8月7日、今季3月16日からの新体制から挑んだ上半期の集大成としての駅伝。
●チーム成績
5区間73.7キロ
優勝 八千代工業
時間3時間50分00秒 初優勝
~
9位 コモディイイダ
時間3時間59分10秒
※コモディイイダ新記録
※コモディイイダ最高順位
11月3日の駅伝に向かいあと3ヶ月で改善することを見つけるという大きな狙いとともに、やってきたことが通用するのか!を見極める大会でもありました。
八幡平駅伝へのスローガンは監督として『外さない』ということを掲げて挑みました。一見、消極的に思われるかもしれませんが、一人一人が力を出しきれない駅伝が続いていましたので、しっかりと出しきることに挑戦しようという狙いでした。結果として、外さない走りはできました。しかし、力不足で入賞には届かず、ライバルチームにも先を譲ってしまう結果となりました。
しかし、選手一人一人は、想像以上に攻めた走りの中で外さないレースをしてくれました。
課題は私も走った選手たちもしっかり見えました。
8/8(火)の夜にチームに合流し、それをチーム全体で共有したいと思います。
あたたかいメッセージ、ありがとうございました。
11月3日にむけて、仕事も競技も取り組んで参ります。私たちは私たちの環境で目標を達成してみせます!
今後ともよろしくお願い致します。
1区 13.6キロ
五郎谷俊選手
時間41分33秒
区間6位
※コモディイイダ新記録
スタートから八千代工業のアビネット選手が飛び出す中、日本人集団を2.5キロあたりまで引っ張る。そこから7~8選手がペースアップし、ついていくも離されてしまいましたが、5キロからはじまる3.5キロののぼりで挽回。最高地点の8.5キロ地点を先頭のアビネット選手には1分10秒離されるも、日本人先頭の牧選手、蜂須賀選手から10秒遅れの4位で通過!コモディイイダとしてはこの地点を毎回15~18位でしか通過したことがなかったため、五郎谷選手の頑張りに興奮しました。そこから5キロの下りになりますが、苦手といいながらも将来トレイルランニングでがんばる意思があることから下りもねばり、なんとか金森選手(小森コーポレーション)僅差の6位でつなぐことができました。
この時点で、4位の警視庁さんと11秒差、5位の小森コーポレーションさんと2秒差。NDソフトさんには11秒、サンベルクスさんには33秒差をつけて、2区につなげることができました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/c0/e8dbcf9c7e566a80836e624819675d2a.jpg)
速報通過に、爪痕が残せました。
2区 13.4キロ
木田貴大選手
時間38分59秒
※コモディイイダ新記録
区間9位 チーム9位
五郎谷選手の走りをうけ、今大会駅伝キャプテンとして木田選手が攻めの走りをみせてくれました。
ドゥング選手(小森コーポレーション)についていき、1キロを2分38秒で通過。5キロも14分一桁と、下りではありますが、自己の5000の記録よりも速いペースでいきました。
そこで、ペースにびびってしまったのが、まだ弱さかもしれません。10キロすぎから過呼吸状態になり、一度おいついた警視庁さんに離され、ラップも3分25秒まで落ち込んでしまい、ラスト1キロで、後ろからサンベルクスさんとNDソフトさんに追いつかれてしまいました。一時は蛇行するもラストでもう一度盛り返し、ND→警視庁→サンベルクス→コモディイイダと20秒以内で3区へ襷をつなぎ、倒れこみました。
3区16.2キロ
佐藤晃章選手
時間50分16秒
区間9位 チーム9位
同期の木田選手から襷をもらいスタート。ただ、NDソフト、サンベルクスさんは、ここに外国人選手を配置していました。アスファルトの照り返しで40度をこえるような長丁場。
前をいく松田選手(警視庁)を目標にスタート。
安定した走りで、前をつめ、14キロで並び、前にでました。そこからラスト1キロまで並走するも、ラストスパート争いでやぶれ、区間9位(日本人7位)でしたが、警視庁さんと2秒差で4区、ルーキー宮本選手へ。
4区 16.4キロ
宮本甲斐選手
時間53分50秒
区間8位 チーム通過9位
唯一の補欠として帯同しましたが、大会当日の朝5時、朝練を終えた金子選手から足の不調の報告があり、急遽4区を走ることに。
朝7時半の最終監督会議で認められ出走がきまりました。襷をもらい、安島選手(警視庁)さんにおいつき、かなりのハイペースで入りました。すると、70~80メートル前に須河選手(サンベルクス)が見える!
警視庁の監督車からも檄がとび、二人でひたすら前を追う展開。宮本選手も積極的に前にでてひっぱり、一時は、安島選手に100メートル近い差をつけ、サンベルクスさんをおいましたが、ラスト4キロののぼりから、サンベルクスさんに離され、警視庁さんにおいつかれるという厳しい展開に。
しかし、ラスト1キロでもう一度奮起し、なんとか警視庁さんと12秒という前に見える距離で襷を同期の同じくルーキーの黒田選手へ。
5区14.1キロ
黒田雄紀選手
時間54分32秒
区間8位 チーム9位
本格的なのぼりのレースは初。ペースというよりは、とにかく自分のリズムを保つことを最優先に、ラスト5キロのアスピーテラインというもっとも傾斜がきつくなるのぼりになってから警視庁さんを捉えたいと計画。しかし、逆にアスピーテラインから離されてしまう結果となりました。
しかし、ラストはチームとしてのタイム的な目標であった3時間台でのゴールにこだわり、最後まで走りぬきました。
昨年の五郎谷選手の区間賞という結果があるため、見劣りしますが、区間8位は、悪くない。宮本選手、黒田選手の実業団選手としての初駅伝は、及第点の走りができたと思います。
※東日本実業団選抜の5区で出走した山田雄喜選手は54分40秒の区間9位。
ラスト、山下選手(サンベルクス)に抜かれ、入賞を逃してしまいました。
選抜チームには貢献できませんでしたが、本人も甘くない現実を感じ、今後につながる経験になったかと思います。
合わせてご声援誠にありがとうございました。
我々がニューイヤー駅伝を目指すとき、勝たなければならないチームには、すべて負けてしまいました。
しかし、一時は先行したり、見える範囲で駅伝をできたことは、離されて続けてきた近年に比べ成長を感じることができました。
また、先頭から10分以内というのは、順位以上に成果を感じれました。
あと3ヶ月、がむしゃらに取り組みます。
今大会、9位より前のチームで外国人選手を配置しなかったのは、実業団選抜、警視庁、コモディイイダの3チーム。
ワロル選手は、駅伝にむけ、8月4日から1ヶ月ケニアでトレーニングをしています。
日本人もワロルもあと二段階くらい成長しなくては、ニューイヤーは見えてきません。
とにかく頑張ります。