NPO法人 三千里鐵道 

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国連、北風力発電機設置工事 来年4月に完工予定

2012年07月15日 | 北域内情勢
写真は、三重県青山高原の風力発電の姿


自由アジア放送の記事です。
国連が、風力発電所建設支援をしていたとは知りませんでした。

この記事、とても関心があります。
北がこれから開発されていくときに、日本や韓国手は違って、自然エネルギーを活用するようになればなあと常々考えてきたからです。

化石燃料や原子力発電ではなく、北の自然に適したエネルギー生産構造ができるよう、願うばかりです。


by maneappa

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http://www.rfa.org/korean/in_focus/windelectricity-07132012160606.html
国連、北風力発電機設置7年目工事中

ワシントン-キム・ジングクkimj@rfa.org

2012-07-13




アンカー:国連開発計画(UNDP)が北朝鮮に設置中である小型風力発電機が工事開始7年にして仕上げ段階に入りました。
その間対北朝鮮支援をめぐっての論議の中、国連傘下機関が北朝鮮から撤収したことで工事が中断されたせいです。

キム・ジングク記者が報道します。

7年の間進行された国連開発計画の小型風力発電機設置事業が仕上げ段階に聞きました。

国連開発計画のカロライナ アジェベド スポークスマンは平安南道、温泉郡と平安北道、鉄山郡に小型風力発電機を設置する工事が来年4月に完了する予定だと13日自由アジア放送(RFA)に明らかにしました。

工事を始めた2005年10月以後7年6ヶ月目です。

風を利用して機械当たり1から5キロワットの電気を生産する小型風力発電機の設置工事は2007年3月に完了する計画だったが国連開発計画が北朝鮮から撤収したために設置作業も中断されました。

国連開発計画が対北朝鮮支援を再開した2010年8月から設置工事が再開し2013年4月に完工する予定です。

アジェベド スポークスマンは小型風力発電機工事に約145万ドルかかると言いながら国連開発計画が全体費用の3分の2を支援して北朝鮮政府が残り3分の1を負担すると伝えました。

アジェベド スポークスマンは仕上げ段階の工事の最終点検のために来る10月専門家団を北朝鮮に送る予定だと付け加えました。

一方、国連開発計画は風を利用したエネルギー支援他にも太陽熱を利用したエネルギーなど石炭や石油を利用した化石燃料を代える清浄エネルギー事業を展開しています。

国連開発計画が代替エネルギー支援事業に配分した予算は565万ドルで対北朝鮮支援総予算の1千310万ドルの43%を占める程大きい比重を占めています。

金正恩が指導した牡丹峰楽団の初公演

2012年07月12日 | 北域内情勢
경애하는 김정은동지께서 모란봉악단의 시범공연을 지도하시였다


いろんな意味で話題になっている動画です。
まず、金正恩第1委員長と一緒に登場した女性が誰かという話題。
金正日国防委員長の葬儀の時に金正雲の後ろについていた女性は、妹であると推測されていたが、この女性が同じ人物なのかどうか、
そして、統一ニュースにおいても、夫人ではないかと推測されている。

この点について、統一ニュースはこう伝えている。

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また“金正恩が未婚の指導者でなくすでに結婚して夫人もいる指導者ということを
北朝鮮が隠然と強調したことは、金正雲の最大の弱点の‘年齢’問題を正面突破して
安定感ある指導者のイメージを植え付けるためのもの”としながら​
“金正恩が今後も夫人と一緒に主要公式行事にしばしば参加して暖かい男性のイメージを
見せるならば、強い家父長制的な文化の中で苦痛受けている北朝鮮の女性たちが、
金正恩に対して大きい好感を持つことになって北朝鮮の家族文化にも変化を呼び起こす
と予想される”と展望した。
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そして、この牡丹峰楽団の公演内容だ。
これは聯合ニュースがこう伝えている。

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金第1書記鑑賞の公演で「ロッキー」登場=

2012/07/12 13:48
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の最高指導者が鑑賞した音楽公演で、米国を象徴する映画「ロッキー」のテーマ曲が同映画のワンシーンとともに演奏され、これらの様子が国営テレビで放送された。AP通信が平壌発で報じた。

