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文大統領「12隻の船で国を守った」といきなり話した理由は

2019年07月15日 | 韓日関係関連消息

文大統領「12隻の船で国を守った」といきなり話した理由は

中央日報 2019.07.15
https://japanese.joins.com/article/516/255516.html?servcode=200§code=200

#1.
12日午後2時、東京経済産業省別館10階。韓日両国が日本の輸出規制措置をめぐって初めて実務会議を開いた。小さい倉庫のような会議室のテーブルの上には名札も、飲み物もなかった。壊れた椅子が会議室の隅に積まれていた。

5時間50分間会議を行って残ったのは「今明、韓国をホワイト国のリストから排除する」という日本の通知だけだった。

#2.
同日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は10回目の全国経済ツアーで務安(ムアン)にある全南(チョンナム)道庁を訪れた。大統領の演説文は慣例により行事2時間前である午後3時40分ごろ取材陣に配布された。演説の時「全南の住民たちが李舜臣(イ・スンシン)将軍とともにわずか12隻の船で国を守った」と話した。原稿にはなかった表現だった。文大統領が現場で直接挿入したものだ。東京韓日実務交渉に応じる日本側の態度が知らされた後だった。

二つの場面は象徴的だ。外交使節へのおもてなしを得意とする日本は倉庫のようなところで韓国代表団を迎える姿でもう一つの外交をした。韓国は文大統領が直接「12隻の船」に言及した。見る側によって「戦意」を確かめる姿だ。このように韓日関係は現在、先鋭に対立している。8日、文大統領は首席・補佐官会議を主宰して「企業に被害が発生する場合、必要な対応を取らざるを得ないだろう」と述べたが、この内容も参謀陣が作成した草案にはなかったという。

青瓦台(チョンワデ、大統領府)は今週が韓日関係をどのように解決していくか占える「試金石」の期間だと見ている。先に、18日から21日間が「一つ目の変曲点」だ。18日は日本の追加制裁が発表されるものと見られる日で、21日は参議院選挙日だ。追加制裁をするか、するならどの水準で、参議院選挙の結果がどのようになるか、日本の公式メッセージなどを見た後、今後韓国の対応策を具体的に模索するという趣旨だ。

青瓦台の見解は楽観よりは悲観に近い。青瓦台高位関係者は「最初は参議院選挙を狙った挑発の程度だと、続いて韓国半導体産業の長期的な競争力の弱化を狙った問題だと見ていたが、今は東アジアの構図全体を揺さぶる試みだと見ている」と話した。

南北と米朝関係の再設定など激変期において危機を感じた日本の計画された挑発ということだ。青瓦台が青瓦台・政府・企業間ホットラインを開設し、文大統領が「長期化」と言ったのはこの問題が簡単に決着するようなものではないと判断しているためだ。

他の青瓦台関係者も「最近、韓日関係は経済領域に限られていない」と強調した。青瓦台では「長期的に韓日関係を再設定する必要があるかもしれない」という意見が公然と出ている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まさにこういうことだろう。
安倍首相を首相に担いでいる日本の保守層は、南北の対立、東アジアの冷戦を維持したいのだ。米日韓軍事同盟体制を維持したいのだ。
そのために、その旧体制を破壊して、朝鮮半島の平和、東アジアの平和に向かおうとする文在寅を除去したいと考えているのだ。もう一度李明博、朴槿恵政権のような「親日」政権を立てようと思っているのだ。
まるで19世紀の大日本帝国だね。日本の利益線は朝鮮にありとして、大韓帝国の内政に干渉し、ついには王妃を暗殺までした歴史を忘れてはならない。

だからこそ絶対に負けられない戦いなのだ。
戦いは、日本対韓国ではない。ナショナリズムを刺激してそんな構図に持ってこうとする安倍に騙されてはならない!

米日韓軍事同盟維持、朝鮮分断固定化
vs
朝鮮戦争終結、東アジアの冷戦解体

の戦いなのだ。

日本国内にも韓国国内にも、この対立構図があるのだ。
そして、米日韓軍事同盟維持、朝鮮分断固定化をよしとする敵は連携して動いている。

韓国内には安倍ニッポンに呼応する朝鮮日報をはじめとした極右言論と自由韓国党という親日派をルーツに持つ従米親日反北反共政党、極右キリスト教会がいる。
この戦いは、韓国における積弊清算の最終決戦でもあるのだ!



by maneappa

『中央日報』キム・ジン論説委員の「原子爆弾は神の懲罰」コラムに対する立場

2013年05月30日 | 韓日関係関連消息

来日した元日本軍「慰安婦」女性が、橋下市長との面談を拒否した(5月24日、大阪市庁前の集会)


 キム・ジン『中央日報』論説委員が5月20日付のコラムで、日本への原子爆弾投下に対し「神の懲罰であり人間の復讐だった」と書きました。これには日本政府だけでなく、国民の間でも怒りの声が広がっています。5月28日付『朝日新聞』の声欄にも、「韓国紙の不見識にあえて苦言」と題する、雨宮民郎氏(東京都小平市、65歳)の次のような批判が掲載されました。

