のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

四角を使って・・。

2007-01-15 23:08:32 | 6年算数
6年と限った事ではないのですが、受験に取り組んでいて
意外と使えると思った手法が、□を使うやり方です。

のんびり娘は、文章の読み取りが苦手です。
パッと読んで、大まかに筋を捉えることができない。
そういう子どもにとって、高学年のややこしい文章題を立式するのは、
それはもう大変で・・・教えるこちらの脳みそも蒸発しそうになってしまいます。

それが、□を使う事で、ずいぶんスムーズになりました。

 リンゴを3個持っていました。
 友達から何個かもらうと、全部で11個になりました。
 では、何個もらったのでしょう。

教科書では、こういう問題は線分図を書いて、式を作るよう促します。
全体がわかっていて、部分を聞いているのだから「引き算」という風に考えます。

文章からすっと「引き算」を導き出せる子は、きっと、文章を逆から考えることが出来ているのだと思います。
全部で11、そのうち最初にあったのが3だから・・・という具合ですね。

のんびり娘には、実はどちらも非常に高度な作業なのです。

□を使うと、文章題の順序で式が作れます。

3個あった、□個もらった、あわせて11個になった。
と、こういう事ですから、
3+□=11
これなら、シンプル。

では、□はいくつなのか。
これが、以前はなかなかわからなくて、□を使いたくてもつかえなかったのです。
でも今は、受験勉強のおかげで、□をととく方法が身についてきました。

それで、これまで苦戦したいた立式もちょっと楽になってきています。

□をもとめる計算のやり方は、次回(か、それ以降)、書いてみようと思います。