映画「ロッキー」のテーマ曲が同映画のワンシーンとともに演奏されている様子=(聯合ニュース)
 北朝鮮の朝鮮中央テレビは11日、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が鑑賞した公演の様子を録画放送した際、映画「ロッキー」のテーマ曲を演奏する場面とともに、主人公のバルボアがソビエト連邦のイワン・ドラゴを攻撃するシーンを流した。公演ではまた、フランク・シナトラさんの「マイ・ウェイ」など米国のさまざまな音楽が紹介された。

 北朝鮮で長年対立状態にある米国の映画や音楽が紹介されるのは極めて異例で、その背景が注目される。

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公演には、ミッキーマウスなどのディズニーキャラクターが着ぐるみで登場している。


by maneappa







北朝鮮GDP0.8%増=韓国銀行

2012年07月09日 | 北域内情勢
貿易規模が5割増えているというのは注目すべきと思う。この貿易額の国別統計を見てみたい。
中国が圧倒的に多いに違いないが、ヨーロッパの国々との関係が垣間見えはしないだろうか。

0.8%であれプラスであったのは幸いだ。
しかし、この数字が意味するのは、北の人民の生活は依然として厳しいままだということだ。

この記事にある通り、南と、国家で比較すれば、1/38、一人当たりでは1/19。

南が、北を敵国にして軍事的挑発を強める意味が分からない。
この経済的な圧倒的な格差から、南が北に対して行う政策がどういうものであればよいか、おのずと明らかなはずなのだが…

by maneappa






http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date2&k=2012070800073
北朝鮮GDP0.8%増=韓国銀行


 【ソウル時事】韓国銀行は8日、北朝鮮の2011年の実質GDP(国内総生産)が前年比0.8%増との推定結果を発表した。プラス成長は3.1%増だった08年以来。
 同銀の推定では、11年の国民総所得は32兆4000億ウォン(約2兆2600億円)で韓国の38分の1、1人当たりでは133万ウォンで、韓国の19分の1としている。
 また、貿易規模は輸出、輸入ともに増え、前年より21億4000万ドル多い63億2000万ドル(約5033億円)に上った。(2012/07/08-14:29)

キム・ジョンウン “いたって人間的に見えた”-平和自動車代表会見記

2012年02月03日 | 北域内情勢

   ★統一ニュースに、お馴染みの金編集局長のインタビュー記事が載った。異色な記事なので敢えて載せた。

日本では勝共連合、壷売りなどで過去悪名をはせた統一教会が、1980年代後半と思うが教祖文鮮明が突然北を訪問、金日成と会った。…そして義兄弟の契りを結んだ。

「神」と「神」はその後も三代にわたって親密な交流を続けている。

無神論を信念としているわけでもないが、文も金も、神と自分で言ったのか周辺から祭り上げられたのか分からないが、どうしても受け入れがたい。

そして、やがてキム・ジョンウンも神格化のロードマップを歩んでゆくのであろうか? 統一の片方、早く安定し南北交流の活性化と統一への悲願成就に向け前進するのであれば、個人的には宗教であれなんであれ歓迎したい。もう戦争は、民族破滅に繋がるから…。 N

                                                                                     

                  “いたって人間的に見えた”

               キム・ジョンウン副委員長に会った
                                パク・サングォン平和自動車代表

         2012年02月02日(木) 金致寛記者ckkim@tongilnews.com

昨年末、イ・ヒホ女史とヒョン・ジョンウン会長がキム・ジョンイル委員長弔問に行った事実は広く知られているが、パク・サングォン(61)平和自動車代表理事が弔問に行き、キム・ジョンウン当時党中央軍事委員会副委員長に直接会った事実は知らされなかった。

パク・サングォン代表は世界平和連合弔問団の一員として、昨年12月24日DMZ(非武装地帯)を越えて平壌に到着、キム・イルソン広場で焼香した。26日錦繻山記念宮殿でイ・ヒホ女史、ヒョン・ジョンウン会長に続き弔問し、キム・ジョンウン副委員長に会った。

