよ!時期ズラせよ!
東京福岡は平日だから無理。大阪は12月下旬なので行ける…と思う。でもクリスマスシーズンだよ。俺、クリスマスをEXO達と過ごしてて良いんだろうか。やる事あんだろ色々と。いや、その前にチケット手に入るのか…。今年のクリスマスの大阪はSMAPも来るよ。激熱だね大阪(ついでにSS6大阪とVAMPS大阪もかぶってたっけ)。
日本公演は3箇所9公演。事務所が最近やらかしまくって、「はぁ、もう日本で稼ぐ気無いのね?」って呆れたんだけど、なんだかんだで日本市場はアテにされてるらしい。これに伴ってウルロンjapanese verとか出るのかしら。ほぼ誰も望んでない上に本人達的にも無駄な徒労になるだろうからやんないかな?日本でCD出しても韓中連合軍アイドルなんてまともにプロモーション出来ないしね?でも、日本語で歌う彼らを少しだけ見てみたいかも。怖いもの見たさ。くっろいかげがっ そっおっと目覚めっ こっの瞳がっ パッと 弾けた(やめろ)。
さあ…どうなるのかな日本活動。先輩の東方神起がもうすぐ軍隊に行ってしまい活動出来なくなるので、彼らが事務所にもたらした日本での稼ぎをキープするために、後輩達は今後頑張らざるを得ないであろう。稼ぎ頭の役割をEXOに託すのかSHINeeに託すのか(彼らも秋冬にかなりハードな日本ツアー控えてるよね)。それとも日本市場に頼らない戦略で行くのか。日本以上に優しくてマナー良くて義理堅くて金持ってる市場あんの?って感じだけど。
案の定母国のファンは怒っていた。また日本ばっかりかよ、と。初単独が日本、メンバーの誕生日も日本で過ごし、日本でファンクラブ作って単独ツアーまでやって、おまけにクリスマスライブも日本かよ、と。…まぁ、そんなの仕方無いでしょう。グループが活動するには資金が要るんだから。長い目で見たら本国ではさほど稼げないんだから稼げる場所に積極的に出向かないと(中国ツアーも精力的ですね)。それに日本は優遇されてるんじゃなくてATMとして重宝されてるだけだから。ここでの稼ぎは本国での活動にダイレクトに還元されるんだから良いじゃん別に。東方神起先輩の金かかりまくりのゴージャスなアルバム聴いた?なんであんなの出せるかわかるよね?ファンは恩恵受けられるんだよいずれ。

字面がSJのFC「ELF-JAPAN」を、ハイフンの感じがL'Arc-en-Cielを思わせる(思わせない)、EXO-L-JAPAN。怖いよね。検索したら東方神起やSJで見慣れたデザインの公式FCサイト出てきて。何の迷いも無く「新規入会」ポチッてて、気付いたら入会しちゃってた。んなバカな。初日だったし会員番号結構早かったよ。会員証は後日もらえるらしいけど、チームカラーのホワイトシルバー?のキラキラしたやつかな?今後もゆるゆると見守ります。ギョンスとチェンを中心に\(^o^)/

沼に落ちて

2014-02-24 00:32:00 | 音楽
あけましておめでとうございます。もう2月終わろうとしてますが、ことしもよろしくお願いします。

昨年末、東方神起10周年ライブビューイング観に行って、「あぁ…私は彼らが大好きだ…来年も本気で応援しよう…」と誓った。兵役を目前に控えるユノが活動出来るリミットがいつなのかわからないけど、その日が来るまでは彼らのパフォーマンスを存分に楽しみまくろうと。2014年になって早々韓国でリリースされた新作アルバム「TENSE」そしてそのリード曲「Something」は本当に傑作で、大好きな人達が最高の作品を最新作として出してくれてる喜びに心が震えた。「Something」、日韓両バージョン合わせるともう何百回聴いたかわからない。そう、今の私の心はまさに東方神起一色…

