のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

ご無沙汰してます!

2013-08-19 17:49:51 | 専門学校
パソコンの調子が悪かったり、暑さのためか何となく気合が入らなかったりで、
放置ブログになっていました。
来てくださっていた方すみません。

のんびり娘のその後ですが、まぁいろいろあります。
正直なところ、18歳という年齢まで来ますと、成長を感じる部分よりも、
同年齢の女性との差を感じて焦ったり、イライラすることが多い気がします。
そんな現状も、ブログからちょっと遠ざかっていた原因なのかもしれません。
意識して・・ではなくて、無意識のうちに。

だけど、書いておかないと、振り返りが出来ないし、日々が目的なく流れていくような気がします。
今後どういう風に彼女が人生を歩んでいくのか分かりませんけど、
その時々の現状は、ちょこちょこ残しておいた方が、自分のためにもいいなぁと思いました。

では、現状報告です。

一番書きやすい「勉強」面から。

専門学校のお勉強は「実技系」が多く、補習や再テストなどの態勢も整っていますので、
2,3の教科のみ強くフォローすればよい状態になっています。
1つでも単位を落とすと、1年間留年というルールなので気は抜けませんが、
なんとなく、やりようは分かってきて、3年間乗り越えられるような気はしています。

専門学校自体でも、「読み書き」の力の弱い生徒を対象に、「読み書き」に特化した補習もしてくれていて、私の出番を減らしてくれています。
もう、この年齢になると、鬼母の恫喝で何とかやらせるというのはできなくなりますので、
学校が補習の形で、小学校で習うような感じのおさらいや作文のおさらいをしてくれると本当に助かるんですね。
良い学校に出会えたと感謝しています。


一方で、並行して単位をとっていく形になる、短大の通信教育の方ですが、こちらは鬼母前面に出ての戦いです。
各教科ごとに、提示されたテーマに従って1本1500字のレポートを、1本から2本書いて提出。さらに、記述型のテストも。
という、のんびりチャンにはかなりハードルの高いものになので、現段階では、鬼母登場やむを得ないです。

一応「大学の教科書」を使うわけですから、言葉も文体も難しいのですよ。
それでも、「保育・福祉」という分野に集中しているわけだから、いくつもの教科に重複する部分があって、
繰り返し学んでいくうちに、のんびり娘の脳にも、その手の言葉や言い回しが刷りこまれるのではないかと、
そんなことを思いながらサポートしています。

やり方としては、

まずお題を把握させる。
それに対応する教科書の部分を読ませる。
内容や言葉を、彼女の分かりやすい形に解説する。
お題に対して、どんなことを答えていったらいいか一緒に考える。
それを鬼母が1500字にまとめてパソコンで打ち、のんびり娘が清書して提出。

という流れです。

「鬼母のレポートやん!!」
そのとおり!
でもね、ただの代筆ではないですよ。レポート提出した後に、試験があるので、
のんびり娘が???だらけのまま清書させても意味ないですから。

彼女が理解できるように、彼女が覚えられる言葉で、教科書や参考資料を紡ぎ直し、
彼女が共感できる感想や意見を彼女と一緒に考えてから、彼女の使う文体で書くわけです。
それが、彼女仕様になりすぎて、お題が求めることから外れてもいけない。

そういう制約を自分に課しながら、50を過ぎ少々働きの鈍ってきた頭でまとめていくので、結構時間を食うのですね。

書きあげたものは、かならず読ませて、分からなさそうなところはまた潰していく。
一度にすべてのことが理解できるわけじゃないことは百も承知ですけど、
こうやって一つ一つ取り組んでいくことで、積み上がるものがあると信じてね。


何年もサポートしているのに、こうして、まだまだ手が離せないという現実は重いっていえば重いのですけど、
「読み」の力は確実に上がってきているのは感じるんですよ。
私には理解できないルールで読んでいた漢字の熟語を、普通の感覚で読むようになった。

例えば・・・
「高原」が「ぼくじょう」だったりしたわけのわからなさ(初見が同じような場所であったと思われる)は殆どなくなりました。
「授業」の「業」が、別の熟語に使われていた時、「じゅ」って読んじゃったりすることはまだありますけど、
他人さまから見て、意味のわかる間違い方になりましたし、修正力もついてきてます。
そして、読み方もずいぶんスラスラ続くようになりました。
スラスラ読めれば分かっているっていうものではないけど、簡単な文章もブツブツ切れていた時期の長さを思えば、
よくこれだけの難しい漢字がある文章を、よく読めるようになったなとは思うんです。
以前なら、行をまたいでいた熟語はまず読めませんでしたが、今はちゃんと行をまたいで先まで確認してから
熟語として認識して読んでいるのもよい感じだなぁって思います。

こういう進歩も、「読む」という作業をせざるを得ない状況があって初めて生まれるものだから、
高いお金を払ってはいるけれど、学業を続けていてよかったんだとは思う。
それは、鬼母自身が後悔しないためっていう意味でね。
結果としてどこまで到達できるのかは、わからない。正直、わからない。
それが、彼女の人生にどれだけ役立つようになるのかもわからない。

それはこれからのことだものね。

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2 コメント

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お疲れ様です (しのぶ)
2013-08-19 19:36:46
毎日暑いですね。

相変わらず、学業のフォローもしっかりとされていて、素晴らしい。
ここまでは、なかなか出来ないと思います。流石、seiさんです。

我が家は、そこまでのフォローはもう、無縁になりましたが(中学で養護を選び、今は高等部単独の養護に行ってますから。)
それでも、きっちり宿題が出ているので、それの指導と。(この指導っていうのは、どこの家庭でも出来るわけではないことに、今更ながら気づいています。うちは、指導が出来るだけの余力・・経済的にだったり、親の能力にも左右されると思います。・・・があって、『よかったね、息子よ。感謝しなさい。』と恩を?うってますが。(笑)

二学期は早々に、現場実習があります。寮から通いなんですが・・電車を乗り継ぎ、バスに乗り・・と、ちょっと複雑です。
しかも、飲食店だそうで。(たぶん、多くの方が行ったことのある、ファミリー系です。)
かなり不安ですが。ま、これで、夢破れてもらうのも1つかと・・・
まぁ、包丁で怪我しないようにだけ、気をつけていただきたいですがね。

まだまだ暑いですが、お互いに頑張りましょうね~。
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しのぶさんへ。 (sei)
2013-08-24 22:06:07
ご無沙汰しておりました。済みません。

おっしゃる通りだと思います。
短大の勉強をサポートしていて、
これは誰でもできることではないと思いますし、
私に何かあった時に、のんびり娘の歩む道は予定から大きくずれていくだろうということも思います。
親の能力に左右される道を歩んでいくのは、その分のリスクも抱えているのですよね。

ということで、お互いとにかくしぶとく長く、生き延びましょう。
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