NPO法人 三千里鐵道 

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李鳳朝元統一部次官  安哲秀の外交安保統一分野のブレーンに決定

2012年09月29日 | 南域内情勢
写真は、2007年6月10日、三千里鐡道主催の『6015共同宣言7周年記念集会』で講演する李鳳朝氏



三千里鐡道の講演会に来ていただいたり、林東源先生と一緒に来て頂たりして、親しくお付き合いさせて頂いている李鳳朝もと統一部次官が、有力な大統領候補である安哲秀のブレーンになったというニュースには本当に驚いた。
そして嬉しかった。

そして今年5月に急逝した南相三副理事長が生きておられたらどんなにか喜ばれただろうと思うと、胸が痛む。
李鳳朝氏と南相三副理事長は、本当に親しい友人となられて、智異山の縦走も一緒にされた仲だった。

李鳳朝氏は、南相三副理事長の葬儀に駆けつけられないことを申し訳ないと、弔文を寄せていただいた。
葬儀で司会をした私は、それを代読しながら涙をこらえられなかった…

南相三副理事長はきっと天国でこの知らせを聞いて喜んでいらっしゃることでしょう。

by maneappa

舞台挨拶はキム・ウンスさんです。

2012年09月29日 | NPO三千里鐵道ニュース
10月6日の映画HANA(原題:KOREA)上映会の時に舞台挨拶してくださる俳優さんが決まりました。
映画、ドラマで大活躍のキム・ウンスさんです。

HANAでは、北の監督で統一チームの監督を演じています。
テレビドラマでもおなじみですね。
新宿梁山泊にいたこともあり、日本語も堪能です(*^。^*)

映画撮影の裏話など、しっかり語ってくださいそうです。すっごく楽しみです。



http://koreaenta.exblog.jp/5226643/


 あの時私たちは“小さな統一”をした…
HANA(原題KOREA)
~奇跡の46日間~ 
特別上映会!!

日 時: 10月6日(土)午後4時開場 5時開演
場 所: ウィルあいち  4階ウィルホール(800人)
入場料: 1,200円 (高校生200人限定無料招待)

♡舞台挨拶 キム・ウンス♡

舞台は、1991年幕張メッセで開催された「第41回・千葉世界卓球選手権大会」
この大会で、史上初の南北単一チームが結成された。そして女子団体で、無敵の中国を破り優勝した。この映画は、この実話を基にして、単一チーム内での対立と葛藤、そして団結と友情を描いた作品です。
主演は、ペ・ドゥナとハ・ジゥォンのダブル主演で、それぞれ北のリ・ブニ選手と南のヒョン・ジョンファ選手を熱演しました。
今年5月の韓国封切を前に、思い出の地、千葉で特別試写会が開催され、1200人の観客が涙しました。
この映画を、劇場公開に先駆けて、一日でも早く観たいという有志が集まって、特別上映会を開催することになりました。



チケット購入 (インターネット通販または電話、FAX、E-Mailにてご注文下さい)
韓国語教材専門書店 ハングルの森
  本店 http://www.eac-hg.jp/hanglesup/ 楽天店 http://www.rakuten.co.jp/eac-hg/
電話:052―710-7382  FAX:052-710-7384 E-Mail:order@eac-hg.jp

ウィル愛知への交通機関

●地下鉄「市役所」駅 2番出口より東へ徒歩約10分
●名鉄瀬戸線「東大手」駅 南へ徒歩約8分
●基幹バス「市役所」下車 東へ徒歩約10分
●市バス幹名駅1「市政資料館南」下車 北へ徒歩約5分



主催 HANA特別上映会実行委員会
   連絡先 052-710-7382 (韓国語教材専門書店ハングルの森)
後援  NPO法人三千里鐵道  NPO法人コリアンネットあいち  愛知県青年団協議会      
 「ハナになったその日には」連絡会   在日朝鮮人作家を読む会  ノリパン  

1991年千葉世界卓球選手権大会 南北統一チーム『コリア』女子団体優勝

2012年09月26日 | 南北関係関連消息
1991年千葉世界卓球選手権大会 南北統一チーム『コリア』女子団体優勝



1991年の第41回世界卓球選手権大会で、史上初めて結成された南北卓球単一チーム。
南北の力をひとつに合わせ快進撃を続けるコリア。
特に、女子団体で、コリアは、万里の長城と称された中国を破って優勝した。
この動画は、その統一チームの活躍の軌跡を記録した映画の一部を収録したものです。製作は、総聯映画製作所です。

