ファントム・競馬チャンネル

さっぽろファントムの競馬予想
競馬歴30数年の経験を元に書いてます。
2歳戦予想しません。

競馬の記憶 第29回 コスモドリーム

2006-05-16 23:57:33 | 競馬(思い出)
この馬が「名馬」か?、と問われれば、いささか返答に困るが、
何と言っても、オグリキャップの世代の「オークス馬」です。

13戦4勝、2着3回、3着3回。
それ以外の3走は、落馬(笑)と宝塚記念14着、高松宮杯(当時2000M戦)9着。

オークスの後、高松宮杯(オグリの3着)、小倉記念(2着)、京都大賞典(2着)と、休みなく使われて、骨折。
7ヶ月の休養のあと、初戦(豪トロフィー)を2番人気で辛勝するも、
続く宝塚、高松宮を前述の成績で、そのまま引退しました。

宝塚も高松宮も、共に5番人気だったのですから、弱いわけがありません。
まあ、結果的には大敗しているのですが、牝馬ですから・・・、勘弁してあげましょう(笑)。

コスモドリームの父は、ブゼンダイオーです。その父はダイコーター。そして、その父はヒンドスタンです。シンザンの父ですね。
2代の父内国産が続いた、3代目ということです。

ブゼンダイオー自体は、たいした成績ではありませんでしたが、その父ダイコーターは、菊花賞馬で、皐月賞、ダービー共に2着です。
この頃は、馬柱の母父欄によく、ダイコーターとありました。
優秀だったんですね。

で、このコスモドリーム。
オークスの優勝時に、フジTVのアナウンサーに名前を間違われました。
しかも、栄光のゴールの瞬間から、しばらくの間、気付いてなかったんです。

最悪です。

見ていたオイラの顔から火が吹き出そうでした(爆)。
そういうオイラは、この馬の名前が気に入って「◎」にしていましたので、間違いには、気付いていましたよ。

深夜のダイジェスト番組で、ゴール前の音声が差し替えられていたことは、言うまでもありません(激爆)。

間違えられた、偽のオークス馬は「サンキョウセッツ」という馬です。
ん~、勝ったのがコスモドリームで良かったですよ、ホント・・・(爆)。
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コスモバルクの実力

2006-05-15 18:45:06 | 競馬(海外)
コスモバルクが、やっと、GⅠレースを勝った。

長かった道程だが、まだまだ終わったわけではない。

そもそも、コスモバルクの勝ちパターンは、「先行抜け出し」だ。
それを、こともあろうに、中位に控えさせて、直線で差し脚を伸ばそうという、脚質転換を試みた事から、不振が始まったのだ。

試すのはいい。
しかし、プロなら、その方法が、馬の本来の個性を殺してしまう可能性があることを即座に判断して欲しい。
挙句に騎手まで替えて、こだわる必要は無いだろう。

確かに、自在な脚質であれば、どんなレースにも対応できるだろうが、その作戦に順応出来ない、馬の個性というものもまた、存在するのだ。

皐月賞、ジャパンカップ、弥生賞、セントライト記念、いずれも、先行して粘っているのだ。

ジャパンカップで好騎乗のルメール騎手は、その後、ハーツクライを逃がして海外GⅠを制している。

馬に能力があるほど、早めのレースが勝利への最短の道。
なぜなら、能力がある、イコール、速く走れるということだ。

スタミナやペース配分を、展開に助けてもらうようでは、真の優駿とは言えない。

そもそも、強い馬というものは、ある程度は、調教師なり、騎手なり、現場に関わっている者であれば、選別できるのだ。
だからこそ、地方馬の身でありながら、中央で走らせることに、こだわっているのだと思う。

ディープインパクトなどは、ファンの目から見ても、能力の違いは明らかであり、武豊騎手は、その強さを、まさに馬の背中から体感しているのです。

コスモバルクの場合は、ディープインパクトほどの能力は無いにしても、やはり、他の馬たちに比べれば、一枚も二枚も、能力が抜きん出ているのだと思う。
勝ったレースなどを見れば、ファンにもそれは判るのです。

