名南将棋大会ブログ 名古屋

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SS1-14 スーパー四間飛車(4)

2024-05-18 | 基本定跡の研究

次は「端角作戦」です。

43銀型に居飛車穴熊から始まって、54銀66歩14歩

25歩には13角

まず端角で2筋を受けようというのがこの作戦です。58金右33桂

35歩から石田流への組み換えではなくて、左桂も跳ねてしまいます。攻撃的ですね。88銀62飛67金65歩

6筋を攻めて後手が良い感じです。65同歩同銀66歩76銀

ああこの筋か、と気が付いた時には遅く、後手有利です。評価値は-933で優勢に近い。

AIで確認すると

ここは46歩が最善のようです。45歩65歩42金

55歩65銀66歩74銀

6筋は一度収まりましたが、48飛46歩同銀65歩

65同歩は45歩57銀65銀66歩76銀の筋に戻ります。なので57銀66歩同銀46歩

78金65銀同銀同飛66銀

64飛54歩同歩86角62飛55歩

65歩77銀引55歩54歩52飛

42角成同飛53歩成12飛

こんな攻防が続き、評価値は-68の互角です。先手玉は堅いけれど、まあ初見では先手が受けきれないでしょう。

 


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