韓国の選挙、投票時間は、10時までにすべき

2012年09月24日 | 南域内情勢
選挙の投票率を上げるために、投票時間を10時までにすべきだという意見が急速に広がっている。
これは、与野党も含めての話なのだが、
しかしセヌリ党は、肝心なところでそれに同意しなかった。
投票率が上がると不利になると思っているようだが、しかし、投票率をあげようとすることら反対するとは…

韓国では投票日は休日としているが、産業構造の変化でサービス業の割合が増加し、休日だからといって休める人は少なくなった。
また、サービス業の営業時間は日本と同じで長くなる一方だ。
だから、6時までというのは、まったく時代にマッチしていないのだ。

さて、こで各国の投票時間を見てみる。
日本は確か8時までだったと思うし、この表にあるように、韓国は、ずば抜けて、投票締め切りの時間が早い。
何とか制度改正ができないものだろうか。


by maneappa

漁夫の利  連休の訪韓中国人急増の見通し 日中対立で旅行先変更

2012年09月24日 | 東北アジアの平和

昨日、NHKで、韓日、日中の領土問題を巡る討論番組があった。
詳しく紹介することはしませんが、中で、韓国人がインタビューで答えていたものが印象的。
このままいくと、東アジアの中で日本が孤立しはしないか心配だと。

で、番組終盤で、桜井よしこが、この発言をとらえて、
そんなことがあってはならない。北朝鮮や中国の脅威に対して、韓国は日本と協力して行くべきだ、米国と団結していくべきだとの発言があった。

愚かですね。
韓国は、日本と北朝鮮のいずれかを選択すべきか迫られたら、北朝鮮を選択します。
そんな当然のことがわかっていない。
朝鮮の分断を当然のこと、必要なことと認識しているようだ。

さて、それはともかく、

まさに、漁夫の利。

by maneappa






連休の訪韓中国人急増の見通し 日中対立で旅行先変更
2012年09月24日19時58分

[ⓒ聯合ニュース] comment 13hatena0 【ソウル聯合ニュース】米ブルームバーグは24日、尖閣諸島の領有権をめぐる日中の対立を受け、今月末からの大型連休に日本旅行を計画していた中国人観光客が韓国に流れ、韓国の旅行業界が利益を得る見通しだと報じた。

 ブルームバーグによると、中秋節と国慶節(建国記念日)の8連休(9月30~10月7日)に旅行先を日本から韓国に変更する中国人は10万人に達すると見込まれる。

 米シティグループも、同期間に日本旅行を計画していた中国人の4割以上が予約をキャンセルし、韓国または東南アジアに向かうと予測している。


 また、韓国観光公社は8連休に韓国を訪れる中国人観光客が前年同期比36%急増すると見込んでいる。

 ブルームバーグは、日中の領土問題のほか、中国の経済成長や中国人観光客に対する韓国のビザ発給要件緩和、韓流ブームなどが、中国人の足を韓国に向けさせていると分析している。

自殺大国になってしまった韓国  …韓国在住20年以上になる日本人のブログから…

2012年09月20日 | 南北鐵道関連消息
紹介したのは、ソウル在住20年以上の日本人の友人のブログです。

今度の大統領に期待したいこと。
何とかこの問題を解決する意思のある大統領になってほしい。

by maneappa





http://d.hatena.ne.jp/kangazi20/20120913/1347502183

その後のソウル迷点観測

2012-09-13
自殺大国になってしまった韓国

9月10日は国際自殺防止デーということで、韓国でも日本でもマスコミは自殺に関する報道をしていた。とくに韓国は自殺率(人口10万人あたりの自殺者数)が33.5と世界で1位。2位はリトアニア、3位はカザフスタン、4位はベラルーシ、そして第5位がわが日本23.8と続く。

ずっと以前、私が韓国で暮らし始めた1990年には、まさかこんなことになるとは思いもせず、在日韓国人の友人の中には「韓国はケンチャナヨの国。韓国人は自殺なんかしない。それは日本人の民族性だ。わははは」みたいに、豪語していた人がいた。もっとも私自身も、「確かに、日本は湿度が高いから。まさに苔むす国。その点、韓国は空気もからっとしているからね」などとトンチンカンなことを言っていた。