…ではない…。

自分でも何故こんなことになったのかよく分からないんだが、私は今、東方神起と同じ事務所のアイドルSUPER JUNIOR(以下SJ)に夢中である。東方神起に比べると、日本での知名度は意外とまだまだだけど、ハードコアなファンは東京ドーム2daysを満員に出来る程ガッツリ居て、海外に目を向けると結構ビックリするぐらいの規模でワールドツアーやってたりするスーパーアイドルである。当然の事を言わせてもらうと、東方神起熱が冷めたわけでは全くない。もう多分ラルクとか宇多田とか安室様とかSMAPとか、それぐらいの地位に来てるから彼らは。ただ、とにかく今は私はSJばっかり聴いてるし、DVDも観まくってる。
彼らの事を認識したのは多分2009年の春頃、例によって韓流ファンの母親経由で。初めて聴いた曲は「Sorry,Sorry」で、その時からずっと彼らへの私のイメージは一貫して「お祭り男」。その後、彼らがリリースしたリード曲達の殆どはリアルタイムでぼんやり耳にしたけど、「あぁやっぱお祭り騒ぎのグループだねー」程度の印象だった。ただ、「Mr.Simple」日本語バージョンだけは、あまりに異様な言葉選びチョイスに驚き、iTunesで落として笑いながら地味に聞いてた。でも「本格的に彼らを好きになることは無いんだろうなー」と思ってた。ただでさえ私のアイドルに対するストライクゾーンは狭いし、K-POPに関してはハード踊りまくったり、キーの高い曲を歌い叫んだりするストイックな印象の東方神起以外は長らく興味が持てなかった。だからお祭り男達は苦手とすら思ってた。
それなのに何で突然私の心に入り込んで来たのか。きっかけは、「東方神起10周年ライブで過去の曲結構やってくれるっぽいから」と、復習のために見てた彼らの初期の韓国のPV集。そこには東方神起と、彼らから2年遅れてデビューしたSJとのコラボのクリスマスソング「Show me your love」も収録されていた。「そういえばこの曲の歌詞よく知らないなぁ」と思い、和訳を知りたくてiPhoneでググってみたら、SJのメンバー、リョウクが歌ったパートの語尾が「ぽよよ」と聞こえること、そのあまりの面白さのせい?でリョウクが日本のファンに「ぽよよ」呼ばわりされていることを知った。それから私はこの曲のPVを何度も見て、気づけばリョウクことぽよよ(逆だろ)のキュートな魅力に取り憑かれていた。また、東方神起が過去に出演したSJのラジオ番組「Kiss the RADIO」でDJしてた子がぽよよだったことにも気づき、もう一度番組を見返した(スタジオの映像を公開してるラジオなので)。ぽよよにハマった私には今となっては、東方神起のベテランらしい流暢なプロモーショントークよりも、ぽよよのキュートな司会っぷりばかりに目が向いてしまった。
こうしてぽよよきっかけでSJに興味を持った私は彼らのアルバムをiTunesに一気に入れた。初期の頃の、爽やかな雰囲気は、同僚で同世代の東方神起と似てるようで似てなくて新鮮だった。東方神起よりSJの方が良い意味で軟派な感じがするな。5人時代の東方神起の初期の頃によくあった「ちょっとちょっと、禍々し過ぎますよ」って曲が無いよねSJは。基本は爽やか。でも「Sorry,Sorry」前後から、あの国独特?の中毒性高めの土臭いノリとエレクトロの要素が絶妙に混じった曲が増えてきて、「A-CHa」辺りからは少しずつ臭みが抜けてより洗練されてって、「SPY」でスッキリ大人ムード漂わせて今に至る…という感じ?まだまだ分析不足だけど。とにかく曲数多過ぎてまだ全てをしっかり聴き込んでないのよね。
大所帯のSJのメンバーの顔と名前もあっという間に覚えた。興味持つ前は太ってるシンドン以外見分けるの無理って思ってたのにね。これは大量に存在するSJのメンバー考察ブログや動画のお陰。各メンバーの来歴、性格や趣味趣向、得意分野やグループ内での役割、位置付け、他のメンバーとの関係性などをわかりやすく解説してくれてるブログや動画が本当に沢山あるのだ。「全員が歌、ダンス、ビジュアル文句無し」という触れ込みだった東方神起と比べると、華やかに見えて結構隙だらけなSJ。そんな彼らに対して容赦ない愛あるツッコミをぶつけるファンが非常~~~に多い印象。溢れる妄想力で、全力で対象をツッコミながら愛でるのって、ヲタ気質な日本人にフィットするのかねぇ。とにかく情報量が豊富なので、あっという間に彼ら個人の基本データは頭に入った。
メンバー全員のことがわかった上で、やっぱり私はリョウクことぽよよ(だから逆だろ)が好きだなぁと思った。愛くるしいぽよよ。でもルックスが盛れてる時と盛れてない時の差が激しくて、「なにそのメイクwwスタイリングも変www」ってなる時も少なくないぽよよ。グループ内指折りの歌唱力の持ち主で、ここぞという時に伸びやかで凛々しくて甘い高音を聴かせてくれるぽよよ。男だらけのSJの中で、どこかフェミニンな香りのする彼の声はめちゃくちゃ映える。歌が上手いからバラードをしっとり歌い上げる場面も多いけど、私は激しめの曲の中で可愛い声を挿入してきたり、伸びやかにフェイク決めたりして、男らしい空気を一瞬だけ甘くするぽよよが好きだな。ぽよよを知る前からよく聴いてた「Mr.Simple」も、一番耳に残ってたフレーズは「考えているだけでは何にも始まらない」「知りたい事を知るのさ限界ぎりぎりで」というぽよよパートだった。あの集団の中に居る事でキラキラ輝くぽよよ。

今の私はこんな感じ。SUPER JUNIORは沼みたいなものだ。初めは浜辺だと思ってた。ダーっと走って遊びに行ってきてすぐ戻ってこれるような気軽な場所だと。でもいざ足を踏み入れてみると、そこは底なし沼だった。ぬかるみに足をとられ、多分しばらく出られそうにない。

あ、ラルク国立は両日行きますよ。EXOは落選したのでだめそうです。

今年の曲、今年のうちに

2013-12-26 11:55:01 | 音楽
年末なので「今年の曲、今年のうちに」を今年もやります。記録として。2013年良く聴いた2013年リリースの曲達をざっと並べます。今年の前半、つーか1月~2月頃はOne Directionのアルバムをよく聴いてたんだけど、それのリリースは2013年じゃないから除外。それにしても本当にミーハーなリストね。

「Catch Me-If you wanna-」東方神起
今年はとにかく東方神起熱が再燃して大変な一年だった。この曲は韓国で2012年にリリースされてるけど、日本語verが出たのは今年だから2013年のリストに無理矢理捻じ込んじゃった。この曲以外にも今年出た東方神起の曲は好きなの一杯あるけど、やっぱ聴いてて一番燃えたのはこのケチミーだったわ。中毒性高めのビートと彼らの代表曲「RISING SUN」を彷彿とさせる大袈裟なストリングスとメロディー、そして2人の絶叫とバキバキのダンスが合わさった抵抗不可能な名曲。4曲分ぐらいのダンスの見せ場を強引に詰め込んだ振り付けもアホっぽくて最高で、ライブで見る度に鳥肌立てながら毎回発狂してました。ライブは生演奏なのでさらに迫力増してたな。世界各地をツアーでまわってる東方神起だけど、生バンドと一緒にステージに立ってるのは日本だけなんだよね。日本人に生まれて良かったわ~。今回のツアーでこの曲が終わった瞬間、ふと我に返って「と…東方神起は人を狂わせる…」と何度も思ったものです。ケチミーは末長く歌い踊り続けていただきたいよ、今後も。だから私は東方神起2人の健康を祈らずにいられない。

「Wherever You Are」KE$HA
KE$HAの新作は結構ロックっぽいアレンジの曲が多くて「へぇ…意外だなぁ~…」と思いながらもよく聴いてた。もうちょっとエレクトロエレクトロしてくれてても良かったよ。新しいのも悪くないのよ?決してね。この曲はあんまりロックっぽくなくて、聴いてて切ない気分になるので好きでしたよ。

「グラキャビ」RHYMESTER
今年リリースの新作「ダーティーサイエンス」は久々に男臭いハードな曲と、メロウな曲とのバランスが良くて飽きずに長々と聴けた。過激に楽しい「スクリーム」「ゆめのしま」「ダーティーサイエンス」辺りも大好きなんだが、のんびりムードが心地よい「グラキャビ」とか、「ノーサイド」が好きだったかな。「グラキャビ」は特に、春のホールツアーで座席に座ってまったり聴けたのがすごく気持ちよくて幸せだったなぁ。どんなライブでも座って曲聴いた記憶って無いんだけど、「グラキャビ」は「座って聴いてね~」ってわざわざメンバーが言うから座ったんだよね。素敵な時間でしたわ。