先月31日国内言論としては初めてインタビュー、パク・サングォン代表は文ヒョンジン(34)世界平和統一家庭連合会長とチュ・ドンムン会長と一緒に、キム・ジョンウン副委員長に会い“握手もし挨拶もした”と明らかにした。

パク代表はキム・ジョンウン副委員長に会った印象を
“そんなに特別な感じではなかった。 いかにも人間的に見えた”として
“(弔問に対し)とても有難く感謝し、父を失った人としての悲しみに沈んでいた”と伝えた。

また
“人々を迎える姿が非常に真剣で、心から感謝し丁重な姿であった”と付け加えた。

当時平壌の雰囲気に対して彼は、
“雰囲気は昔金日成主席逝去の時と全く一緒だった”
“人民が道路に自分たちの服を脱いで敷いたりした姿は、金日成逝去時は熱かったのでなかったが、今回は雪が降っていたのでそうしたのではないか”と語った。

彼は “60年以上を金日成を神に、その後は国防委員長を神のように見守り、生きた”とし

“北朝鮮で集団指導体制はありえない”
と断言した。
“キム・ジョンイル国防委員長逝去日が12月17日、3月末に100日が過ぎることになる”として
“100日までは北側の人々は比較的静かに行くだろう”と展望した。

天安艦事件以後5.24措置で南北間交流が途絶えた状況、でも米国籍のパク代表は着実に南北を行き来し、3年前から平和自動車を黒字に、普通江ホテル経営も黒字にした。

また彼は、18年の間の対北朝鮮交流経験を根拠に、北朝鮮が追求する‘強盛大国’の意味、北の唱える‘世界に向かって’というスローガンなどについても、自分だけの解釈を述べた。

 


焦点―本当に「候補辞退の代価?」、パクミョンギミステリー・白楽晴

2011年09月03日 | 北域内情勢
ソウル市の住民投票不発直後に噴出したソウル市クァッノヒョン教育監の2億ウォン「善意の支援」を、検察は当時野党統一候補合意における裏取引(候補辞退の代価―賄賂)と捜査を開始した。

この件について当時統一候補実現に奔走したソウル大白楽晴名誉教授が、自身のフェイスブックに表題のような文を載せた。その骨子がオーマイニュースに転載された。そのまた骨子を以下に記す・

●彼をよく知る者として「善意の支援」と信じたい。金銭贈与の約束も、密談の録音記録もない。本人の釈明を信じたい。

●拘束されている一方のパクミョンギ氏、大学総長選挙、今回の選挙などで相当の負債を抱えたという。街金に手を出すほどに…。
司法取引の匂いがしてならない。本人、および彼の周辺からは何の容疑すら出ていない状況の中、標的にした現職ソウル市教育監とその周辺に捜査を集中している。

●この件の担当弁護は「法務法人・バルン」。かつてBBK事件、ノムヒョンのパクヨンチャ事件、チョンヨンジュKBS追放などを扱った親MB系のバルンが前面に出てきた。
ノムヒョン、ハンミョンスクと同じ手法で、検察と言論による世論裁判を演出しているようだ。




北のラソン特区起工式が…。

2011年06月23日 | 北域内情勢
★アリランを中国の文化遺産として登録、ユネスコに申請する下準備…?、と韓国で遅まきながら騒いでいる。キムジョンイルの頻繁な訪中で、北は本気で中国の経済圏に未来を託したのであろうか? このまま南北協商の破たんが続けば、本当にそうなるかも。憂鬱になる記事だ。N


去る6月9日北ラソン経済貿易地帯(経済特区)で、北と中国がラソン特区を共同で開発する起工式が行われた。

この行事には北側からチャン・ソンテク労働党行政府長と中国側でチョンドミン商務部長一行が参加した。 ‘共同開発・共同管理’というスローガンの下進行されたこの行事では、様々な分野でも合意がなされた。

まず中国の亜泰集団が特区の20万平方メートル敷地に、セメント工場を建設することにした。琿春発電所はラソン特区に年間6万 6,000キロワットの電力を安定的に供給することにした。このグループはプロサッカーチーム‘長春ヤタイ’を所有している中国の500大企業の中の一つだ。