実際、その頃の統計などをみると、韓国の自殺率は7.5ぐらい。すでに20超えを経験していた日本とは明らかに違った。それがいつからだろう。韓国人の「民族性」が変わってきた。2000年代半ばには日本を超えてどんどん上昇、芸能人や大統領までも気の毒な結果となってしまった。

それにしても、この話題が出るたびに日本と韓国は残念ながら似ているのかもしれないとも思ってしまう。だって自殺率ベスト10の中には欧米先進諸国も、他のアジアの新興国も入っていない。旧ソ連や東ヨーロッパの国ばかりの中で、唯二、韓国と日本が仲良く登場。ただ、すべてが同じというわけではない。

まず大きな特徴は、韓国は高齢者の自殺率が異様に高いということだ。9月11日付けの「中央日報」は社説のタイトルも「韓国の高齢者自殺、日米の4~5倍とは」とある。

http://japanese.joins.com/article/269/159269.html?servcode=100§code=110

特に65歳以上の高齢層の自殺予防対策に集中しなければならない。高齢者自殺率は10万人当たり81.9人で全体平均の2.4倍だ。日本の17.9人、米国の14.5人の4~5倍水準だ。2010年の全自殺者の4人に1人以上に当たる28.1%、4378人が高齢者だ。

国際統計は国よって統計の取り方が違うため、比較はむずかしいのだが、日韓の比較に関しては、以下のものが見やすい。

年齢    韓国    日本

15~24   8.4    11.8

25~34   15.6    22

35~44   20.8    27.7

45~54   25.8    37.9

55~64   32.1    40.9

65~74   42.6    32.1

75~79   85.3    32.1



2008年保健福祉家族部の自殺統計『立ち遅れた所得補償と急速な高齢化の影響』朴光駿より)

これは2008年の数字をもとにしたものだが、現状もあまりかわりはない。日本でもっとも自殺率が高いのが55~64歳の中高年ならば、韓国では75歳以上の高齢者だ。しかも85.3という、統計のある国ではダントツ、あり得ないほど高いのである。

 

 一方、韓国のマスコミは今回、青少年の自殺率上昇についても問題にしていた。

「韓国青少年の自殺率 10年で倍増」(中央日報 2012.9.12)

http://japanese.joins.com/article/411/159411.html?servcode=400§code=400

 *1

これは確かにゆゆしきことだ。

ネット上では、「死亡原因のうち自殺が1位なんて、やはり韓国はひどい国だ」という書き込みをもあったが、さて、それはどうだろうか?

取り急ぎ、日本の資料を探してみた。

「平成22年度の自殺の概要資料」(警察庁)によれば、19歳以下は2.4、20~29歳は22.9となっている。

http://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/H22jisatsunogaiyou.pdf

でも、19歳以下でくくってしまうと、分母が大きくなるので、韓国の数字と比較はできない。そこでいろいろ検索してみたところ、『自殺対策白書平成23年版』(内閣府)を掲載しているブログがみつかった。

http://ameblo.jp/kokkoippan/image-11106591470-11670638811.html

これによれば、日本では10代、20代、30代とも死因のトップは自殺。とくに20代、30代ではそのパーセンテージが50%近くもあり、これは他の先進諸国ではあり得ないことだという。ちなみに10代は31.2%と、韓国の28%より高くなっている。

つまり日本では青少年、韓国では高齢者の問題が深刻ということになる。


ところで、韓国は儒教国であり、高齢者は大切にされているという印象が強い。少なくなったといえ電車やバスの中では席を譲るし、目上の人への言葉づかいは小学生でもきっちりしている。なのに、どうして自殺率が高いのだろう? 

