「進学」なんていったって、妹ちゃんはまだ3年生。
早すぎると思われる方もいるでしょうし、自分でもそう思いますので、
これはまだ、「空想」の段階の事なんですけど・・。
妹ちゃんも、のんびり娘と同じ学校に越境して通っています。
この学校のある地域は都心のドーナッツ化で子どもの数が減り
一時期は、学校関係者やPTAがセールスマンのようになって、
越境してくれる子ども達を勧誘していたのですが、
のんびり娘が4,5年の頃に5校あった中学校を3校に統合し、
中学校ではそれほど多くの越境者を必要としなくなったんです。
小学校の状況は変りません。というよりむしろ越境者は増えている状況なのに、
中学校ではそれほどの人数が必要ではないということは、
卒業時にはじかれる人間が出るという事なんですね。
のんびり娘が6年の時には、越境者全員が中学校にいけたのに、
のんびり娘が中学進学を迎えたまさにその年度から、
「全員がいけるとは限りません」となり、
見事、のんびり娘ははじかれたのでした。
ただ、この年はまだはじかれたのはごく僅か(のんびり娘の学校では娘ともう一人だけです)で、先生方としても「特別な事象」と捉えていたようなのですが、
その翌年あたりからは、こうして「切り捨てられる」子がどんどん増えて、
越境者の半分ぐらいが、「受け入れられませんので地元の学校にいってください」
になっているようです。
半分にもなると、なぜその子が切られて別の子はOKなのかというのは丸きりわからなくなりますので、先生方も、越境者に対しては早くから、
「どうなるかわからないので、準備を心がけておいてください。」
といった事を仰るようになってます。
もちろん、地元の学校には無条件で受け入れてもらえるわけですから、
行き場がなくなって困るというわけではありません。
のんびり娘と違って、妹ちゃんはどこにいっても何とかなる子ではありますので、
地元の学校というのも悪い選択ではないとは思っています。
が・・・。
のんびり娘の学校生活をフォローし続けていて、
こういう学校もいいなぁ・・と私が思い始めてしまいまして・・。
私は田舎もんですので、幼稚園から高校までずっと公立なんです(田舎には私立校は少ないから)。
更に、貧乏人だったものですから、大学も公立(3年からは授業料、自分で払ったので・・)。
塾にも予備校にも御世話になっていない、実にリーズナブルな教育を受けてきました。
なので、わざわざ余分なお金かけて私立を受験するという人に気持ちが今ひとつ良くわかっていなかったんですね。
東大に何人も送り込むような有名私立の受験に必死になるのはまだわかるけど、
誰も聞いたことが無いような学校に行くのに、なんでお金かけて余分な勉強までして親子で頑張らなきゃいけないんだか・・って、本音を言えば、そんな風に見てました。
細やかな配慮が期待できる環境が必要なのんびり娘でさえ、当初は小学校のみんなと一緒に行ける公立の中学校に。と思っていたわけで(追い出されたから、已む無く受験を選択したんです)、どこでもやっていける妹ちゃんには毛頭考えてなかったんですよ。
でもね、この2年間、のんびり娘が受けている教育を殆ど一緒に体験してきて、
「妹ちゃんにもこの学校いいかなぁ・・」
なぁんていう事を考えている自分がいます。
有名ではない、偏差値的には決して高くない(控えめな言い方です)学校なんですけど、
公立主義(安上がり主義ともいう・・)のこの私が、こんな風に考えるなんて
のんびり娘を入れるときには思いもしなかったなぁ・・。
早すぎると思われる方もいるでしょうし、自分でもそう思いますので、
これはまだ、「空想」の段階の事なんですけど・・。
妹ちゃんも、のんびり娘と同じ学校に越境して通っています。
この学校のある地域は都心のドーナッツ化で子どもの数が減り
一時期は、学校関係者やPTAがセールスマンのようになって、
越境してくれる子ども達を勧誘していたのですが、
のんびり娘が4,5年の頃に5校あった中学校を3校に統合し、
中学校ではそれほど多くの越境者を必要としなくなったんです。
小学校の状況は変りません。というよりむしろ越境者は増えている状況なのに、
中学校ではそれほどの人数が必要ではないということは、
卒業時にはじかれる人間が出るという事なんですね。
のんびり娘が6年の時には、越境者全員が中学校にいけたのに、
のんびり娘が中学進学を迎えたまさにその年度から、
「全員がいけるとは限りません」となり、
見事、のんびり娘ははじかれたのでした。
ただ、この年はまだはじかれたのはごく僅か(のんびり娘の学校では娘ともう一人だけです)で、先生方としても「特別な事象」と捉えていたようなのですが、
その翌年あたりからは、こうして「切り捨てられる」子がどんどん増えて、
越境者の半分ぐらいが、「受け入れられませんので地元の学校にいってください」
になっているようです。
半分にもなると、なぜその子が切られて別の子はOKなのかというのは丸きりわからなくなりますので、先生方も、越境者に対しては早くから、