キャンピンスキー、金剛山観光進出

2011年04月25日 | 北域内情勢
キャンピンスキー、金剛山観光進出

朝鮮合弁投資委と金剛山にホテル建設合意<民族21>

2011年04月24日(日)ckkim@tongilnews.com


世界的なホテル グループのキャンピンスキー(Kempinski)が北側朝鮮合弁投資委員会と金剛山観光特区進出,ホテル建設などに合意した。

月刊<民族21>は5月号単独報道で、日本消息筋を引用し“最近北側の朝鮮合弁投資委員会とキャンピンスキーグループが金剛山観光特区進出に合意した”として、“キャンピンスキーグループは元山空港を現代化、元山にホテルを作ってこの一帯を休養地に開発する、北側は元山と金剛山をつなぐ道路も現代化する予定”と伝えた。

外国観光客らが直航機で元山空港に着きキャンピンスキーホテルに投宿した後、元山-金剛山道路を通じて金剛山観光に出かけることになるという。

キャンピンスキーグループは主に5星級以上の高級ホテルおよびリゾートを専門的に運営する企業で、現在インド.中国などアジア圏で事業を拡張している。主要株主はタイ王室傘下投資グループ、バーレーン王室傘下投資機関など安定的投資会社らだ。


北当局は北側地域を通した金剛山観光はキャンピンスキーに、南側地域を通した金剛山観光は現代蛾山に任せると予想される。


4大河川の問題点、繕うためにまた支流整備に17兆ウォン!

2011年04月15日 | 北域内情勢
★MBさん、狂ってきた。大統領選挙公約放棄を続けてきた図太い神経で、どう見ても失敗としか思えない公約・4大河川事業をつくろうために、支流整備に17~19兆円投入すると発表した。4.27の最中、さすがに「殿、ご乱心」とばかりに、内部で反対意見が続出し、当分は引っ込めることになった。しかし、執念深さでは超一級品、運河構想が拒否されるや4大河川事業と名前を付け替え、超特急で国土を掘り返したご仁だ。…審判の時は、刻々と迫っている。N


ハンナラ党イ・ハンク議員(写真)は政府が大々的に4大河川支流整備事業計画を組んだことに対して“がらに合わない大きい家を建てて、その後は借金して美しく繕うこと”と批判した。

与党内代表的経済通のイ議員は14日京郷新聞とのインタビューで、
“4大河川事業はみな地価を上げることに連結される”とし、土木共和国では先進国にはなれないとの批判も付け加えた。


短信ー検察の最高捜査チーム、現在‘開店休業

2011年01月20日 | 北域内情勢
検察の最高捜査チーム、現在‘開店休業’www.haean21.co.krKeyword Link | x

ソウル中央地検特捜1部…ハン・ミョンスク・チョンシニル裁判に総動員
結果よって検察の運命左右される

●まずハン前総理公判に、イム副部長検事を含んで5人。

先の5万ドル授受事件は1審で無罪。ソウル市長選前に急きょ起訴された今回の事件でも無罪だと、検察はソウル市長選挙を控えてハン前総理に対して標的捜査をしたとの非難を避けることはできない。状況は検察に有利でない。 5人の最精鋭検事が投入されたが、核心証人が陳述を翻意しながら検察が苦境に立たされている。

●チョン会長公判には主副部長検事など4人の検事が担当。
MBの党費数億を代わりに納付したと疑惑の上がるほど、政権中枢に近しい?筈が、何故か被告になった。有罪も難しいが、無罪にすると、それはそれでまた収まりがつかない。



白頭山の大爆発説, その後

2010年11月11日 | 北域内情勢
★当ブログでも数回紹介したこの種の情報に、反省を込め載せます。センセーショナルなタイトルの裏側に、何があったのかをご覧ください。namsang


白頭山の大爆発説, その後

[企画]
言論の‘2014~2015年爆発’学者らは一様に否認…
気まずい韓-中関係で観測情報も得られず

ハンギョレ キム・ジョンヒョ記者hyopd@hani.co.kr


ユン・ソンヒョ釜山大教授(地球科学教育科)は、
“記者らは‘観測が必要だ’という話はせず、‘いつさく烈する’という刺激的なことだけに気をとられている”と話した。

白頭山爆発切迫説、“時期を特定して白頭山爆発があると話す人は、詐欺師”とユン教授は話した。


言論に引用された学者

“爆発説を話したことない”