「Mirrors」Justin Timberlake
唐突にリリースされたジャスティンティンバーレイクの久々の新作より。最近俳優ばっかやってたから彼が歌手だってことちょっと忘れてたわ。時代に逆行した贅沢なソウルミュージックの数々に心を揺さぶられて聴いてて何度も泣きそうになった。アルバムの曲はどれも良いんだけど、このベタなまでにドラマティックな王道バラードが一番好き。ふと入った店とか、ラジオとかでこの「Mirrors」や、先行シングル「Suit&Tie」を不意に耳にした時は、耳に全神経を集中させて曲に浸ってた。新作収録曲は6分オーバーぐらいは当たり前の、凝ったアレンジ構成の曲が多め。「Mirrors」も、途中で呪文のように「You are,the love of my life」というフレーズが繰り返される部分で曲調がフッと変わる。そこが本当に好きなんだよ~。祖父母にささげたという、ひと組のカップルの出会いから結婚、死別、その後までの何十年の歴史を辿ったPVも何回も見まくりました。ミラーハウスでジャスティンが踊るシーンが神秘的で素敵。

「GET LUCKY」Daft Punk
「今は白人ミュージシャンが古き良きブラックミュージックを現代によみがえらせるのが世界的に流行ってるの?」と思わされたジャスティン、そしてダフトパンクの新作。ダフトパンクが生演奏でディスコって何の冗談かと思ったけど、彼らが子どもの頃愛したであろうソウルミュージックを、世界中から名プレイヤーかき集めて再現した新作って、金持ちの彼らにしか作れないですね。心地よく踊れてスペイシーハグな楽しい曲がいっぱいつまってて最高でした。

「The Phoenix」Fall Out Boy
朝の目覚めのBGMとして大活躍だった曲。なんか激しくたたき起こされてるような感じで目覚めに丁度良かったの。本当に「ビクっ!!」とするので朝から心臓に悪かったけど。

「JOY」SMAP
年末に「シャレオツ」という90年代SMAP信者ホイホイなファンキーな名曲がリリースされたが、今年のSMAPの名曲選ぶとしたらやっぱ50枚目のシングルジョイジョイ!かねぇ。曲自体凄く良いんだけどこの曲はPV素敵でしたね。流行りのフラッシュモブを取り入れ、大勢のエキストラ達と賑やかに踊ってて曲にピッタリ。SMAPのPVって印象に残る作品少ないから「JOY」の仕上がりは嬉しかった。そしてこの曲をスマスマで披露した時も、毎回凝った演出してくれてて見逃せなかった。夏祭りバージョンとか、フジテレビ練り歩きバージョンとか生放送バージョンとか…。色々あったけど一番気に入って何度も観たのはフジテレビ55周年記念バージョン。過去のフジのバラエティやドラマ、歌番組の映像の中に現在のSMAPメンバーが入り込んで「共演」しながら歌うっていう。とっても感動しました。特に今のSMAPが、昔の自分たちが出演したドラマの中に入り込むシーンや、91年のCDデビューイベントに入り込んで一緒に歌うシーン。こんな演出できるアイドルこの人達しかいませんねぇ?あと、この曲を提供したのが若手ガールズバンドの子で、彼女が「JOY」について「オリジナルスマイルみたいな曲を作りたくてと語ってて、「子供の頃SMAP聞いてた世代の子が彼らに曲を作るような時代になったんだなぁ…」としみじみしちゃった。

「AHEAD」VAMPS
超久々のVAMPSの新曲。前のフルアルバムから約3年ぐらい期間空いてたもんね、気づけば。一聴するとなんてことないいつものノリノリの曲に聴こえるけど私これめちゃくちゃ好き。VAMPSでベスト3に入るぐらい。終末を見据えて精神的にギリギリに追い詰められながらもタフにぶっ飛ばして爆走してる感じで、聴いててやたらドキドキするのよ。ていうか私はHYDEが声を張り上げて言葉にならない感じでシャウトしてるだけで5億点!(宇多丸さんがよく使う言い回し)な人間だからさぁ、「AHEAD」はイントロでもう5億点よ。ラルク活動休止中は色んなアーティストに浮気?するけど、一番好きなボーカリストはこの人…って再認識させられてしまう。

「Supernatural Love」安室奈美恵
今年の安室様のアルバム「FEEL」は名盤だった。一曲なんてとても選べない。安室様の今年の充実ぶりはつい最近ライブの感想記事で書いたばかりなのでそちら参照。アルバム全曲良かったよ!その後出た配信シングルも良かった!そんだけ!

「ひとつ」般若
新作「コンサート」より。般若のアルバムにひっそり収まってるミドルテンポな曲が凄い好きなんだけど、これもそんな感じ。ピアノをフィーチャーした静かめのトラックに乗せて自分の出自や人種問題について淡々とラップした曲。こういうのは問答無用でグッと来るな。

「CANDY」中島健人
Sexy Zoneのラブホリ王子様こと中島のソロ曲。シンディーローパーとかマドンナみたいな80’sエレポップにのせて本人作詞の激スィートな世界観が爆発する怪曲。80’sエレポップリバイバルといえば私はトミーフェブラリー思い出すけど、彼女は意図的にあのキャラと世界を演出してた。でも中島の場合は「あれ、もしかしてこいつ素でこういう奴なのかも…」と見てる人に思わせるほど、王子様キャラを全力で引き受けている。「CANDY」は甘い曲なんだけど、ダンスはキレキレで衣装は普通の爽やか大学生風ってのも絶妙なバランス感覚で良かった。ステージで王子やりながら常に笑顔と汗を振りまく中島、男の中の男だなと思いますよ。ただ今年セクゾンが出した曲は去年一昨年に比べるとあまり自分好みじゃなくて少し淋しかったな。残酷過ぎる3トップ2ボトム(+推されまくりジュニア勢)体制も疑問だし。

「HANDY MAN」Perfume
Perfumeは毎年一曲以上は「これっっっ!良いっっ!」って曲が今まであったんだけど今年は個人的にそれが無くてちょい残念だったかな?相変わらず良いんだけども際立って「これ!」ってのが無かったような。新作「LEVEL3」で一番聴いてる曲って「Spring of life」のアルバムバージョンだったりしますから(あのアルバムアレンジ良いんだよ~ランニングのBGMにぴったし)。で、「Spring~」の次に好きだったのはこの「HANDY MAN」かな。ちょっとケルト民謡っぽく聞こえるシンセがクセになる楽しい曲。

「Everybody」SHINee
今は東方神起に手一杯なので他のK-popしっかり聴く余裕全然無いし別にそれ程興味無いんだけど、彼らの後輩のSHINeeやEXOの新作PVは一応サラっとチェックしてる。SHINeeの「Everybody」はその中で結構気に入ってよく聴いた曲。先にリリースされた韓国語verを聴いた時は「あぁ、耳に残るノリの良いエレクトロねぇー」程度の認識だった。でもその後YouTubeでたまたまこれの日本語verを聴いて、Bメロの「君が奏でる笛の音が 夢を奏でる笛の音が」「僕が奏でる笛の音で」というフレーズが何故かツボに入ってしまった。すげぇ凛々しい声での「笛の音が~」が連発されてて何か笑えてきちゃったんだよね。最初は「何で笛の音連呼してんだ?」って謎だったんだけど、韓国語verの対訳みたら「ハーメルンの笛吹き男」がモチーフになってるっぽいことに気づいて「なるほどー」と。だから笛がこんなに…。歌詞がきっかけでSHINee聴くってちょっと珍しい気がする。