知り合いの韓国男性(50代)に質問をぶつけてみたら、「つまり自分の望むような待遇が受けられないからでしょう。自分たちの父親世代に比べたら、その権威失墜は屈辱的ほどですよ」という答えが返ってきた。

たしかに、主に家庭内で父親の地位は急低下している。この男性にとっては、それがまさにゆゆしき問題なのだろう。

でも、それだけではないだろう。高齢者問題に詳しい韓国の研究者が示した資料によれば、自殺動機は次のように順位づけられている。

 1位 本人の疾病(35.9%) 2位うつ(19.6%)3位子女との葛藤(9.8%) 

 (『立ち遅れた所得補償と急速な高齢化の影響』朴光駿)

 あるいは別の調査によれば、過去の1年間に自殺しようと思った65歳以上高齢者の動機は、疾病と障害40.8%、経済的困難(29.3%)、孤独(14.2%)、家族の不仲(10.4%)となっている。(統計庁2008)

病気と経済的困難。つまり、これは高齢者の貧困問題である。その背景には福祉の立ち遅れ。年金や生活保護の未整備という問題がある。

そして、高齢者自殺の報道にたびに出てくる「これ以上、子供たちに迷惑をかけたくない」という遺書。「生きていると家族の迷惑になる」と考える高齢者が多いのだ。

経済が急激に発展し、平均的な暮らしがどんどん豊かになるからこそ、「お金」が重要になる。「お金」がなければ、「家族のきずな」すらも維持できない。そこは、国がなんとかしなくちゃいけないのだが………。


安哲秀氏出馬表明演説全文翻訳

2012年09月20日 | 南域内情勢
映像リンク先
http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/mov_pg.aspx?CNTN_CD=ME000068494#ME000068494安哲秀氏出馬表明演説

安哲秀氏出馬表明演説の全文翻訳です。

弘益大学校 金雄基助教授が全文翻訳してくださいました。
http://zainichisenkyo.tistory.com/257


**数字は上記のサイトにおける映像のタイム(例:0215は2分15秒の意)

安哲秀氏出馬表明演説全文の日本語訳



0009 (司会)国民が選ぶ新たな変化が始まります。まず安哲秀院長が国民のみなさんに語ります。

0021 こんにちは、安哲秀です。私は去る7月末に申し上げたとおり、国民の声を聞くために多くの方々に会いました。その間私は面白いニックネームがつけられたり、また、最近は私を題材とした新しいユーモアもできました。ご存知ですよね?

0045 これまで私の答えを待ち続けてこられたみなさんの愛情だと考え、それもまた重く受け止めております。

0055 企業家と教授としての人生を送ってきた私としては、国家経営という重責を負うという決心にいたるまで、ほんとに悩まずにはいられませんでした。

0108 この間、春川で会ったお年寄りや名誉退職を控えた一家の主、また、30代の双子のお母さんのような、多くの隣人に出会いました。また、それぞれの分野で経験と専門性を持った方々にも会いました。できるだけ静かに耳を傾けました。誰一人として皆つらくない人はいませんでした。中産層は崩壊し、低所得層は多くの苦痛を受けていました。ですが、つらく苦しい暮らしの中でも、これらの方々は絶えることなく希望を造り出していました。自分自身よりも子供たちのために我慢し、耐え、身を捧げる準備ができていました。私が希望を差し上げたのではなく、私がむしろこれらの方々から力と勇気をいただきました。すべてに感謝します。

0215 皆さんは私にとって師匠です。これらの方々が私をして、もう一歩前進させてくれました。これらの方々が一様に私におっしゃっていただいた言葉があります。「政治がこれではいけない」ということです。問題を解決すべき政治が問題を引き起こしているとおっしゃっていました。国民の暮らしを避け、国民を分裂させ、国民を無視し、互いに争ってばかりの政治に失望し、絶望しているとおっしゃっていました。「一度も政治に足を踏み入れたことのない私がうまくやっていけるだろうか」と悩んでいたとき、なぜ私に対して支持を送ってくれるのか説明してくれました。

0304 今から政治を違った形でやってみよう。新たに違った形でやってみよう。新たに出発してみようという意味でした。ですが、私の能力について悩みました。国家のリーダーという立場は決して一個人の営利や栄光のためのものではなく、また、そうであってはなりません。私にとっては当選するか否かよりも、うまくやっていけるかの方が重要です。ですので自らに対して何度も問い、対話を通して答えを探し続けてきました。

0345 私は今、自らに問い続けてきた答えを明らかにしようと思います。これまで国民は私を通じて政治刷新に対する熱望を表現してきました。

0400 私は今、今回の18代大統領選挙に出馬します。(歓声。アン・チョルス連呼)