学者らは白頭山は活火山、いつか爆発するという点に同意する。 しかし、いつどのように爆発するのかを断定するには科学的根拠が不足だと指摘する。

去る数ヶ月の間韓国大多数言論は、ユン教授の言葉を借りて“2014~2015年頃白頭山が途方もない規模の爆発を起こすだろう”と報道した。
以後白頭山爆発切迫説はインターネットなどで急速に広がった。

ところが実際にユン教授はその報道が誤りだと指摘した。 爆発したのは白頭山でなく‘白頭山爆発説’が爆発したともじった。

去る6月19日<東亜日報>は‘白頭山火山4~5年後爆発’という題名の記事を載せた。 … ユン・ソンヒョ釜山大地球科学教授は、最近気象庁が主催した‘白頭山火山危機と対応’セミナーでこのように明らかにした。”同日<朝鮮日報>も‘2014年頃火山爆発? 白頭山が… という題名の記事で“ユン・ソンヒョ釜山大教授は‘中国学者らが2014~2015年白頭山火山爆発の可能性を提示、白頭山が近い将来に噴火する兆しが確実だ’と主張した”と書いた。

その後にも関連報道が続いた。 去る9月と10月には消防防災庁が白頭山の大規模爆発をシミュレーションしたという記事が出た。 10月7日<東亜日報>は
“北朝鮮の核実験が韓半島に大災難を持ってくる’との
シン・ヨンス ハンナラ党議員の主張を大きく報道した。

火山爆発は既定事実になったし、‘災難シナリオ’に加えて北核実験変数まで引き込んで‘白頭山爆発切迫説’は漸次佳境に入った。

国内には白頭山を専門的に研究した火山・地質学者はいない。
ただしユン教授が何年か前から中国の資料を土台に白頭山研究を始めた。 白頭山に対してユン教授の右に出る者はいない。

しかしユン教授は<ハンギョレ21>とのインタビューで“2014~2015年(白頭山)爆発説は私が話した内容ではない”と話した。

学術会議に参加した聴衆のひとりが質問をした。
“2014~2015年に白頭山が爆発するという話をどう思いますか?”
ユン教授が答えた。
“それは中国学者の見解で、(私には)正確な資料がないので答えることができません。 ただし(火山活動の)前兆現象があるので近い未来に噴火する可能性はあります。

”ユン教授は“この問答を言論が自分流の好みに脚色してしまった”と指摘した。 彼が話した‘近い未来’とは、地質学的概念だ。 ユン教授は“100年以内に噴火する可能性があるという意”と説明した。

数十億年にわたった地殻変動を研究する地質学者らに数百年は本当に刹那に近い時間だ。 それならユン教授に質問した聴衆は‘2014~2015年爆発説’をどこで接したのか?

学術会議10日前の6月8日、韓国放送は<示唆企画KBS 10>というプログラムで‘千年の眠りから目覚める白頭山’を放映した。
ここに登場した中国地質観測研究員が “2002年から白頭山が不安定な現象が起きている。 (不安定火山活動は) 12~13年周期だ。 2014~2015年にこういう現象がまた現れると見ている。”


中国の科学水準疑わしくて

彼が話した‘火山の不安定な現象’という各種火山活動を指し示す。 ユン教授は“中国学者らが話す12~13年周期の火山活動は包括的概念”と説明した。 地質学者らは爆発的噴出から微細な振動まで全部火山活動として分類する。 結局中国研究院が話したことは“2014年に爆発する”でなく“2014年に(2002年頃と似た)不安定な火山活動が起きること”という内容だった。

中国学者らが注目した‘不安定な火山現象’の代表的事例は頻繁な地震だ。 中国の地震観測所資料によれば、2002年から2006年間に白頭山天地の下で平均震度3程度の微細な地震の発生頻度が増えた。 多くて1ヶ月に250回も起きた。 大部分は人々が感じることができなかった。 地下マグマが移動しながらできるとしてこれを‘火山性地震’とするが、マグマの移動は火山噴出前に起きる現象の中の一つだ。