中居正広選曲カラオケセトリの感想

2013-05-03 16:46:26 | 音楽
早くもスマヲタの間では伝説になりつつある、4月8日のスマスマで放送された「SMAPはじめての5人旅」。「結成25周年のお祝い」として、5人だけで大阪旅行に出かけたSMAPに密着した神企画であった。5人だけでUSJで遊んだり、大阪の普通のスーパーやお好み焼き屋に行ったり、温泉旅館で泊まったりと、全編にわたってファン悶絶シーン満載だったこの企画最大の見所と言えば、温泉旅館での5人カラオケ。リーダーの中居さんがその時聴きたかったであろうSMAPの楽曲を次々とメンバーに歌ってもらい、どんどん感情が高まって最終的には号泣してしまったという…。中居選曲のSMAPの過去の名曲の数々が歌われる度に、テレビ見てたファンは阿鼻叫喚。なんかもうずっとキャーキャー言いながら見てたわ、私も。

今日の記事は、そこで歌われた楽曲についてあれこれ書いた。ちょうど最近、SMAPの過去曲について語りたい気分だったので、良いきっかけ出来たな~って感じ。ではスタート♪( ´▽`)

手を繋ごう
シングル「Moment」カップリング曲。ヒャダイン作曲のミディアムバラード。昨年のドームツアー中、「この曲では皆さん手を繋いでください」的なメールがファンクラブ会員宛に届き、「え、強制?そういうのヤダー」と、若干物議を醸したのも記憶に新しい。まぁ、ライブでメンバーに呼びかけられたらみんな素直に手を繋いでましたが。オンエアでSMAPメンバーも手を繋いで熱唱していた。酔った勢いバンザイ。

A song for your love
「SMAP016 MIJ」収録。軽く跳ねるリズムが心地良いラブソング。この曲をツアーで披露した際、中居さんと木村さんの属に言う2トップがふっと体を寄せ合う貴重シーンがあり、スマヲタ狂喜。そんな、「2トップ信者的に最高の曲」を中居さんが「この曲良いんだよー!!」と言いつつ選曲したのがまた良い。

ココニイルコト
「SMAP011 ス」収録。スガシカオ提供の、アコギ主体のスカ風リズムのシンプル曲。酔った中居さんが「ベイべ~」と合いの手を入れていた。この曲が好評だったため、「夜空ノムコウ」で引き続きスガシカオが起用されたんでしょうね。

Triangle
2005年のシングルで、平和希求バラード。個人的に「世界に一つだけの花」がそんなに好きじゃないこともあり、SMAPがメッセージ性の強い曲を歌うとなると少し構えちゃうんだけど、これは文句無しの名曲だなと思う。慎吾から各メンバーがソロパートを1フレーズずつ歌い繋いでいって、最後、一番ドラマチックな2番Bメロを木村さんが歌い上げる、ノーカット推奨の構成が素晴らしい。サビで5人の声が一つになる瞬間のカタルシス。

ひとりぼっちのHAPPY BIRTHDAY
「SMAP005」収録。中居さんが「(歌詞が)具体的だからさ~」とこの曲の泣き所を語っていた。曲名が全てを物語っている、寂しげなウィンターレゲエソング。

さよならの恋人
こちらもタイトル通りの失恋ソング。酔った中居さんの選曲は失恋ソングだらけ。というか彼の好きな初期SMAPの曲は失恋ソングの比率が多いのか。

ひと駅歩こう
「SMAP012」収録。木村、香取による、アコギのカッティングと太いベースが心地良い爽やかフォークソング。

Over flow
「SMAP015 drink smap」収録のヒップホップ曲。デビュー時の1991年から、同時代の日本語ラップのスタイルを上手く取り入れたヒップホップ曲を歌ってきたSMAP。この曲のリリース当時はリップスライムが「楽園ベイベー」で大ブレイク中だったためか、リゾート感溢れるトラックで心地良くゆるく攻める。

さよならのサマーレイン
ニューミュージック風味の失恋バラード。初々しいボーカルと玄人コーラスのバランスが素敵。

そのまま
2008年のシングル、アコギメインのしんみりとしたフォーキーなバラード。ライブでは木村さんがギター弾いたりしていた。慎吾剛によるカラオケではサビの「そのまま~あなたが~」の部分の音程がかなり怪しかった。

天国のかけら
「SMAP001」収録。80年代後半の男性シティポップな本格バラード。まだ完全に個性を確立しきってない木村さんの初々しいボーカルをじっくり堪能できる。5人旅での酔った中居さんの「(次)高いよ~」という予告?が印象的。間奏の唐突な弦楽器も良い味。

Part time kiss
「SMAP002」収録曲。キラキラでファンキーな素敵アレンジ。昔の曲だけあって歌声にギリギリ感が溢れて微笑ましい。「会えない夜ほど心が近づいたね」とか歌詞もクソ可愛い。2001年の新録バージョンとの聴き比べるのが望ましい。

僕は君を連れてゆく
「世界に一つだけの花」カップリング曲。爽やかなスローバラード。バカ売れしまくった「世界~」より、むしろこっちの方が好きなスマヲタは少なくない。

keep my love
「さかさまの空」カップリング曲。ピアノとアコギをベースにしたシリアスでスローなR&B。サビのコーラスワークが胸にじーんとくる。カラオケでは、リズムトラックに合わせて木村さんが机をバンバン叩いててワロタ。

君が何かを企んでいても
「SMAP005」収録。初期SMAPならではのユニゾン歌唱とあたたかなメロディーが優しく響く。「君」とのややこじれ始めた関係を思い悩むラブソング。クライマックスの中居さんのソロパートは必聴。

それじゃまた
「SMAP008」収録。SMAPお得意の「しんどいけどがんばりましょう」ソング。「信じてると夢は叶う それはあやしい」「結局叶わなかった夢もあるしさ はずしてた無駄な努力は やっぱり無駄だし」と、身も蓋もない真実全開の歌詞が、当時から今に繋がるSMAPのスタイルをモロに象徴している。

touch me kiss me
「SMAP016」収録。稲垣さんのアンニュイな声が映える軽やかなラブソング。SMAPの、この手のちょっとフィリーソウルっぽい曲にハズレ無し。

teenage blue
「SMAP002」収録の等身大青春ソング。「誰かの作ったルールブックは破り捨てて」等、もうやんなるくらいの青春路線。5人旅では草彅一人で歌ってた模様。

