ささかのブログ

雑多な思考整理のためにブログを活用中。
自分が生きやすくなればいいと思うけれど、教祖になるつもりはない。

経験と勘と理論

2022-03-26 08:29:52 | Technics
徒弟制というか。

経験と勘が仕事の原点みたいな。

現場を知らないと、話が通じないので、一通り現場を知っている必要がありますけれど。


結局の所、第二次世界大戦で日本が負けた戦略差は、経験と勘を、どれだけ道具に置き換えられたか?ということかと。

努力と根性での現場のやりくりには限界がある。

データが取れたらパターン化や理論化を行って合理化して、経験と勘がなくても、知識で対応できるようにする。


物理学による核兵器はその差で。

プロペラ機で特攻する頃には、高高度戦略爆撃機から核爆弾を落とせる差になる。


精神医学も、経験と勘から理論化して、パターン化や類型化を行い、投薬治療しやすくする。

営業にもパターンがある。

経営にもパターンがある。

情報化戦略もパターンの塊。

農産物の進化も、いきあたりばったりよりも遺伝学を用いたほうが断然効率的。

大衆心理も政治学。

ルール作りには法律学。


そのようなパターン化され、分類化され、理論化した知識によって、効率的なトライアルをしたほうが、圧倒的に生き残る確率が高くなる。

努力と根性では到達できない段階に入ることができる。

いつまでも経験と勘だけでやっていては超えられない。


しかし経験と勘に頼れるぐらい、現場に精通していることは無駄ではないと思っている。

そのようなプロがいないと、最先端理論は構築できない。


音楽は理論と技術で。

演奏技術もあった上で、他の音楽を吸収して、音階や和音、構成技術理論をしっかりと学ぶ必要がある。

とても奥が深い。


それがわかるかわからないかの差も大きい。
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