★ Serena ★

カナダ暮らしのエスペランチスト、自然愛好家。
エスペラントやカナダの野草、ネーチャークラブの活動など思いつくままに。

ダブルパンチ November 06, 2005 12:02

2005-11-07 02:02:04 | 夫の入院
Bright-Trail今月初め夫を入院させました。肝臓が悪くなっていることが判ってから2ヶ月、それより以前から食が進まなく痩せる一方だったのですが、急に体力の衰えが酷くなり救急車を呼びました。それまで病院には行きたくないと頑張っていた彼の方から救急車を呼べと言い出したのでした。
救急車を呼んだ理由は単に私一人の力では彼を車に乗せることも困難だったからです。体力の衰えが目に見えて酷くなっていくのを見ているしか能が無いというのは辛いもので、何度も説得を試みていたのですが、ようやくその気になってくれました。

病院では体内のカリウムの量が極端に減っているので二、三日入院の必要があると言われました。
二日目の午後病院へ行く心算の私はドライブウェーから車をバックアップしていたのですが、路傍に立っていた「Child at play」サインの金属の柱にフロント・バンパーを引っ掛けてしまいました。アレヨアレヨという間にバンパーは剥ぎ取られ見るも無残な様相です。泣き面に蜂、ダブルパンチです。

余儀なくCAA(Canadian Automobile Association)を呼びました。トゥトラック(日本ではレッカー[Wrecker]と呼んでいるようですね、何故だか。。)の運転手が進めるボディショップに運んでもらったのですが運良くそこは病院に近かったので、そこから2ブロック歩いて病院へ行きました。もちろん夫にこの事故のことは内緒です。
翌日病院へは市バスで行くことにしたのですが出掛ける前にボディショップから済みましたょの電話があり、帰りはまた2ブロック歩いて立ち寄り410ドル幾らの支払いをして車で帰ったと言う次第。
誰かにぶっつけられて窪んでいた箇所は放っといてね、と言ったのにサービスで直しておいてくれましたが、後で夫がそのことに気付いたら、事故のことを内緒にして置けなくなります。有り難いような有り難くないような。。まァ好意は素直に受けましょうか。
その日、入院三日目「ここへ来るのは全て用を済ませてからにして」と夫が言いました。
「帰宅途中あちこち寄ると思うと事故をおこしたりしないかと心配だから」とのこと。
これ、ESP?

彼の入院は長引くようです。

写真は冬を目前にした黄葉の小道。