教科書では、「比べ方を考えよう」と、
バスケットのフリースローの入る確率が導入に使われています。
(バスケットもフリースローも知らない娘は、この時点で脳がフリーズしてしまうわ)
3日間の上達具合をどう比べるか、という問いかけから、
「割合=比べられる量÷もとにする量」を教わり、
次には、mの場合、gの場合、単位を替えて次々と例題が・・・。
そして、次のページではもうパーセントが出てきます。
「割合をあらわす0・01を1パーセントといい、1%と書きます。
パーセントで表わした割合を、百分率と言います。」
僅か2ページの中に、似ているけどちょっと違う
「割合」と「百分率」「パーセント」がドシャドシャ入ってきて、
しかもそこに、のんびりチャンが大概苦手とする単位が、
ゴシャゴシャ入っているの。
3ページ目にはなんと、「歩合」が出ていました。
「何割何分何厘」まで一気にやる必要がどこにあるの。勘弁して!
教科書を作っている人も、検定でそれを調べる人も、
きっと皆頭が良くて、算数のお勉強で苦労したことなんて
ないんだろうなって、そんな風に思えてきちゃいます。
一度、娘を貸してあげるから、どうやったら教えられるか、考えて欲しいわ。
と、グチばかりいっていても仕方ないので、今日は娘たちの大好きなリンゴで、導入部分をやって見ました。
分数に入る前、リンゴを分けていったら、分母が大きくなると量が減る事をしっかり覚えてくれたので(少しでも大きいほうをとりたいがためです)、今回も、それを利用してみようかなっと、試してみました。
まず、食後にリンゴをいつものように切っていきます。2分の一、4分の一、8分の一、分母が2倍されている事に注目させながら、次は何かを聞いてみます。ヒント出しながらですが、なんとか16分の1にたどり着き、そこからは、32分の1,64分の1と言えました。(リンゴ、大きかったのです)薄っぺらいのも楽しくいただいて、「ごちそうさま」。今度は紙にリンゴの絵を書きます。
その絵を両側から、姉妹それぞれがかじった様な線をいれ、「さぁ、どっちが多く食べたかな?どういう風に比べようか?」「キチンと分けて切ってあれば、何分のいくつかでわかるけど、こんなにギザギザに齧ったら、わからないよね。」
「そういう時がパーセントの出番だよ。パーセントはね、初めにリンゴを細かく、100に分けちゃうの。」と言いながら、縦線と横線で100の格子を作ります。(「本当は同じ大きさに分けるんだけど、、」といいながら、かなり大雑把にやってます)
100個に分かれたら、それぞれが食べたのは何個分か数えます。雰囲気がわかればいいから、これもかなり大雑把です。
で、数えた数字を分数の形で書いて見ます。妹は、100に分けたうちの27食べたのよね。27/100だね。姉は100に分けたうちの54か。 54/100だね。娘がパーセントという言葉を知ってはいることは、事前に確認済みなので、100で分けたうちのいくつ分かが、パーセントなんだよ。だから、妹は27パーセント、姉は54パーセント。あら、おねーちゃん、ちょっと食べすぎじゃないの(笑)で、今日の導入が終了です。
さぁ、明日はこれをどう展開させていくか、今夜また作戦を練ってみます。
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