文化祭でした。

初めての文化祭。
昨日は一日、舞台での発表を見る日だったから、
独りぼっちになる事はないだろうと思っていたのですが、
今日は、一年生の出し物（手話コーラスとダンス）が終わると自由行動。
皆がお友達同士で回るときに、独りぼっちになっていたら切ないから、
残りの家族3人、1日付き合う覚悟で出かけました。

一年生の出し物を見た後、校内をプラプラしていると、
華道部の展示でのんびり娘に遭遇。
同じぐらいの背丈の、大人しそうなお嬢さんと一緒でした。

「寄ってくるかと思ったら、こなかったなぁ。」
と、パパ。

小学校高学年では、私たち家族の方に擦り寄ってくる事が多かったんです。
彼女にイジワルしない優しい子が側にいたとしても、
やっぱり家族の方に寄って来ちゃう。
それがね、今回は「お友達と一緒。」にいる事がごく自然なことというように
過ごしていて・・・更に驚く事に、
のんびり娘のほうがお友達をリードしている雰囲気なのです。

華道部の展示を見た後で記入する「感想ノート」の前で順番を待っていた二人。
「先に書いていいよ。」
と優しく声をかけたのは、のんびり娘のほうでした。

「うちの子にリードされているっていうことは、あのこ心配だなぁ。」
と、ニマニマするパパ。

ということで、我々家族とのんびり娘は別行動。
途中何度か遭遇し、妹ちゃんを連れ歩いてもらったりはしましたが、
ものすごぉく「普通」に、初めての文化祭を楽しんでいました。

帰宅後チェックしたビデオの中に、とっておきの笑顔が映ってました。
良かったねぇ。


と、ここまでを6時位にうちこみました。

そのあと、いつまで経っても帰ってこないのにハラハラ。
ようやくさっき電話があって、パパが迎えに行きました。

この電話でのやり取り。

「今、駅。」
「そう。荷物多いの？」
「うん。いっぱいある。」

（私は夕食準備中なので、パパが迎えに行く気があるかどうか様子を見ますが、
既に近くの駅まで帰ってきているので、パパ動く気なし）

「バスで帰ってこれる？」
「えーーっ、むり。」

（おかしい。荷物は今日重くないはず。）

「まさか、お金全部使っちゃったんじゃないでしょうね。」
（昼あったとき、念のためにと1000円渡しておいたのよ）
「えーっとぉ。たぶんそうかなぁ・・。」
「パスモは？」
「それも50円ぐらいしか残っていないからむり。」
「ばかもの！！！！帰るお金ぐらい残しておきなさい。」

（と、ここでパパに『どうする？』と尋ねると『歩いて帰って来い！』という返事）

「あるいて帰ってこいってよ。どうする？」
「うーん。じゃぁあるくよ。」
（って、そこから家までは40分はかかるぞ。）


という事で、パパに頼み込んで迎えに行ってもらいました。
今ごろ、車の中でお説教を受けているでしょう。蛇年生まれのパパはくどいぞぉ。

でもね、
「怒られてもまだ楽しい」
という雰囲気が電話から伝わってきましたから、
めげないでしょう。

次回からは、バス代と電話代だけは残して置組んだぞ！！！