さて、かなり懐かしい気分になった第190回は、
タイトル:リュウ(全七巻)
原作:矢島正雄 漫画:尾瀬あきら
文庫名:少年サンデーコミックス
であります。
18年前、少年サンデーで連載されていたSF漫画。
凄く好きな作品なんだけど、なぜか文庫化されません。
持ってるからいいけど(笑)
*
光学園高校二年B組・赤坂竜二。
日々、喧嘩に明けくれる彼はこのところ奇妙な幻覚に悩まされていた。
おびただしい数の死体、廃墟の上を飛ぶ鳥、髑髏の山と突き刺さった矢。
彼は友人の湯川正のいさめも聞かず不良相手に焦燥をぶつけていたが、番長グループの襲撃に合い、屋上からプールに突き落とされてしまう。
水から上がった時、そこは別世界だった。
槍を手にし、古代人のような兜を被った騎士の群れ。
竜二をリュウと呼ぶ謎の少女――風。
否応なく戦いに巻き込まれ、竜二は騎士の一人を槍で殺してしまう。
重傷を負い、元の世界に戻った竜二。
背中の傷と手にしていた槍が忌まわしい記憶を蘇らせる。
悪夢にうなされ寝返りをうった時、風の声が聞こえた。
リュウ! 彼は再び時を越える!
*
ファンタジーではありません、SFです。
舞台は三百年後の未来、核戦争後の世界。
多数の奴隷を従えるドーマ帝国と救世主リュウの戦いを描いた物語です。
奴隷達から救世主と呼ばれる竜二ですが、ノッケから最悪の状況です。
風の父親レダが奴隷反乱を起こし、敗北したとろに出現、捕獲されてしまう。
彼を伝説の救世主リュウと信じるのは風のみ。
訳もわからないまま、彼はレダと戦わされるハメになってしまいます。
救世主として戦う竜二の頼みは文明社会の知識と伝説の言葉のみ。
前者は非常に解りやすく、過去の遺物(銃とか)を掘り起こして武器とする。
そして語り継がれてきた伝説の言葉――『時を越えてリュウ、世を支配する』
二つの武器と意志の強さで、リュウは戦い続けます。
過去の世界を知るドーマ王とは何者か?
最終戦争の後、なぜ文明は後退したのか?
帝国の軍城に眠る巨大な機械ドーマIVとは?
リュウの成長物語としても未来戦記物としても一級品。
運良く発見できたら読んでみて下さい、かなりオススメ。
久々に読んだけど、やっぱり好きだなー、これ。
救世主リュウ、レダの娘である風、エノスの剛力ザバ、反乱軍の長レダ、ドーマ王、密偵サル、好きなキャラ沢山いるし。最終回も凄く上手くまとめていた。
タイトル:リュウ(全七巻)
原作:矢島正雄 漫画:尾瀬あきら
文庫名:少年サンデーコミックス
であります。
18年前、少年サンデーで連載されていたSF漫画。
凄く好きな作品なんだけど、なぜか文庫化されません。
持ってるからいいけど(笑)
*
光学園高校二年B組・赤坂竜二。
日々、喧嘩に明けくれる彼はこのところ奇妙な幻覚に悩まされていた。
おびただしい数の死体、廃墟の上を飛ぶ鳥、髑髏の山と突き刺さった矢。
彼は友人の湯川正のいさめも聞かず不良相手に焦燥をぶつけていたが、番長グループの襲撃に合い、屋上からプールに突き落とされてしまう。
水から上がった時、そこは別世界だった。
槍を手にし、古代人のような兜を被った騎士の群れ。
竜二をリュウと呼ぶ謎の少女――風。
否応なく戦いに巻き込まれ、竜二は騎士の一人を槍で殺してしまう。
重傷を負い、元の世界に戻った竜二。
背中の傷と手にしていた槍が忌まわしい記憶を蘇らせる。
悪夢にうなされ寝返りをうった時、風の声が聞こえた。
リュウ! 彼は再び時を越える!
*
ファンタジーではありません、SFです。
舞台は三百年後の未来、核戦争後の世界。
多数の奴隷を従えるドーマ帝国と救世主リュウの戦いを描いた物語です。
奴隷達から救世主と呼ばれる竜二ですが、ノッケから最悪の状況です。
風の父親レダが奴隷反乱を起こし、敗北したとろに出現、捕獲されてしまう。
彼を伝説の救世主リュウと信じるのは風のみ。
訳もわからないまま、彼はレダと戦わされるハメになってしまいます。
救世主として戦う竜二の頼みは文明社会の知識と伝説の言葉のみ。
前者は非常に解りやすく、過去の遺物(銃とか)を掘り起こして武器とする。
そして語り継がれてきた伝説の言葉――『時を越えてリュウ、世を支配する』
二つの武器と意志の強さで、リュウは戦い続けます。
過去の世界を知るドーマ王とは何者か?
最終戦争の後、なぜ文明は後退したのか?
帝国の軍城に眠る巨大な機械ドーマIVとは?
リュウの成長物語としても未来戦記物としても一級品。
運良く発見できたら読んでみて下さい、かなりオススメ。
久々に読んだけど、やっぱり好きだなー、これ。
救世主リュウ、レダの娘である風、エノスの剛力ザバ、反乱軍の長レダ、ドーマ王、密偵サル、好きなキャラ沢山いるし。最終回も凄く上手くまとめていた。
単行本にならないですかね。なんかわざわざネットの中古で買うのもなーって気がしちゃいます。
いずれにしてもトラバ、ありがとうございました。あんなマイナーなの取り上げて頂ける人がいたなんて嬉しい限りです。、、、それにしてももう18年も前になるのかー。
途中から展開が大きく変わったので、18年前に読んだ時はひょっとして打ち切り? とか思ったのですが、かなり上手くまとまってます。今まで出てきたキャラ総登場、というほど派手ではありませんが、最後の決戦はかなり面白かった! 復刊希望するか、古本屋巡りするかして、是非もう一度読んで頂きたいです。
こちらこそ、マッハの早さでお返事、ありがとうございました。ちょうど確認されてるところだったんですね……びっくりしました。(笑)