BEST FRIEND
中居さん号泣の名バラード。筒美京平の温かなメロディと、SMAPの歩みに重ね合わせると思わずぐっときてしまう心に沁み入る歌詞がたまらない。放送でも言及されてたがスマスマで歌われたのは森君卒業&吾郎さん復活時の二回のみ。ライブでは吾郎さん復活ツアーの最終日のみ歌われた。まさに伝家の宝刀的な、ここぞ!という時にしか披露されない曲。中居さんは後に、カラオケでこれを聴いて泣いた理由を「これが出た当時のSMAPは、どんなにがんばっても思うように売れなくて苦しかった。だから聴くと辛かった事を沢山思い出してしまって泣いた」と説明した。

さて。放送見てて凄いなーと思ったのは、SMAPのファンではない人達も、「中居が泣くのも無理はない…」と、「BEST FRIEND」がSMAPにとって特別で、深い歴史を背負った曲であることを概ね理解してたこと。国民的アイドルって、こういうことなんじゃないかなーと改めて思った。


終わり。

今年の曲、今年のうちに

2012-12-09 16:53:02 | 音楽
もんのすごい久々に、ライブ関連以外の記事を更新。使いやすいiPhoneの長文入力アプリを入れてから、電車乗ってる時とかにちまちま書いてた記事です。今年リリースの曲の中で、気に入ってよく聴いてたものたちを記録。

初恋中毒/Cali≠gari
安心と信頼のベテランV系カリガリお得意の歌謡テイストな曲。曲調は可愛いんだけど歌詞は青さん作だけあって捻くれてて泣ける。「太陽はいつも暖かいけれど 遠い星には変わらないのにね」「初恋中毒スタート 恋愛偏差値26 大人の階段降りる」ってフレーズが妙に気に入りました。こういうのを、石井さんのあのクールな声でサラッと歌われるのがカリガリの醍醐味だよねー。個人的に、この曲を関ジャニ∞がカバーすると素敵なことになるんじゃねえかなと思ってる。

wild flower/L'Arc-en-Ciel
ラルクの新作アルバム『BUTTERFLY』より。このアルバム出たの今年なんだよね。今年の前半はラルク大活躍で怒涛のスケジュールこなしてて、私もそれを夢中で追っかけてた。それが遠い昔のことのように思えてしまうな。とにかく色々あり過ぎたんだよね。「wild flower」はラルヲタ待望の「これぞken」な名曲。自由に飛んでいくギターとhyde先生の歌声がたまらんねぇ。この曲は生で聴いてこそ真の魅力を味わえると思うので、早く次のライブとっととやってくださいラルクさん。

HOT CHOCOLAT/Tommy feburuary6
知らぬ間にリリースされてたフェブラリー×ヘヴンリーのスプリットアルバムに収録されてた、フェブラリー王道のキラキラエレクト曲。相変わらずキャッチー過ぎるメロディと、やや毒気のあるシンセの音色の組み合わせがいいねぇ。

Go Round/安室奈美恵
春の新色化粧品的わくわく感満点の超可愛い曲。サビでキーがどんどん高くなってく所がツボ。本当、春先はこればっか聴いてた気がするなー。今年リリースのアルバムは正直少しイマイチだったんだけど、この曲はじめ、シングルは概ねいい曲ばっかでしたね。この前出た配信シングルも珍しくロックで良い感じ…。スーパーモンキーズの一員として「ミスターUSA」でデビューしてから今年で20年。その記念のドームツアーは当然行きますよ。末期の小室プロデュースの地味な名曲とか、スーパーモンキーズ時代の曲が聴けたらいいなー。

Ladyダイヤモンド/Sexy Zone
この曲、個人的にぶっちぎりで2012年No.1ソングですね。昭和のアイドル歌謡曲風…ではなく、歌謡曲そのもの。まるで光GENJI?いや少年隊?…いや、郷ひろみまで遡るか。とにかく超絶キラキラしている名曲です。デビュー曲「Sexy Zone」が派手な疾走系ダンスビートでこれもまた凄かったんだが、2ndシングルのこの曲はさらに上をいっていた。つうか、「Sexy Zone」は、半分本気、半分冗談で「ひゃー凄い曲だなーw」って盛り上がってたんだけど、この「Ladyダイヤモンド」聴いた瞬間、「なんという名曲…彼らを真剣に応援したい…」と気持ちが完全に傾いてしまったという。キュルキュル駆けあがっていく華麗なストリングスに心を踊らされたぜ。年上メンバー二人による、勢いと安定感抜群のAメロから可愛く跳ねるBメロ、そしてゴージャスな輝きを爆裂させるサビへ!Bメロでエモーショナルに「エッビデェェェェイ!」とコーラス入れる菊池君が良い味出してる。そしてサビのクライマックス「未来を輝かせてみせる」の部分で鳴ってるアドレナリン全開のオケに震える。歌詞もいいですね。「思い切って握りしめる 手のひらラビリンス」。好きな女の子の手を握ったら恋の迷宮に迷い込んじゃった☆ってことですかね?あぁなんて恥ずかしいのかしら。おまけに間奏には唐突に意味不明な俳句!?いい加減にしろ!好き。

さかさまの空/SMAP
近年すっかりシングル曲のアベレージを高値に戻したSMAP。朝ドラ『梅ちゃん先生』の主題歌となったこの曲も超私好みの名曲でした。緩急つけながら鮮やかに展開していくメロディ、わくわく感を煽るストリングス、どこか懐かしい感じのするホーンの響き、そしてもはや伝統芸の庶民派スタイルのボーカル。穏やかな木村さん→ぼんやり中居さん→爽やか吾郎…とソロパートが歌い継がれ、サビで声が一つになるあの感じ。ここまで自分好みの要素を並べられるとちょっとどうしていいかわからないですね。ただ歌詞が…「夢に目をこらす人ほど涙はこぼれる 涙ふいてさ」…「涙」って言葉が重複してんのがずっと気になってます。

Spring of Life/Perfume
浮ついた春にぴったりのハイテンションな曲。「氷結」のCMソングなので缶チューハイにぴったりな(?)みずみずしく弾けまくってます。冒頭の粗っぽいキックからテンション爆上げ。カラオケでよく歌ったなぁ。


Die Young/Ke$ha
Ke$haの新曲。好きなんだよね。問答無用で元気でるパンチのある歌声と音。東京で撮影したらしいこの曲のリリックビデオがなかなか面白くて見入っちゃう。早くアルバムも聴きたいな。