0425 私に与えられた時代の課題を引き受けます。私はまず、政治改革は選挙の過程から始めねばならないと考えています。国民の半分を敵に回しておいて、統合を叫ぶのは偽善です。選挙の過程で不当かつ拙速なネガティブ攻勢。これまでのやり方では互いに憎しみ合い、支持者を分裂させ、ひいては国民を分裂させます。そうして選挙が終わるなら、選挙に勝ったとしても、国民の半分からしか心を得ることはできません。今後もこういったことが続くのなら、次の5年間も分裂と憎悪の時間を過ごすしかありません。誰が大統領になったとしても、統合と社会問題の解決は遙遠なことでありつづけるでしょう。

0525 ですので、私は、私自らがまず、選挙の過程における政治刷新を約束いたします。私は選挙の過程において、いかなる困難や誘惑があったとしても、ネガティブ宣伝のような旧態の政治はいたしません。(歓声)また、いかなる結果が出たとしても、私を支持する方々がそれを尊重し、祝福を送ることができるようにします。

0556 朴槿惠候補と文在寅候補に提案いたします。皆が一堂に会し、国民を証人として善意の政策による競争を行うことを約束してはいかがでしょうか?(歓声)

0615  そして、選挙の後も勝利した候補は他の候補に対して耳を傾け、負けた人は結果をきっちりと受け入れ、よりよい未来を構築するために協力することを一緒に約束してはどうでしょうか?(歓声)そうあってこそ、私たちが分裂と憎悪の政治を乗り越え、私たちの未来のためのエネルギーへと変えていけることでしょう。誰が当選したとしても、国民のためなら互いに助け合い、共に歩むことが統合の出発点になることができます。このような政策対決の中で、万一私が当選したならば、他の候補によりよい政策がある場合はそれを受け入れ、傾聴します。これこそが国民が望んでいる統合政治だと私は考えます。

0714 多くの方が政治経験もないのに、いざ大統領になったらどうするのかと心配していました。政治という厳しい所に身を置き、わざわざ満身創痍になるなとおっしゃってくれました。今この場にもそう考えている方がいらっしゃると思います。

0736 私は政治経験ばかりか、組織もない上、勢力もありませんが、それだけに借りもありません。政治経験の代わりに国民から聞いた大切なお話を大切にしていきます。組織や勢力の代わりに、国のために献身しているすべての方々と共に歩んでいきます。借りもありませんので、公職を戦利品のように分配するようなことだけは決して行いません。

0812 実際のところ、大統領の力のみでは、一人の力ではたった5年ですべての問題を解決することは絶対にできません。ですが、大韓民国はすでに賢明な国民や多くの専門家が要所要所でそれぞれの役割を果たす、大きなシステムをすでに持っています。その中に私は答えがあると思います。

0842 今、大韓民国は旧態のシステムと未来価値がぶつかり合っています。これから古い流れを新たな未来に向けて変えていかねばなりません。国民の民意を反映させることのできない政治システム、貧富の格差が拡がり、雇用を創出することのできない経済システム、階層間の移動が遮断されている社会システム。公正な機会が与えられない既得権層過保護の構造。知識産業時代に逆行する昔のやり方の意思決定構造。これらによっては未来を開いていくことはできません。これ以上このままではだめです。国民は政治から変えねばならないと言っています。(歓声)

0925 これからの5年は、誰が大統領になったとしても、ひじょうにつらい状況が展開されるでしょう。国内の家計債務、不動産問題。ほんとに深刻です。世界的な長期不況まで重なり、一気に来年危機的状況が襲ってくる可能性が大きいと思います。このような状況で、私が一人ですべての問題を解決できると、世の中を変えることができるとは思っていません。私も一生懸命生きてきましたが、至らないところもあり、失敗もし、欠点も多い人間だからです。ですが賢明な国民と専門家の中から答えを求め、知恵を集めるならば、少なくとも流れだけは変えることができるだろうと考えています。危機の時代に力を合わせ、共に困難を乗り越えていけると考えています。

1044 政治が変わってこそ、私たちの暮らしを変えることができます。新たな政治が起こって初めて民生経済中心の経済を起こすことができます。大韓民国には新たな経済モデルが必要です。いま議論されている経済民主化や福祉は個別に稼動することができません。成長動力と結びついた経済革新を造らねばなりません。平和体制はやはり安保とのバランスが取れてこそ実現可能です。私の政策ビジョンと具体的な構想は選挙の過程で申し上げることにいたします。

