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明日から東京で韓半島平和フォーラム開催ー林東源、白楽晴ら参加

2010年03月15日 | 韓日関係関連消息
"韓.日知識人間の東北アジア平和.協力検討必要"

韓半島平和フォーラム,16-18日訪日..イム・ドンウォン.ペク・ナクチョンなど参加

2010年03月15日(月)13:47:10コ・ソンジン記者kolong81@tongilnews.com

韓半島平和体制と平和的な北核問題解決を模索しようと前職高位官僚.学者.専門家などが集まった韓半島平和フォーラム(共同代表イム・ドンウォン.ペク・ナクチョン)が、日本民主党議員および知識人らとの'韓.日戦略対話'を目的に16日から2泊3日日程で日本,東京を訪問する。

イム・ドンウォン.ペク・ナクチョン共同代表をはじめチョン・セヒョン.イ・ジョンソク常任委員(前統一部長官),パク・チョンチョン運営委員(前大統領府外交安保政策室長),イ・ギホ韓神大教授,朴チョンジンソウル大日本研究所研究教授など主要人物らが大挙参加する。 今回の訪日は日本慶応大学コリアセンター招請でなされた。

フォーラムは15日、"日本の民主党政府が東北アジア共同体論と東北アジア非核地帯化構想を発表したのを積極的に歓迎し,これを契機に韓.日両国の知識人対話を通じて韓半島と東北アジア平和の未来を具体的に討論することが非常に重要だ"として、両国間対話の必要性を強調した。

それと共に"その間東北アジア共同体に対する両国知識人らの省察的談論が存在したが,今はもう少し現実的で当面した課題らを中心に新しい東北アジアの平和と協力の可能性を検討する必要性がある"と訪問目的を説明した。

代表団らは訪問初日の16日、日本国会議事堂衆議院議員会館で民主党議員らと、6者会談再開のための日本の望ましい役割および北日関係正常化のための日本政府の努力などを主題に、2時間余りの面談をする計画だ。 この席にはサイトウツヨシ,犬塚タダシ議員など民主党議員9人が参加する。

17日午前には慶応大学招請セミナーが開かれる。 オコノギ マサオ慶応大教授,西野ジュンヤ慶応大教授などが参加する中で,'北朝鮮の核問題と韓半島平和','韓半島情勢と北.日関係'などの主題で幅広く議論される予定だ。

特に北朝鮮の対南,対日関係に対する最近態度分析,北.日関係の現況(拉致問題含む)と望ましい政策方向などが集中的に扱われるものと見られる。

引き続き午後には'東北アジア平和と韓半島'という全体主題で岩波出版社が主催する'韓.日知識人対話'が進行される予定だ。

和田春樹東京大名誉教授,サカモトヨシカズ東京大法学部名誉教授など学界.言論人.政治家などが参加する今回'韓.日知識人対話'に、イム・ドンウォン.ペク・ナクチョン共同代表が各々'最近北朝鮮の対外戦略変化と南北関係の現況/課題','韓半島の平和と市民社会の役割'を主題に提案を行う。

後に和田春樹教授の'北朝鮮日本関係の現況と拉致問題を含んだ今後課題'提案が進行され,イ・ジョンソク.チョン・セヒョン.パク・チョンチョンなどが討論に参加する。

韓半島平和フォーラムはその間、韓半島周辺国らの学者,政治家,政策担当者との意見交換と共感形成が必要だという考えで国際的な交流を推進してきたし,今回の日本訪問は最初の国際交流という点で注目をあびている。

フォーラムは"今回の訪問でなされる日本の学界,政界,言論界の関連知識人との討論は、お互いの考えを交わし共感できる重要な対話の場になると期待している"と明らかにした。

アカデミー賞にがっかり

2010年03月15日 | 管理人のつぶやき
妻にせがまれ観た「アバター」には、予想以上の感動を頂いた。その「アバター」を凌ぐ評価を得た「ハートロッカー」(監督賞、作品賞など6部門制覇)を、イラク戦争の爆発物処理班を描いている、との予備知識で観に行った。
以前受賞した作品で満足した映画を、ぼくはほとんどみていないと書いたことがあるが、その考えをより固まらせてくれた作品になった。

何が評価されたのか?色々考えても分からない。
イラクの惨状、混乱、緊迫感は伝わってくるが、爆発物処理班アメリカ兵の大胆、勇敢、人情などを描く視点に、ぼくはどうも合点がいかない。そもそもこの戦争はなぜ起きたのか、そのことはそっくり抜けたまま。

所詮アカデミーは、アメリカの価値観を世界に喧伝する祭りでしかないのか。それに踊る人たちをアメリカ式グローバリズムに馴らしてゆく仕掛けでしかないのか。

観ないことには語れない。一見をお勧めしたいところだが、見ないほうが良いかも知れない。namsang


鄭大世が吼えた

2010年03月15日 | 管理人のつぶやき
一昨日豊田スタジアムでサッカーJ1の試合があった。
自宅で何気なしにTVをつけたら、丁度川崎と名古屋の試合前半が始まったばかりだ。特にみたい番組もなかったので、つけたままにしておいた。フロンターレの青とグランパスの赤のユニホームがぶつかり合っている。
ぼくはどちらかと言えば、フロンターレを応援した。地元のグランパスも応援したいが、最近スター選手が続々参入、今年こそは初の優勝を狙っているが、メジャーになるとどうも興味が削がれてゆく。川崎は鉄工の街、在日も多く住んでおり何よりも鄭大世がいる。
試合前半5分もたたない内に川崎が入れた。すぐに名古屋も一点返した。一進一退の攻防が続き、故障で主力選手を欠いている川崎に疲れが出てきた。2対2のまま試合終了目前まで、自力に勝る名古屋の猛攻が続く。
一瞬の隙をついた川崎が相手側ゴールに攻め込み、鄭大世の振り返りざまに放ったシュートがゴール右上に突き刺さった。そして、鄭大世が吼えた!
絵に描いたような見事なシュート、キーパーの楢崎は自失呆然! 

ヒーローインタビューで決勝点をたたき出した大世は、「苦しかったが最後まで諦めずに気持ちで入れたゴールだ」と淀みない。

ワールドカップ初戦はブラジル戦、66年ロンドンワールドカップで北朝鮮はイタリアを1:0で勝利し世界を驚かせた。サッカーでは何が起こるか分からない。
出場が決まった瞬間のインタビューでも大世は、「気持ちを込めて走る」と語っていた。

韓国でも大世は有名だ。昨年ハンギョレサイトに大世のエッセイが1年間連載された。(当ブログでも紹介)韓国メディアの取材も受けている。その時彼は韓国でもオファーがあれば走ってみたい、と語っていた。もう一人の在日の北朝鮮代表の安は、Kリーグに所属したこともある。

スポーツが架け橋になって欲しい。ヨナもテセも、思うだけでみんな幸せな気持ちにさせる、高揚させる、そんな存在になってほしい。namsang