HALLOWEEN PARTY/HALLOWEEN JUNKY ORCHESTRA
HYDEおじさん率いるHYDEファミリー(笑)オールスターズがハロウィンのために集結。あの人もこの人もいます。非常にHYDEおじさんらしさ全開の、可愛くてゴスなハロウィンソング。個性的なボーカリストが集合してますが、HYDEがしっかり監修しただけあってみんなHYDE色に染まってる感じがして面白いねぇ。個人的にはHYDEモノマネの達人・青木りゅうじのパートが結構好き。2番冒頭の「月明かりでよくみたらほら 影が一つ多くないかい?」の所ね。PVでHYDEと並んでて良い感じですねー。また、シンプルなフレーズのドラムがかなり印象に残りました。普段はyukihiroやらarimatsuやらの凄腕ドラマーをバックに歌ってるHYDEだが、今回は若手ガールズバンド・スキャンダルのドラマーの子を呼んで叩かせててとても新鮮な聴き心地。たまにはいいねこういうの。

はいしんだ/般若
この前出たばっかの般若の新曲。大好きなんですよ般若。MIGHTY CROWNをフィーチャーした熱い曲です。CD売れない日本語ヒップホップ界の切羽詰まった状況を切実にラップ。仕事帰りに夜道を歩いてる時にこれをよく聴くんだけど、無駄に元気出てくる。そろそろ新しいアルバムも出るのかなー?

桜流し/宇多田ヒカル
久々の宇多田ヒカルの新曲!エヴァQの公開に合わせて何かしらのリリースがあるはず…と地味に心待ちにしてたら、案の定素敵なバラード曲を出してくれました。ピアノメインのシリアスな、鳥肌モノの名曲。愛する人の死を悔いる歌詞の内容はエヴァの世界にドンピシャでさすが。ゲンドウだよゲンドウ。散っていく桜に儚さを重ねる歌詞ってわりとよくある感じだけど、この曲はそれだけじゃなくて、散る桜の花びらを見送る木の立場にも突然フワッと立つ。で、残された者のやるせない感じがさらに引き立つ、と。ただのよくある「桜ソング」には決して仕上がらない。宇多田さんやっば凄いですー。


今年の曲、今年のうちに

2010-12-27 23:28:24 | 音楽
やばい!ブログを全然更新しないまま2010年が終わってしまう!ってことで、年末ならではの駆け込み記事をここで一つ。今年よく聴いた曲をリリース順に並べます。1アーティスト1曲ってことで。

◆「BLESS」/L'Arc-en-Ciel
バンクーバー五輪テーマ曲という久々の大型タイアップ曲がついた名曲。初めて聴いた頃は多少文句も言ったが、今では本当に大好きな冬バラード。応援ソングのようで実はそうでもなく結構突き放してる(晴れの舞台に出れたことを「祝福」してるけど、その先については全然触れてない)、でもやっぱ聴いてるとあたたかな気持ちになれる絶妙な歌詞が良い。終盤の「思いをのせ~」以降の盛り上がりはさすが。紅白ではフルで歌って欲しいね、きちんと。しつこいけど間奏のオーボエが好き。あと、シングルのカップリングの、別アレンジのインストも素晴らしい!


◆「K.U.F.U.」/RHYMESTER
非常にテンションが高く、何度も元気を貰った(特に朝、出勤時)アルバム『マニフェスト』で一番歌詞が笑える曲。宇多丸さんがイソップ物語の「ウサギとカメ」をディスる!


◆「電波通信」/東京事変
やたらと評判の良いアルバム『スポーツ』の中でも、この曲のiTunesでの再生回数は異様に多い。この曲好きになりすぎて他あんまり聴いてない…。


◆「散影」/cali≠gari
石井のソロユニット・goatbedっぽい部分と強靭なバンド感が合わさった、個人的に超おいしい所取りな曲。このバンドはリズム隊が頼もしすぎるよねぇ。迫力ある上に艶っぽいボーカルも最高。いよいよ「石井が歌ってりゃなんでもいいや」な域に入ってる。それぐらい彼の歌声大好きだ。それこそhydeや宇多田ヒカルなど、「嫌いになれる訳がない」級に好みかもしれん。


◆「Outrage」/鈴木慶一
北野武監督のヤクザ映画『アウトレイジ』主題歌。不穏な音が静かにブーーーー…っと鳴る不気味でシリアスな曲だが、映画の殺伐とした雰囲気にハマっていて大好き。エンドロールで流れて鳥肌が立って、家に帰ってすぐにiTunesで落とした。


◆「Butterfly City feat. RYO the SKYWALKER, Mummy-D & DOUBLE」/ZEEBRA
ギラギラ輝く夜の街を想起させるエレクトロでイケイケなトラックがどこか懐かしい曲。90年代リバイバル?『スーパードンキーコング2』の「どくろコースター」で流れてたBGMに似てるなぁと思い、物凄く気に入って一時期ヘビロテであった。それにしてもレコード会社移籍後のZEEBRA、やたらと攻めた曲ばっか出しますな。新曲はミクスチャーロックみたいだったし、ハードコアな彼が好きだったファンは困惑っつーかディスりまくってんじゃないかと。


◆「THE PAST」/VAMPS
暴れるための曲がかなり多かった1stアルバムに比べてヒネりの効いた曲が多めだった『BEAST』より。妖しいメロディーとタフな4つ打ちの組み合わせがたまらんね。あと、Aメロ直前のギターね。あの一瞬が大好き。ますますKAZに惚れてしまう名曲だ。


◆「Magic Time」/SMAP
今ノリにノッているバンドの一つ、サカナクションが提供したアルバム『We are SMAP』収録曲。アルバムはバラエティに富んだ作家陣が曲を提供した結果、「好きな曲は本当に好き、どうでもいい曲は本気でどうでもよくて全く聴かない」という超アンバランスな作品になったなぁ、という印象。「Magic Time」は多分その中で一番好きな曲で、素朴なメロディーとキラキラなアレンジ。SMAPの良い所をキッチリ抽出している。中居君のソロパートが一番切なく響くんだぜ?これぞ王道SMAPだよ。

◆「BLACK DARK NIGHT」/ the brilliant green
久々の新譜『BLACK OUT』より。もうねぇ、程よくギターがガーガーなってて、トミーがあの声でメロウなメロディーを歌ってくれたらそれでもう満足なんすよ。「これぞブリグリ!」な曲満載で普通に楽しいアルバム。