1128 私は今回の選挙の過程から、国民の考えがひとつになることのできる第一歩を踏み出していきたいと思います。今回の選挙を通して新たな変化を望んでいる国民の心がひとつにまとまってくれればいいと考えています。

1145 私は世界を動かすのは真心だと考えています。真心の政治をいたします。その過程で私に対する攻撃や批判は怖くありません。克服します。よりよい未来を造るために戦わねばならないのなら、正々堂々と戦います。人々の善意が最も強力な力になることができるということを国民と共に証明していこうと思います。

1220 私に多くのことを聞かせてくれた、多くの支持を送ってくれている国民のみなさん。私と共にしてください。(歓声)

1243 そうであってこそ政治が変わり、国民の暮らしが変わります。変化の鍵は国民の皆さんの下にあります。国民が選択する新たな変化が始まります。

1302 最後に、私が好きな作家であるウィリアム・ギブソンの言葉をひとつ紹介したいと思います。『未来はすでに訪れている。ただ、拡散していないだけだ』。そうです。未来はいま、私たちの前に訪れています。ありがとうございました。(歓声)(終)


HANA(原題KOREA) 名古屋特別上映会 10月6日 

2012年09月20日 | NPO三千里鐵道ニュース
HANA特別上映会のポスターができて、あちこちに貼っていただいている。

貼っていただけるところがあったら、紹介してくださいm(__)m

前売りも順調に売れているようだ。

800人!! ぜひ満員にしたい。

名古屋でも“小さな統一”をしたい。

そしたら、それは、“事件”だ(*^。^*)


by maneappa

"信頼・尊重の関係" アン・チョルス-ムン・ジェイン、‘ホットライン単一化’可能性

2012年09月18日 | 南域内情勢

2012年09月18日07:30
"信頼・尊重の関係" アン・チョルス-ムン・ジェイン、‘ホットライン単一化’可能性

原文入力:2012/09/17 20:57(1998字)

アン-ムン 2人の関係はどうか
昨年 非公開で1回 会合
参与政府の時、大統領府での出会いも
ペク・ナクチョン、法輪、チョ・グク、パク・ウォンスンなど
架け橋の役を担う人々も多い

 アンチョルス(左写真)ソウル大融合科学技術大学院長が来る19日に大統領選挙出馬と関連して‘国民説明会’を兼ねた記者懇談会を開くと明らかにしたことにより、今後の最大関心事はアン院長と去る16日に民主統合党大統領候補に確定したムン・ジェイン(右)候補との単一化有無だ。


 ムン候補とアン院長の双方を知る人々の共通の評価は 「二人は互いに人間的信頼があり、互いに尊重する間柄」ということだ。 互いに対する信頼と尊重が野党圏大統領選候補単一化を決定する必要充分条件ではないが、それなしには単一化が難しいこともまた事実だ。

 アン院長とムン候補は昨年非公開日程で一度会ったことがると知られた。 両者ともにこれについて明確に話すことはないが、ムン候補は去る5月<ハンギョレ>‘チョ・グク教授とのインタビュー’で‘アン院長に会ったことがあるか’という問いに 「ノー コメント」と答えた。 不必要な誤解と憶測を招きかねないためだが、普段から嘘がうまくない彼の性分に照らしてみれば「会ったが話すことはできない」という側に近い。 二人は盧武鉉政府当時、秘書室長と外部専門家の立場で大統領府で開かれた民官合同会議に共に参加したこともある。

 だが、アン院長側からは他の話も出てくる。 お互いを率直に理解するほどの時間はなく、信頼と尊重は互いに深く理解した上ではなく相手方と近い人々の評価に基づいたものであるとも言えるということだ。 アン院長は去る7月<アン・チョルスの考え>出版以後、色々な地域と階層の国民に会う過程で、盧武鉉前大統領を補佐したアン・ヒジョン忠南道(チュンナムド)知事、イ・クァンジェ前江原道(カンウォンド)知事とも会ったと伝えられた。 二人は‘左ヒジョン、右グァンジェ’と呼ばれた‘盧武鉉の人々’であり、当然ムン候補とも近い間柄だ。 公式的には唯一の‘アン・チョルスの人’であるユ・ミニョン スポークスマンも、盧武鉉政府春秋館長出身であるため、彼からもムン候補に関する多くの情報を得ただろう。