ところで専門家の中ではこういう地震が火山噴出を知らせる兆候なのか不確かだと見る人もいる。 チョ・ムンソプ ソウル大教授(地球環境科学部)は“明らかな事実は白頭山地域の頻繁な地震活動が、昨日今日のことでない点”としながら“地震回数だけで直ちに火山がさく烈することのように話すのは科学的に根拠がない”と話した。

中国の観測資料も完全に信頼しにくい。

匿名を要求した韓国地質資源研究院関係者は“現在では中国が白頭山研究の先頭走者であるが、わずか数十年の観測期間と観測方法しかない。


中国は1999年白頭山周辺に地震観測計を設置した。 地震観測計をたくさん設置すればそれだけ多くの地震を感知することができる。 中国が観測を本格的に開始した時点と白頭山一帯に頻繁な地震が発生した時点が重なることにどんな関連があるかは正確でない。 しかし中国の資料さえ蓄積された結果ではない点は明らかだ。 観測開始10年で“火山活動の周期が12~13年と見る”とは、やはり疑わしい。
2014年火山活動が再開になるという中国学者の観測が完ぺきでないという話だ。


“いつかは爆発する、しかし…”


結局‘2014年白頭山爆発説’は少なくとも三,四段階以上の論理的飛躍と誇張、誤読と誤解を経て作られた。

では、白頭山は爆発しないということか?
ユン・ソンヒョ教授は“国際火山学者らが白頭山が火山危機を迎えたと診断するのは事実”と話した。
韓国地質資源研究院関係者は“爆発が差し迫っている話には科学的根拠がないが、白頭山が活火山という点は皆が認める”と話した。

“白頭山はいつか爆発する”という診断は真実に近い。


白頭山は中国と北朝鮮の国境地帯にある。 北朝鮮には観測施設がないと分かった。 韓国・日本に観測計を提供してくれと北朝鮮が要求したことがある。 参加政府の末期の2007年12月だった。 地震観測計は核実験などに使われることができる‘戦略施設’だ。 イ・ミョンバク政府スタート以後南北関係がふさがりながら、北朝鮮が白頭山をモニタリングすることに、韓国または、日本が協調する道は遮られた。

“中国は共助観測がさらに難しい。中国はやはり‘東北工程’を前面に出しながら白頭山一帯は一種の領土紛争地域になった。
国内に知らされた白頭山周辺地震観測資料は、中国学者らが提供したのだ。 ところで2008年以後突然中国学者らの資料提供が中断された。 イ・ミョンバク政府スタートおよび韓-中関係梗塞と時期が重なる。


南北・中・日・ロ共同研究至急


ユン教授は白頭山火山観測を中国にだけまかせることを心配している。 韓国・中国・日本・ロシア、そして可能ならば北朝鮮が参加する国際共同研究が必要だと見る。

ここにきて白頭山火山爆発切迫説は、地質学でなく政治・外交の問題になった。
イ・ミョンバク政府はこれに答える準備ができているだろうか?



白頭山に数千匹蛇の群れ出現、大地震の前兆か?

2010年10月27日 | 北域内情勢
写真ー白頭山天地の宇宙からの写真

白頭山に数千匹蛇の群れ出現、大地震の前兆か?

白頭山周辺で最近地震発生回数が増え、数千匹の蛇の群れが出現し住民たちを震えさせている。
白頭山麓に位置した中国延辺朝鮮族自治州のアンツー県9日、規模3.0 以上の地震が2回発生した、と<聯合ニュース>が吉林新聞など現地言論を引用して11日報道した。
これら言論によれば9日午後1時45分アンツー県で規模3.7の地震が発生し、午後2時7分頃同じ地点で規模3.2の地震が発生した。

特に地震発生二日前の去る7日午後1時頃から、白頭山に隣接した吉林省、白山市とインチョンツジンをつなぐ道路5km区間に数千匹の蛇の群れが出現した。 ある住民は“通行車両により圧死した蛇だけで700余匹”として“道路周辺に蛇の死体から出る腐臭が立ちこめ、地震などの大災難を予告しているのではないかとの不安が増幅された”と伝えた。