「どうなるかわからないので、準備を心がけておいてください。」
といった事を仰るようになってます。
もちろん、地元の学校には無条件で受け入れてもらえるわけですから、
行き場がなくなって困るというわけではありません。
のんびり娘と違って、妹ちゃんはどこにいっても何とかなる子ではありますので、
地元の学校というのも悪い選択ではないとは思っています。
が・・・。
のんびり娘の学校生活をフォローし続けていて、
こういう学校もいいなぁ・・と私が思い始めてしまいまして・・。
私は田舎もんですので、幼稚園から高校までずっと公立なんです(田舎には私立校は少ないから)。
更に、貧乏人だったものですから、大学も公立(3年からは授業料、自分で払ったので・・)。
塾にも予備校にも御世話になっていない、実にリーズナブルな教育を受けてきました。
なので、わざわざ余分なお金かけて私立を受験するという人に気持ちが今ひとつ良くわかっていなかったんですね。
東大に何人も送り込むような有名私立の受験に必死になるのはまだわかるけど、
誰も聞いたことが無いような学校に行くのに、なんでお金かけて余分な勉強までして親子で頑張らなきゃいけないんだか・・って、本音を言えば、そんな風に見てました。
細やかな配慮が期待できる環境が必要なのんびり娘でさえ、当初は小学校のみんなと一緒に行ける公立の中学校に。と思っていたわけで(追い出されたから、已む無く受験を選択したんです)、どこでもやっていける妹ちゃんには毛頭考えてなかったんですよ。
でもね、この2年間、のんびり娘が受けている教育を殆ど一緒に体験してきて、
「妹ちゃんにもこの学校いいかなぁ・・」
なぁんていう事を考えている自分がいます。
有名ではない、偏差値的には決して高くない(控えめな言い方です)学校なんですけど、
公立主義(安上がり主義ともいう・・)のこの私が、こんな風に考えるなんて
のんびり娘を入れるときには思いもしなかったなぁ・・。
今になればそれぞれぴったりの学校かなと・・
いずれも複数の学校の中でご縁があった学校でした。きっと運命なのかなと思っています。
当方の地区は最近TVでも紹介されていますが「小中一貫教育」が全市で今年度から開始されました。
双子のときも小学校がモデル校でありましたので、越境は無理かなと思ったのですが、なぜだかスムースに許可されました(といっても1年半それなりに専門家の力も借りて交渉し続けましたけどね)
今年は双子の中学校に近隣からの越境相談したけどOKでないというケースもちらほら聞いています。
どういった基準で選ぶのか・・
先生たちは「個々のケースで違いますから」だそうで・・。
そういった点でも公立は「なぞ」ですね。
今の子供は おおかた 幸せですよね、そういう意味で。親は一生懸命頑張って稼いでこれるわけですから。昔は・・それほど 稼いでこれる家庭率というのは 低かった気がします。
まさにそうなんですよね。妹ちゃんの小学校から上がる中学校だって、どういう基準で越境者に入学を許可するのかまるきりわかりません。なおかつ「理由については問い合わせしない」という誓約書を越境入学を希望する親全部に出させています。
聞かれちゃ都合の悪い事でもあるのかしらね。
小中一貫校、以前はそれほど必要とも思っていなかったのですが、中学校の先生たちと小学校の先生たちの温度差を体験した今は、結構いいんじゃないかなって思います。
小学校の先生って、もちろん人にもよりますけど、
「今これが出来なきゃ、中学で困る」みたいに「あれもこれも」いう方が多い様に思うのですけど、中学校の先生達はもう少しゆるいというか、長いスパンで見てくれるような気がします。
「縁」にかんしてですが、のんびり娘の進学でそういうものを強く感じました。妹ちゃんはどうなんでしょうね。あまり縁とか運とか強そうには見えないのですが・・・。
でも、そういうものを掴み損ねないように、アンテナは今から張っておこうと思いました。
私立を受験させるお金があるっていうのは確かにいい事なんでしょうけど、そのために塾に通うわけでしょ。勉強するわけでしょ。
子ども時代っていう、遊んでも誰にも文句を言われない時期に、毎日を勉強で埋めてしまうのって、幸せなのかなぁって思うんですよね。
のんびり娘の場合は、これはもう「リハビリ」というつもりで取り組んでますけど、それでもね毎日彼女の時間の何割かを勉強にさき続ける事には罪悪感があるんですよ。だからこそ、二人三脚して自分の罪悪感を減らしているようなところもあるんです。
私は、勉強なんてしなかったもん。中学生高校生の時だって、定期テスト前の一夜漬け以外には勉強なんてしなかったもん。
なのに、塾通いの子ども達は、小学生でも10時、12時まで勉強してる。
親にお金がなければ、そんなことしなくていいのにねぇ・・・。
と、思う自分と、
妹ちゃんにあった環境を選べるならば・・・
と思う自分と。
これも、選択肢の多い都会に住んでいるから思う事なんですよね。