馬も生き物です。
いくら調教師が「万全の仕上がり」と自負しようとも、走るのは馬です。
気分の乗らない時もあれば、調子が今一歩の時もあるでしょう。
毎回勝ち負けになるような馬は、そうそう現れません。

今までの、コスモバルクの周辺の経緯から、やはり経済の力関係を勘ぐらざるを得ないことは、仕方ありませんが、悔しい思いを隠しつつ、それでも、与えられた役割を全うして努力しているスタッフの方には、本当に心から、今回の勝利を祝福したいと思います。

このレースに臨んでの、五十嵐騎手のイメージが、まさにコスモバルクの勝利の方程式です。
それで負ければ、ファンは納得します。
とにかく、コスモバルクの「気分」を尊重して、折り合いましょう。
それがたとえ、先頭という位置取りでも、です。

彼が一番速く走れる状況を作ってあげて下さい。
それで負ければ、仕方ありません。
速く走れるのに、その能力を押さえつける必要はないのです。

そうです、常にレコードタイムを更新するくらいの気持ちが、人間側にも必要です。
陸上のアスリートが、記録を目指すように、
彼、コスモバルクもまた、常にベストタイムを目指している馬なのかもしれません。
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やった!コスモバルクGⅠ制覇!!

2006-05-14 22:15:16 | 競馬(海外)
シンガポール航空国際C、コスモバルクが優勝

 14日、星・クランジ競馬場で行われたシンガポール航空国際C(3歳上、星G1・芝2000m)は、五十嵐冬樹騎手騎乗のコスモバルク(牡5、北海道・田部和則厩舎)が道中2番手追走から抜け出して優勝した。

以上出典元(↓)
http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=13581&category=C
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第1回 ヴィクトリアマイル(GⅠ)

2006-05-13 17:07:10 | 競馬(レース予想)
新設のGⅠレースということで、現状のベストメンバーが揃った。
人気の3強ですんなり決まるかどうか?

潜在能力は、1番ダンスインザムードが一番だろうか・・・しかし、ムラ駆けタイプだし・・・。
すると、距離適性を考えて、6番ラインクラフトが最右翼?
18番エアメサイアは、距離が短すぎるが、前走1400mを使って、対応に工夫を凝らしている。枠が大外なので割引が必要かなと思ったりもしたが、鞍乗が武豊騎手なので、差し引きゼロかな・・・。

3強をまとめて ひっくり返す可能性がありそうなのは13番ディアデラノビア。
東京コースの相性も良く、故障明け後の戦績も安定している。

もう一頭、16番ヤマニンアラバスタ。
コース実績、重馬場実績もあり、休み明けをひと叩きされ、臨戦態勢は整っている。

天候も気になるところだ。
あまり悪くなると、思わぬ伏兵が現れるかもしれない。

一応、印は付けたが、ハッキリ言って、配当の妙味を考慮した感じ(笑)。
エアメサイアの印は、もっと重くても良いかもしれない。
そしたら、人気通りなんだよね・・・(爆)。

ヴィクトリアマイル

◎ 6番ラインクラフト
○ 1番ダンスインザムード
▲13番ディアデラノビア
☆16番ヤマニンアラバスタ
△18番エアメサイア

>>>>>>>>>>>>>>>>
結果

 1着○ 1番ダンスインザムード
 2着△18番エアメサイア
 3着▲13番ディアデラノビア
 4着  5番コスモマーベラス
 5着  7番アグネスラズベリ

 9着◎ 6番ラインクラフト
12着☆16番ヤマニンアラバスタ

パドックの様子など見ていると、抜群の気配を感じたダンスインザムード。
直線も抜群の手応えで、完勝の印象です。
これなら中2週でも、安田記念へ行くべきでしょう。
ムラ駆けを無くすべく、鞍乗の北村騎手を含めたスタッフの努力が報われました。
代表して、初GⅠ制覇の北村騎手におめでとう、と言っておきます。

2着エアメサイアもやはり、というか、来ました。しかし、勝った馬が強すぎます。

にしても、ラインクラフトの位置取りには「?」です。
もっと前に行けなかったのでしょうか?あれでは勝てませんね。
福永騎手は、スランプに陥ったのではないでしょうか?
ここ最近の騎乗振りには、「冴」が見られません。
来週以降、予想時には、割引が必要になってきました。