 ムン・ジェイン候補も一時アン院長と‘大統領選挙プラン’を深く議論した法輪僧侶と何回も会ったことがある。 政治的にはアン院長を最もよく知っている彼を通じてアン院長が変えたい世の中の仕組みと構想を聞ける。 ムン候補側は 「執権後に政府を一緒に構成して運営しようというムン候補の‘共同政府論’は政治工学的な有利・不利を突き詰めて出てきたものではない」と話した。

 したがってムン候補とアン院長が‘必要な場合、直接連絡して会い議論できる関係’という話は事実に近い。 現在はムン候補もアン院長も各自の大統領選挙キャンプあるいは予備キャンプに対する掌握力が大きいので、アン院長が19日に大統領選挙出馬宣言をして両者の利害関係が合致する場合、秋夕(チュソク)連休以前にも二人の出会いが電撃的に行われる可能性もある。 だが、二人の競争が本格化した以後ならば候補が直接物事を処理するよりは両者を繋いてくれる掛け橋が必要になることもある。

 アン院長とムン候補間で架け橋の役割をできるグループは大きく分けて二種類だ。 まずはペク・ナクチョン ソウル大名誉教授とハム・セウン神父など市民社会元老が参加している‘希望2013,勝利2012円卓会議’だ。 ペク教授らは去る8月末 「ある瞬間からアン・チョルス院長に対して国民の間に多くの期待が集まってきた」として、大統領選挙への出馬を促し「他の進歩改革勢力との協力方案に対する着実な準備を急がなければならない」と注文した経緯がある。 円卓会議とは別にチョ・グク ソウル大法学専門大学院教授など新進の人々もいる。 チョ教授は最近ムン・ジェイン候補選挙対策委員会への参加を固辞し、野党圏候補単一化過程で必要な役割を果たすと明らかにした。

 またもう一方は、民主党所属でありムン候補とアン院長の双方をよく知る政治家だ。 代表的人物としてパク・ウォンスン ソウル市長がいて、去る4・11総選挙を陣頭指揮したパク・ソンスク前議員、そしてチョン・ジュンギル セヌリ党前公報委員の‘アン院長不出馬脅迫’記者会見に同席したソン・ホチャン議員らがいる。

キム・ボヒョプ記者 bhkim@hani.co.kr,<ハンギョレ>資料写真

原文: http://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/552096.html 訳J.S

<韓国大統領選>安哲秀氏が19日に出馬を公式宣言

2012年09月18日 | 南北鐵道関連消息

<韓国大統領選>安哲秀氏が19日に出馬を公式宣言
2012年09月18日11時17分

[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]


安哲秀(アン・チョルス)ソウル大学融合科学技術大学院長(写真左)と朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長。
安哲秀(アン・チョルス)ソウル大学融合科学技術大学院長が13日に朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長との単独会談で大統領選挙出馬への意志を明らかにした。こうした事実は朴市長が会合直後に民主統合党の李海チャン(イ・ヘチャン)代表に対話内容を伝え明らかになった。

安院長はこの日、ソウル市庁西小門(ソソムン)別館の市長執務室を訪れ、朴市長に「永く悩んだが、大統領選挙に出馬することで心を決めた」と明らかにしたという。これに対し朴市長は李代表に安院長との対話内容を紹介しながら、「安院長が大統領選挙出馬の決心を確かに固め、野党陣営の単一候補になるという意志も強いという感じを受けた」と伝えた。

朴市長は李代表に、「安院長が出馬問題をめぐりさまざまな助言を求め、『私も無所属の身分でソウル市長選挙をやったが不便はひとつやふたつではなかった。大統領選候補になるならば必ず民主党に入って選挙を行うのが良いだろう』と助言した」という話もした。これに対し安院長は明確な反応は見せなかったという。

朴市長は会合後、メディアには「政治的な話はわざとしなかった」とし、安院長側の広報担当ユ・ミニョン氏も「市民の1人としてソウル市の新しい変化に対する期待を伝えた」とだけ話していた。

安院長は昨年10月26日のソウル市長補欠選挙で自身の候補譲歩で野党陣営単一候補として出馬し当選した朴市長に、大統領選挙出馬意思を伝達した翌日の14日に光州(クァンジュ)の国立5・18民主墓地を参拝した。ユ・ミニョン氏は17日、「安院長が19日午後3時にソウル・救世軍ホールで記者会見をする」と発表した。