◆「恋する凡人」/スピッツ
スベり知らずの最強バンドの新作『とげまる』より。彼らの世界をほぼまるごと愛している私にとっては、まぁ例によってハズレ曲全く無しの快作なわけだが、これは特に好きだな。青春っぽくて。聴いてると全力疾走したくなる。あと歌詞が凄く良い。「これ以上は歌詞にできない」とか。


◆「ねぇ」/Perfume
この圧倒的なキラキラ感、眩しすぎるPerfumeのシングル曲。イントロ聴いた瞬間天気の良い休日の朝の風景が脳裏に焼きつく。あっちこっちから飛び込んでくる「ねぇ」のリフレインもたまらん。今年は沢山シングル出たが、ダントツでコレが一番好き。アルバムはまだでしょうか。

◆「Show Me Love(Not A Dream)」/宇多田ヒカル
ベスト盤Disc2に入ってる曲はどれも本当に素晴らしくて、もう本当に休業が残念で残念で残念で仕方がない。バンドサウンドをフィーチャーしたこの曲も最高で、毎朝コレを大音量でかけて目を覚ましてる。宇多田の声とロックは意外にもめちゃくちゃ食い合わせ良いみたいなので、復帰後はぜひこっち路線の曲を沢山聞きたいな。待ってるよ!


カ、カムバーック(涙)!

2010-11-23 00:37:42 | 音楽
無期限活動休止宣言をした宇多田ヒカルのベスト盤『UTADA HIKARU SINGLE COLLECTION VOL.2』をフラゲした。「誰かの願いが叶うころ」~「Prisoner Of Love」までのシングル、そして配信限定だった『ヱヴァンゲリヲン新劇場版 破』の主題歌だった「Beautiful World」のリミックス版を収録したDisc1と、未発表の新曲を収録したDisc2の二枚組。ぶっちゃけDisc1は殆ど聴かないんだろなー。今まで散々ヘビロテしてきた曲たちがずらっと並んでて、なんというか、曲目見てるだけで圧迫感があるというか、お腹一杯というか。とにかく今は聴く気にならん。とにかく目玉はDisc2。まるで今年いっぱいで音楽活動に区切りをつけて何処かに行ってしまう宇多田からの置き手紙みたいな全5曲。堪能しまくってます。

5曲中、一番人気曲っぽいのが、本人が監督したミュージックビデオが可愛すぎる「Goodbye Happiness」。ポップだが切ないメロディー、フワフワしたシンセ、思いがけない方向から飛び込んでくるコーラス…「こ、これぞ宇多田ヒカルの黄金律!」と絶叫したくなるような鉄板の4つ打ちの名曲だ。
実写版『あしたのジョー』(大丈夫か!??)の主題歌に決定した「Show Me Love(Not A Deream)」は一番好きな曲かも。最近の彼女には珍しく生バンドをフィーチャーしたアレンジで、低音がずっしり効いてる。本人による打ち込みアレンジだと、意図的にベース音無くしたり、控えめにしたりするから、独特の浮遊感が出るけど物足りないと感じる時もあったが、これはバッチリだ。歌詞も刺さるフレーズだらけで最高。バンドサウンドとコーラスの絡みがめちゃくちゃ相性良くて、この人本当に引き出しあるなぁと感動。こんな良い曲がエンドロールで流れたら、映画自体の出来なんて帳消しだよ!多分!
母親への思いを率直に歌詞にした「嵐の女神」も生音アレンジでこれまた良い感じ。やっぱ復帰作は生バンドと組んで欲しいな。思い切って打ち込みは無しの方向で…って気が早いかぁ。「Can't Wait 'Til Christmas」は、素朴ながらも感動的なピアノ主体のバラード。ラルクの傑作冬バラード「雪の足跡」と併せて聴きたい感じ。「目移りせずに目の前の大事なものをちゃんと大事にしよう」的な歌詞の世界観がそっくりな気がする。
仮に新曲たちが微妙な出来だったら「さすがの彼女も才能が枯れたか…ゆっくり休業して充電してまた良い曲作ってね」なんて余裕ある態度で彼女を見送れるけど、こんなに良い曲ばっかだと「ばっかやろー!何勝手に休業宣言してんだよ!アンタが休んだら他に聴くもんねーよ(涙)!」って感じ。「Goodbye Happiness」の「あなたと出会う前の私にはもう二度と戻れない」という内容の歌詞は、「宇多田ヒカルの音楽に出会う前の自分にはもう戻れないんだよー、だから、アンタの新曲をしばらく聴けないなんて本気で困るんだよー」という個人的な思いにガバっとリンクしてしまう。「偏った人生経験をしてきたから、人間として欠けてる部分の多いまま大人になってしまったので一旦アーティスト活動から離れて自分自身を成長させたい」という旨で活動休止期間に入る宇多田ヒカル。休止の理由としては結構まともだなと頭では理解できても、往生際悪くウダウダ言いたくなってしまうよ…。
先日、宇多田がクリス・ペプラーのラジオ番組に出演した際、彼女は「私に指示をしたり、叱ってくれたりする人は周りに誰もいない」という趣旨の発言した。故に「このままではいけない」と思ったのだと。これを受けて私が思い出したのは、彼女が離婚した直後に受けたインタビュー。結婚生活を振り返り、「紀里谷さんは厳しかった。時間にルーズだったりちゃんと挨拶ができなかったりする私に対して『宇多田ヒカルだから許されてると思うな』とよく叱られた。その度に『あぁ、自分はダメ人間だ』と自己嫌悪」「でも、そんなダメな自分を受け入れることでラクになれた。離婚で重荷が降ろせた」(かなり要約。2007年発売の『MUSICA』創刊号や『ORICON STYLE』あたり参照)と語っていた宇多田ヒカル。今思えば、紀里谷さんは宇多田ヒカルを叱れる殆ど唯一の人間だったのかもしれない。じゃ、もしこの人と別れてなければ、わざわざ活動休止なんてしなくても人間的に成長できたのでは…?……いやいや、下衆の勘ぐりはよそう。離婚があったからこそ生まれた物も確実に沢山あったはずだしね。
とにかく本当に寂しいんですよ、早く帰ってきてねー。 

