さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

どこかケシに似て咲くクサノオウ

2018-05-17 | 日記




綺麗な黄色い花を咲かせるんですけど手折ると黄色い乳液を出すので子供の頃から好きではありませんしたし、今もなんとなく好きになれません。「その花触ってはいけません!」と祖父に教えられた記憶があります。

80年も昔の子どもの頃は不衛生でよく顔などに膿(うみ)の出る湿疹ができてそれを瘡(くさ)といっていましたが、クサノオウを乾燥したものの煎じ汁を塗るとよく効くので瘡の王、あるいは皮膚病のタムシにも効くのでタムシ草とも言われていました。また煎じ薬は鎮痛剤にもなるので尾崎紅葉がガンの痛み止めに使ったことは有名なんだそうです。でも強い毒性があって死に至ることもあるので専門家の指導を受けないで使ってはいけないと言われています(ウィキペディア)。 手折って出る黄色い乳液なども手につけないほうがよいようですね。