美山たそがれメール

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たそがれ世代のおばちゃんのブログです。

大雪のお正月に。

2015年01月02日 | 日記
昨日の午後、新年会の帰りはまだ雪も積もってなく路面もでていたのに、3時過ぎ府の土木事務所から除雪要請の電話が入り夫は出て行くことになった。外に出るともう30センチ以上積もっていた。夫は8時半過ぎに帰って来た。今朝も4時半に除雪車のエンジン音で目が覚めた。8時前に起きると10センチほど新雪がのっていた、紋次郎を放す。大喜びで雪野原を走る。夫は11時過ぎに帰ってきた。私は箱根駅伝の中継を見る。午後は夫が家の前の除雪後昼寝

私は暮れに購入していた本を読む。
「美しい田舎の作り方」と「農山村再生」の2冊。読み始めたがあまり面白くない。学者と呼ばれる人が書くとどうも理論的で実情にそくしていないように思う。限界集落、過疎という言葉も作られたものである。特に四国の山村や中国地方の山村が例にたとえられている。私の住んでいる地域は京都市内から50キロ地点である。冬場は峠が通行止めになるがそれ以外は簡単に京都市内まで行きができる。村以外に出て行った子供達も帰って来るしそこに住んでいる当事者はまだそんなに悲壮感も持っていない。戸数15戸30余名の集落は私が嫁いできた40年前と住んでいる人たちの意識変化は少ない。毎年数人ずつ亡くなって人口は減っていくが大きな家は空き家になっても残っている。65歳の老人(私も含まれる)ばかりだが少ない年金でもそれなりの暮らしを営んでいる。これからどいなるかは誰にもわからない。私は住んでいいる人たちが満足していればいいと思っている。