美山たそがれメール

山村の四季情報や暮らしを発信します。

たそがれ世代のおばちゃんのブログです。

ささやかな贅沢

2015年01月07日 | 日記
今日は一日中雪が降ったり止んだりしているが積もるわけでもない。配達をすませ帰りに美容院に寄る。シャンプーとカットをする。私は月に2回はシャンプーに来る。贅沢と言う人も多いが私にとってはささやかな贅沢でもある。36年前甲状腺癌で88日間入院した。気分のいい時に外出許可をもらい美容院でシャンプーをしてもらうのが唯一の楽しみだった。それ以来私は美容院でシャンプーをしてもらうことが普通になった。今日はカットもしたが短めにしないで毛先だけそろえてもらった。顔そりもしてくれた。私はほとんど化粧しない。コバル照射で顔の半分の皮膚がケロイド状態になった。再生が不可能かと思われたのに今ではわからない。ただその時から気を付けていることは皮膚に紫外線があたらないようにしている。化粧水とサンオイルと帽子はいつもつけている。家の中でも帽子を被っている時があり夫は時々「家の中まで帽子はいらんぜ」という。1時間余りで3000円を支払い帰って来た。午後は少し昼寝をした。心地よい疲れが睡魔を誘ったのかもしれない。

宅急便でアマゾンで頼んでいた本が届いた。正月に読もうと思っていたのに在庫がないと届かなかった。こんなことはめったにない。その本のタイトルは「後妻業」直木賞作家の黒川博行京都青酸連続不審死事件を予言したような小説だ。1時過ぎから4時まで読んで夜は7時から9時までかかり読み終えた。面白かった。鮮烈な犯罪小説になっている。孤独で資産家の老人を獲物に殺して資産を自分の物にしていく。女の本性のようなものが見える。一人暮らしは男の高齢者にとっては耐えられないのだろう。女のほうが強いのだ。この主人公は最後は弟に殺される。私は小説家はすごいなと思った。緻密に調べ上げて物語を作るから。この中に京都美山町出身という男が設定されていたが、驚いた。たぶんこの本はベストセラーになるだろう?

明日は食材が切れたので仕事は休みます。午後自然文化村で台湾の旅行関係者との懇談会があります。久しぶりに河鹿荘の食事とお風呂に入ろうかなあと思っています。