<聯合ニュース>は白頭山一帯では1999年から今まで全3千回余りの地震が発生し、最近になって地震発生が頻繁になりながら白頭山の再爆発に対する憂慮が出てきている、と伝えた。

中国地震当局の統計によれば2002年7月以前まで天地周辺火山地区で発生した地震は、月平均30回余りに過ぎず震度規模も2.0を越えなかったが、2003年6月と11月、2005年7月には各々月250回余り発生するなど最近になって地震発生頻度が高まっているという。

ユン・ソンヒョ釜山大教授は去る6月気象庁が主催した‘白頭山火山危機と対応’セミナーで“最近白頭山一帯で発生した地震が過去に比べて10倍以上頻繁になり、天地の地形が少しずつせり上がって天地と近隣の森で火山ガスが放出されている”として“近い将来に白頭山噴火がありうる、ひとたび噴火すれば、航空大乱を招いたアイスランド火山噴火を凌ぐ大被害が予想される”と警告した。

白頭山の中国側で一日に二度地震

2010年10月12日 | 北域内情勢
白頭山の中国側で一日に二度地震

kkh@vop.co.kr

白頭山裾に位置した中国延辺朝鮮族自治州で9日一日の間規模3.0以上の地震が二度発生したと、吉林新聞など現地言論が11日報道した。

現地言論らによれば去る9日午後1時45分頃アントゥヒョンで規模3.7の地震が発生したのに続き22分後の午後2時7分、同じ地点で規模3.2の地震がまた発生した。 地震が発生したところは白頭山天地から20~30km離れた所で、天地火山区域に属する。

地震による人命被害はなかったが敦化と和龍、延吉など近隣地域でも感知する程振動が発生したし、アントゥヒョンの一部家屋は亀裂、破損があった。

白頭山一帯では、去る1999年から今まで全3千回余りの地震が発生し、最近になって地震発生が頻繁になっている。一部では火山爆発の可能性も提起されている。

公正性世論調査、ノ・ムヒョンがトップ

2010年09月30日 | 北域内情勢
歴代政府公正性世論調査、ノ・ムヒョンがトップ
パク・チョンヒ>キム・デジュン>イ・ミョンバクと続く
…言論、検察は'不公正'集団

2010年09月28日(火)23:45:25リュ・ジョンミン記者( dongack@mediatoday.co.kr)

イ・ミョンバク大統領が‘公正な社会’を強調しているが、歴代政府公正性評価ではノ・ムヒョン、パク・チョンヒ、キム・デジュン政府より評価が低かった。

韓国社会世論研究所(KSOI)は去る27日、全国成人男女800人を対象にした9月定期世論調査(誤差範囲は95%信頼水準で±3.5%、応答率は21.4%)結果を28日発表した。

KSOIによれば歴代政府の中で最も公正な時代を尋ねると‘ノ・ムヒョン政府’という応答が30.3%で最も高かった。 次に‘パク・チョンヒ政府’ 21.0%、‘キム・デジュン政府’ 16.6%、‘イ・ミョンバク政府’ 10.9%の順だった。 ‘キム・ヨンサム政府’は‘チョン・ドゥファン政府(2.9%)’より低い1.5%。 ‘ノ・テウ政府’は1.3%、‘イ・スンマン政府’は1.2%。


これに関連して私たちの社会が現在‘公正な社会’なのかに対する質問には‘公正でないほうだ’という応答が73.6%で非常に高い反面‘公正な方だ’という応答は24.1%に終わった。

社会の公正性を維持する機能を担当する司法機関らに対する評価は全般的に不正評価が高い。その中でも検察が最も低い点数を受けた。 公正な方だとの応答は20.6%。
‘裁判所’ 31.5%、‘警察’ 30.4%、‘国税庁’ 28.6%などだった。

興味深いのは言論の公正性評価に対する返事だ。 言論に対して‘公正な方だ’という応答は23.6%で、裁判所、警察、国税庁などの肯定評価より低い水準だった。