娘の抵抗

最近、計算にはめっきり自信をつけてきたのんびり娘。
間違いがあっても、わからないところがあっても
めげずに自分で考えていく。
私に聞くときでも、とっても素直。

でも、国語は・・・。

ママ模試の様子を見ていると、とき方がぶれてきているようだった読み取りの問題。
学校の勉強との一石二鳥を狙って、教科書準拠の問題集で取り組ませた昨日と今日。
実にブータレが多いのだ。

一時期より、本人も押さえようとしているのはわかる。
こちらも、無駄な時間をかけたくないので、声を荒げる事はしない。
でも、でも、それでもなお、ブータレた態度が止まらなくなるのだ。

たまらず、作業をストップさせて聞いてみた。
「ママにはどうしてもわからない。何で、そんなに腹が立つの？」
「・・・・・」

しばらくして、
「だって、直されると腹が立つんだもん」


この件に関しては、これまでも何度も話してる。
怒鳴りつけて教え込んだこともあるし、ゆっくりじっくり話し合った事もある。
例え話で脅した事もある。

たぶんわかってはいるんだよね。
間違いを直していく事、ママが注意する事は、できない事をできるようにするために必要な作業だっていう事。

でも、今、言われるのがいや。
せっかくやった問題を直されるのがいや。
１度読んだところを読み直すのがいや。
終わる時間が遅れていくのがいや。
何もかもいや。

目の前のことしか見えなくなるから、怒りが湧いてきてそれを押さえられなくなるんだよね。

先を見通す力があれば。もう少しそれが育ってくれば。
無意味な怒りが減っていくと思うのだけど、
どうしたら、それができるのかなぁ。

根気良く根気良く、先を見通す事のよさを伝えていく。
自分がしていることが、どういう結果を招くのか、
想像力の足りない娘に、イメージさせていく。

そんなことの積み重ねしかないのかな。