ユ氏は「これまで(大統領選挙出馬に関する)意見を聞いてきた過程と判断を国民に説明し、記者らの質問に答える予定だ」と明らかにした。安院長は11日に「民主党大統領候補選出が終わってから数日以内に大統領選挙出馬に対し立場を明らかにする」と話していた。

安院長が19日を選択したのは、競争相手ながらも連帯対象である文在寅(ムン・ジェイン)候補が16日に選出されただけに2日ほど時間の余裕を持ったとみられる。安院長はこの席で大統領選挙出馬宣言とともに、安哲秀選挙キャンプに参加する人々を一部出席させる計画も立てているという。記者会見が開かれる救世軍アートホールは540席規模で主に文化芸術公演場で使われている。安院長は記者会見と関連した公示事項を知らせるためフェースブックにお知らせページも開くことにした。

日朝平壌宣言10周年対話集会のご案内 10月14日午後1時半 名古屋YWCA

2012年09月17日 | 朝日関係関連消息
日朝平壌宣言10周年対話集会のご案内 


あれから10年。 こんなになってしまった原因は何で、それは誰の責任なのか。
東アジアの平和のためには、朝鮮民主主義人民共和国と日本の国交樹立が不可欠。そんなことは少し考えれば、中学生でもわかる話だ。

by maneappa



韓国の自殺率、8年連続でOECD加盟国1位  次の大統領に切実に望む。貧富の格差を放置してはならない!!

2012年09月10日 | 南域内情勢
写真と記事は無関係です。
写真は貧民街強制撤去を扱ったドキュメンタリー映画『골리앗의 구조』から。


韓国の最も深刻な病理である。
次の選挙では、この問題に正面から取り組むことのできる大統領になってほしい。
社会の仕組みを根本から見直してもらいたい。
そう、사람이 먼저 である。


http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/09/10/2012091001107.html
韓国の自殺率、8年連続でOECD加盟国1位


2010年の自殺者1万5566人
人口10万人当たりの自殺者数31人、加盟国の平均値の2.4倍
4年間で50%近く増加


 韓国の自殺率が、経済協力開発機構(OECD)加盟国のうち、8年連続で1位を記録した。

 統計庁が発表した資料によると、2010年に韓国で自殺により死亡した人は1万5566人に達し、2006年(1万653人)から4年間で50%近くも増加した。人口10万人当たり31.2人、1日平均で42.6人が自殺している計算だ。韓国の自殺率(人口10万人当たりの自殺者数)は、OECD加盟国の平均値12.8人の2.4倍に相当する。03年にOECD加盟国の中で自殺率1位という不名誉な地位に就いてから、8年連続でそのタイトルを守っている。

 韓国に次いで自殺率の高い国は、ハンガリー(23.3人)、日本(21.2人)、スロベニア(18.6人)の順となっているが、韓国とは大きな差がある。さらに、OECD加盟国の平均自殺率は減少傾向にあるが、韓国は年々増加傾向にある。

 とりわけ、高齢者の自殺が急増している。65歳以上の高齢者の自殺率は、人口10万人当たりで72人に達し、韓国全体の平均の2倍を超える。高齢者の自殺率が高まっているのは、生活苦や健康状態の悪化、孤独、うつ病などさまざまな原因が挙げられるが、結局のところ、経済的な貧困が根本的な要因として指摘されている。韓国の65歳以上の高齢者の貧困率は48.5%で、OECD加盟国の平均より3.4倍も高い。

 保健福祉部(省に相当)は、自殺率を引き下げるため、自殺を図って病院に搬送された人(年間4万人)の管理や、自殺に走りやすい低所得層や一人暮らしの高齢者の管理などの施策を進めているが、まだ十分とはいえない状況だ。

 パク・チョンイク中央自殺予防センター長(江原大教授)は「日本は自殺防止対策のために3000億ウォン(約210億円)の予算を計上しているが、韓国の場合、約20億ウォン(約1億3900万円)にすぎない。政府や政治家たちが予算を増やそうともせずに自殺率の引き下げを望んでいるのが問題だ」と指摘した。

キム・ミンチョル記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版