4着のコスモマーベラスは大健闘。
柴田善臣騎手は最近絶好調のようです。
東京コースでは、馬の格にとらわれずに、マークしておきましょう。
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京王杯スプリングカップ

2006-05-12 22:06:29 | 競馬(レース予想)
京王杯スプリングカップ

◎ 9番シンボリグラン
○ 4番テレグノシス
▲ 3番グレートジャーニー
△12番オレハマッテルゼ

>>>>>>>>>>>>>>>
結果

 1着△12番オレハマッテルゼ
 2着  7番インセンティブガイ
 3着○ 4番テレグノシス
 4着  6番ネイティヴハート
 5着▲ 3番グレートジャーニー
 6着◎ 9番シンボリグラン
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オイラ的名曲案内 第3回 チャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」

2006-05-11 19:13:51 | オイラ的名曲案内
古今東西、もっとも有名なピアノ協奏曲が、この曲です。
いや、クラシックという大きな括りのなかでも、ベスト3に入るかもしれません。

冒頭、いきなりホルンがテーマを咆哮するところから、惹き付けられます。
極めて情熱的な楽曲で、独奏者とオーケストラの息詰まる掛け合いも、とてもスリリングであり、かと言って、騒々しいだけの曲ではなく、第2楽章では繊細で、叙情的な落ち着きもあり、コンチェルトを聴く醍醐味に満ちています。

この曲に関しては、一度全曲を聴いていただければ、その魅力が解かって頂けるでしょう。
あ~だ、こ~だ、言っても始まりません(笑)。

オイラのお薦めは、この一枚。
アルゲリッチ独奏、コンドラシン/バイエルン放送SOのもの。
ライブ録音で、会場の熱気がそのまま伝わってきます。

また、リヒテル独奏、カラヤン/ウイーンSOも、昔から名盤の誉れが高いもののようです。
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競馬の記憶 第28回 ダンスパートナー

2006-05-09 23:59:38 | 競馬(思い出)
近年の最強牝馬と言えば、エアグルーヴだろうか?
その1年先輩が、このダンスパートナーです。

海外も含めて25戦4勝、2着9回。
掲示板を外したことが6回ありますが、すべて男馬とのGⅠレースです。

桜花賞2着、オークス優勝のあと、
翌年からエリザベス女王杯が古馬にも開放されることを受けて、敢然と「菊花賞」に挑戦して来ました。
そして、ファンは、この馬を1番人気に支持したのです。
オイラもそれに、一役買っていましたが(笑)、なんか、そういう図式は競馬ファンの心をくすぐるようですね。

結果は5着。

その後も、健闘はするものの、GⅠレースはエリザベス女王杯に1着、2着。
やはり男馬相手では、一枚足りなかった印象です。

引退の年の4月に香港のクイーンエリザベスⅡ世C(8着)を使ったのですが、もし、その時代に「ヴィクトリアマイル」があったら、きっとそこに向かったのではないでしょうか?
その前年には安田記念を使って、6着だったのですから・・・。

その新設のレース「ヴィクトリアマイル」に、ダンスパートナーの妹、ダンスインザムードが出ます。
お姉さんのように堅実ではありませんが、男馬相手に頑張っている姿が重なって、ついつい応援したくなります。
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いよいよ凱旋門賞へ

2006-05-08 19:00:59 | 競馬(海外)
ディープインパクトの今後の参戦計画が発表された。
(→) 記事

イギリスへは行かず、海外はフランス一本に絞ったようだ。

ということは、
ハーツクライが、このまま、好成績を残すようなら、いよいよロンシャン競馬場が、ディープインパクトとの決戦の場になるわけだ。

リンカーン陣営には、まったく最悪のローテーションに決まったわけだが、ここは、もう一度、挑戦するチャンスが巡ってきたと思い直して、宝塚記念では、大逃げを打つなり、なんなり、頑張ってもらいたい!