いなくなった人たちの話

2010-05-09 19:06:42 | 音楽
かなり今更だが、カリガリの新作『≠』が良すぎて困る。「こ、こんなに自分好みな音楽あっていいんすか?」と戸惑ってしまう。ラルクの「True」を初めて聴いた時を思い出すな。ミニアルバムなので全6曲。このコンパクトさが良いね。軽量で高性能なノートパソコンみたいで。思えばカリガリのアルバムって色々なタイプの曲がありすぎて「全曲好き!名曲!」と自信を持って言えるやつが殆ど無かった。どのアルバムにも最低1、2曲、理解不能な曲があるのだ。去年のアルバム『10』は例外で全曲好きだけど。全体的に石井秀仁色が強くて、青さんの曲もアレンジが石井っぽかったりして、過去作に当たり前のようにあったとっ散らかってる感が無く、逆に異様なまでの統一感があった。青さんより石井派の私としては満足なアルバムだった。その分青さん派、往年のガリストは当然、不完全燃焼だったようだが。
新作『≠』は、石井曲、青さん曲それぞれ「らしさ」全開で、そこに再結成後のカリガリの勢いが加わったノリノリな一枚。武道館ライブで初披露された時から「初期のマッドカプセルマーケッツっぽい」と言われ続けていた青さんのパンクチューン「マネキン」には初期のようなアングラな雰囲気が充満してるし、意味不明過ぎる呪文のような歌詞がのった石井曲の「散影」は、バンドの演奏とうさんくさいシンセの音色とセクシー過ぎな石井の声が渾然一体となった、活動休止開けのカリガリの魅力を凝縮したような名曲だと思う。そして青さんの「オーバーナイトハイキング」!無機質なリズムトラックと哀愁漂いまくりのメロディー&シンセが最高だ。歌詞も良い。あー良い。ここに「続・冷たい雨」が入ってたらマジで完璧な名盤だったと思う。
タワーレコードのサイトには、復活~武道館ライブまでの活動を振り返った石井のインタビューが載っている。これ読んで、カリガリのメンバー間の絶妙な距離感が素敵だなぁと思った。武道館ライブでの「エロトピア」の演出の話。新宿二丁目在住の青さんの提案で、ドラッグクイーンの方々がステージにぞろぞろと登場。一方石井はステージから消え、楽屋から中継で歌った。その事に関しての石井の弁を引用。

「ギタリストが、ああいうおかしな人でね、ああいうことを始めちゃった時に、俺、真ん中に立ってますからね。すごく難しいわけですよ」
「青さん、目立ちたいならどうぞ好きにやってよ、俺、楽屋行くから、って(笑)。そのバランス感覚がすごいいいんです。俺と青さんの間は。そういうところでバンドはすごい揉めるわけですよ。ホントは。そういうのがないですからね。」

ドライ過ぎ。また、アルバム制作時、青さんが作ってた80年代後半の歌謡感全開のアーバン(苦笑)なロック「クロニックダンス」を聴いて、石井は「これはちょっと…」と思いつつも、「まぁ、作ってきたもんは仕方ない」と、文句言わず大人しく歌ったという…。いい関係だね。でもバンドは再び沈黙。あんな素敵なアルバム作っといてツアーやらないなんて、あんまりですよ、青さん。会場が青さん好みのイケメンで埋まるように布教するからさ、ツアーやってよ…(笑)  


追記
東方神起の韓国語の曲を空耳。もう永遠に新譜出ないわけだし、せっかくだから韓国のアルバムも母さんに借りてみよっかねぇ。

語りたい気分

2010-05-05 11:46:51 | 音楽
今年の冬、小学校からの友人らと鍋をやりながら、東方神起の東京ドームライブのDVDを観た。友人らは東方神起ファンではなかったが、ドヤ顔でバキバキダンスを踊る東方神起のリーダー・ユンホが面白いということに気付き、異様に盛り上がってしまった…。「あぁ!ユンホが客を煽ってる」「バラードではユンホが映らない!」「この笑顔!」「このドヤ顔!」などとみんなで突っ込みながら腹筋崩壊。東方神起を観てあんなに笑ったの初めてだ。
そんな友人らと久々に集まりカラオケに行った。それぞれの趣味に走った曲を好き放題歌った後、我々の青春時代を彩ったラルク・GLAYを、PV観てあれこれ言いながら歌い(「SOUL LOVE」でキーボードを弾くTAKUROに向かって「まだ甘いな」って感じで指を振るサポートのDIEさん素敵とか、「DIVE TO BLUE」「Lies and Truth」のhydeがクソ可愛いとか、「Blurry eyes」はメンバー全員変とか)、最後に何故かLUNA SEAシングルメドレーでシめるというのがお約束だが、今回は機種が、東方神起のライブ映像が大量に入ってるPremiumDAMだったのでさらに盛り上がった。

これは「RISING SUN」という曲(冒頭20秒は違う曲)。90年代初期レイブ風のシンセやデシロック風ギター、シリアスなストリングスが派手に過剰に鳴り、途中で強引にレゲエな展開になる、アジア人の雑食性丸出しの曲。VIVAアジア丸出し!彼らの韓国でのヒット曲に無理矢理日本語の歌詞をはめこんで歌ったもの。 本人たちの副音声付の映像。
画質イマイチだからわかりにくいけど、冒頭でど真ん中に立ち、ドヤ顔でポーズ決めてるのがユンホ…みんなに大ウケ。一番最初にラップするのが私の一押しユチョン。ユチョンの次はユンホがラップする。この曲では、日本の連ドラにも出てる人気NO.1、ジェジュンが目立っていない。ジェジュンの売りは歌唱力(というか声質?)なので、激しいダンス曲では脇に引っ込み、ダンスの得意なユンホなどにポジションを譲っている(バラードではジェジュンが頭角を表す)。韓国の曲は適材適所のチーム感が強くて感心させられるなぁ。メンバーの個性と使い所をよくわかってるというか。日本だとジェジュンばかりに見せ場が用意されてる(笑)。
それにしてもこの映像好きだ。前にも記事に書いたけど、ライブ終盤にヘトヘトになりながら激しく歌って踊る東方神起が大好きなんだよー。副音声で本人たちも語ってるが、「あぁ、はよ終われ〜」という思いを必死で見せないように固い表情で歌ったり、一瞬曲調が静かになる部分で全力で休んだり。あと、クライマックスで振り絞るようにハイトーンで絶叫するチャンミンが素敵に可愛いぜ。
カラオケで、ユンホがアップで映る度に一同爆笑、チャンミンが映る度に「可愛い!」「後藤真希の弟に似てる!」「シドのベースにも似てる!」、ジェジュンが歌う度に「イケメンはパートが多いねぇ〜」。私は一押しのユチョンの見せ場の度に「ほら、この疲れきったダンス素敵だろ〜?」と説明したが、わかってもらえず。

これは「Puple Line」という曲。シボレーのCMで垂れ流されてた韓国産の曲で、センター陣取るユンホ、ジェジュンは控えめ。ユンホのラップで超盛り上がる我々(笑)。

これは日本で作った、アイドルマインド全開のキラキラポップス「Share The World」。ジェジュン・チャンミンがキャッチーなサビを独占、他は烏合の衆?

追記 
好き勝手書いたけど、東方神起好きですからね、念のため。