昨日、娘が時計を読んでいる時に気がつきました。
分を読むとき、スタートの12のところを0(ゼロ)でカウントしています。
ここには、整理した教え方を書いている私ですが、娘の時は手探り状態。ピッタリ来る教え方を求めて、その都度色んな教え方をしてしまいました。今思うと、「言葉」や「理解」の弱い娘を、かなり混乱させてしまったと思います。ごめんね。
その中から、彼女は自分にあったやり方を見つけたのでしょう。1から5,10と数えるのではなく、12から0,5、、と数えていく。これが娘の間違えない方法なんでしょうね。
ちなみに、この0(ゼロ)スタート、物差しの読みのときにも重宝します。ものさしも、スタートを1(いち)と読んでしまう子が多いんですよ。そういえば、数直線の問題でも、「6から3大きい数字は?」なんていうのを指でさしてやらせると、指している6を1とカウントして答えがずれちゃう子がいます。どれも、0スタートを身につけると克服できますよね。
そういえば、時計とものさしは良く似ています。単位がふたつ混ざり合う。そこがとても難しいのです。
昨日、パート先の学校で、ものさし読みに苦労している子を見ていて思ったのですが、「単位がふたつ」ということを、最初からしっかり刷り込んでしまったらどうでしょう。
時計、ものさしの読み方の問題の時は、毎回即座に、
________時____分 とか ____cm___mm と書いてしまう。
そして、計った順に数字を入れていく。
ものさしの場合、___の上が0の時は、そこを消しゴムで消す。時間は「分」の方が0なら、そこを消す。
このやり方を繰返して、時間や長さが、ふたつの単位の数字を合わせた物だという感覚を『初めから」しっかり掴んでもらうと、いいような気がします。
どう思われますか?