いや~、とにかく、みんな、無事に行ってもらいたい。
最大の敵は「ケガ」以外の何者でもないと思う。

今年は本当に楽しみだ♪
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第11回 NHKマイルカップ

2006-05-06 21:21:39 | 競馬(レース予想)
混戦。
フサイチリシャールが人気になるのは、仕方が無い。
なんせ、この馬に先着した事のある馬が、ここには出てきていないのだから。
対戦成績の力関係だけで考えれば、フサイチリシャールの本命は揺るぎの無いことであるが、そうは行かないのが競馬であると、オイラは考える。
つまりは、「波乱」があると、予想した。
むろん、リシャールを本命にするのが本筋であるとの正論は、それはそれで、間違っていないのですが、どうも、引っ掛かるのです。
で、
マイネルスケルツィもトライアルに勝っていますが、それとて、中山コースでのこと。直結は考えにくいと思います。

展開を見てみると、今回は先行馬が多く、おそらくは、ハイペースになるでしょう。そうなると、よほどの馬で無い限り、長い直線は持たない。
差し馬の台頭が考えられます。
そこで、出てくるのが、6番ロジック。
着外無しの安定性もさることながら、鞍乗が武豊です。
結局それかよ!、というなかれ(笑)。
やはり、こういう時こそ、彼の経験が物を言うのです(爆)。
以下、印をつけましたが、大穴なら7番エムエスワールドです。
1400Mで、1:21.5の時計があります。
東京コースで末脚炸裂の可能性は大いにあります。

NHKマイルカップ

◎ 6番ロジック
○18番フサイチリシャール
▲ 4番アポロノサトリ
☆ 7番エムエスワールド
△ 1番マイネルスケルツィ

>>>>>>>>>>>>>>>>
結果

 1着◎ 6番ロジック
 2着  2番ファイングレイン
 3着 15番キンシャサノキセキ
 4着▲ 4番アポロノサトリ
 5着 17番ドラゴンウェルズ
 6着○18番フサイチリシャール
 7着☆ 7番エムエスワールド

10着△ 1番マイネルスケルツィ

さすが武豊騎手、オイラの期待に、見事応えてくれましたが(笑)、
残念ながら、2,3着を外してしまいました。

というのも、フジキセキ産駒は、GⅠではちょっと足りないであろう、という考えがあったのです。
まあ、確かに、足りなかったわけで、にしても2頭とも馬券に絡んでくるとは・・・。

父サンデーサイレンス亡き後、フジキセキにもワンランク上の牝馬が集まってくる機会に恵まれるはずなので、今後は浮上の目もあるか? そういう意味では、南半球産のキンシャサノキセキのこれ以降の活躍に注目も必要だろう。

にしても、アグネスタキオン産駒のGⅠ制覇は、喜ばしい♪

フサイチリシャールの敗因はなんだろう?
外枠が響いたのだろうか?
それとも、ローテーションか? あるいは雨か?

そうそう、オイラの一押し(?)のエムエスワールドも、大外から伸びては来ていましたよ(爆)。 道中も勝ち馬の直後に付けていましたからね。
乗り方次第では、掲示板もあったのではないでしょうか?・・・なんてね(爆)。
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新潟大賞典/京都新聞杯

2006-05-05 17:33:58 | 競馬(レース予想)
新潟大賞典

◎15番グラスボンバー
○ 2番コンゴウリキシオー
▲16番カンファーベスト
△ 8番フサイチアウステル

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結果

 1着  5番オースミグラスワン
 2着  7番カナハラドラゴン
 3着  9番エルカミーノ
 4着 12番シェイクマイハート
 5着 10番エイシンドーバー
 6着○ 2番コンゴウリキシオー
 7着◎15番グラスボンバー
13着▲16番カンファーベスト
15着△ 8番フサイチアウステル

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京都新聞杯

◎ 3番マルカシェンク
○ 6番アエローザ
▲ 1番アペリティフ

>>>>>>>>>>>>>>>
結果

 1着  5番トーホウアラン
 2着▲ 1番アペリティフ
 3着  2番マイネルポライト
 4着○ 6番アエローザ
 5着◎ 3番マルカシェンク
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