 -韓国の大手紙・中央日報が広島・長崎への原爆投下について「神の懲罰」などと表現したコラムを掲載した。当時、強制連行などで日本にいて被爆した韓国人被爆者に対しても同じことを言えるのだろうか。さすがに同紙はその後、「遺憾の意」を示したが、歴史を振り返ることは重要であるとしても、ことを荒立てるだけで未来への配慮に欠ける報道はいかがなものか。

 ただ、このような記載を引き出したのは、日本の政治家の靖国神社参拝、従軍慰安婦や侵略を巡る発言だろう。自分が戦争を体験したわけでもない政治家たちが「国のために戦った英霊だ」「軍隊に慰安婦は必要だ」などと持論を展開し、あげくの果てには過去の戦争の正当性を唱えて憲法9条の改定をもくろむ。彼らにはグローバル時代の外交はとても任せられない。

 国内外を問わず肝心なのは、戦時中に国家の名の下に個人の尊厳を踏みにじられた方々が多数存在した事実と、もう二度とこのような事態を引き起こさないという願いだ。特に韓国は今もこれからも間違いなく重要な隣国だ。敵対関係をあおって喜ぶ者を利するような行動は、お互いに慎むべきだろう。-

 極めて適切な指摘だと思います。実は韓国内でも、このコラムには厳しい批判が寄せられています。特に、当事者である被爆者団体の声明は、在日同胞や日本国民も傾聴すべき内容と判断し、以下に全文を翻訳しました。合わせて、「唯一の被爆国」という驕りを、日本が速やかに克服できるように願ってやみません。 (JHK)
 原文サイト:http://www.tongilnews.com/news/articleView.html?idxno=102692


『中央日報』キム・ジン論説委員の「原子爆弾は神の懲罰」コラムに対する立場

 去る20日、キム・ジン『中央日報』論説委員が使った「原爆は神の懲罰、アジア人の復讐」という内容のコラムが大きな議論になっている。キム論説委員は同紙の記名コラム「キム・ジンの時々刻々」5月20日付に、最近の安倍総理と橋下徹大阪市長らによる侵略歴史の否定、および「慰安婦」の肯定妄言を批判する「安倍、マルタの復讐を忘れたか」と題するコラムを寄稿した。その中で彼は、第2次世界大戦末期、日本の広島と長崎に投下された原子爆弾は「神の懲罰」であり、日本軍国主義の犠牲となったアジア人の復讐だと主張した。

 キム論説委員はまた、「日本軍が中国、ロシア、モンゴル、韓国人などを対象に実施した生体実験、いわゆる“マルタ”の悲鳴が天に届き、原子爆弾が広島と長崎を襲って日本人が死んだ。“マルタ”の怨みはまだ解けておらず、日本に対する業火が不十分だと神がみなしても致し方ない」と付け加えた。

 このコラムが日本社会に伝わると、菅義偉・官房長官が「世界唯一の被爆国である日本として、決して許すことのできない認識」と抗議した。そして、NHKと共同通信など日本の主要メディアも大きく報道したことで事態が広まっている。

 「韓国原爆被害者協会陜川(ハプチョン)支部」と「韓国原爆二世の患友会」など韓国人原子爆弾被害者団体を中心に24個の市民社会、宗教界で構成された「原爆被害者とその子供たちのための特別法推進連帯会」は、原子爆弾が神の懲罰とする歴史認識と公開的なコラム寄稿を強く糾弾する。

 1945年8月6日と9日、広島・長崎に投下された(米軍の)原子爆弾によって、当時、7万余人の朝鮮人をはじめ中国人、台湾人、アジア南方地域の留学生と連合軍戦争捕虜、海外宣教師など数多くの外国人も犠牲になった。日本人の中にも軍人でない子供と乳児、若い女性と老弱者など、民間人の犠牲が大きかった。特に大韓民国は日本に次いで、世界で二番目の原子爆弾被害国といえる。

 当時、日本の植民支配と侵略戦争、強制動員などによって日本に行く他なかった朝鮮人7万人余りが、原子爆弾の犠牲になって大きな被害を受けた。生き残った被爆者も命がけで祖国に帰還したものの、受けたのは歓迎や慰労ではなく、差別と蔑視だった。(韓日両国)政府と社会の無関心、無対策によって適切な治療さえ受けられないまま、病気と貧困、疎外と差別の中で死んでいったのだ。被害はそこで終わらず、二世と三世からも、一部で後遺症と被害が発生している。

 原子爆弾の悲劇が現在進行形として受け継がれており、その被害者が実在するのに、それを「神の懲罰」と表現するのは容認されないことだ。原子爆弾は神の懲罰ではない。それは人類に対する明白な戦争犯罪であり、大量虐殺だ。その現場で人を殺傷することで終わらずに、放射能被爆によって数十年が過ぎても被害を発生させている。

 日本の侵略戦争、南京大虐殺と生体実験をはじめとするあらゆる戦争犯罪と植民支配は、もちろん許すことのできない罪である。安倍晋三総理と橋本大阪市長の妄言も決して容認できないことだ。しかし、原子爆弾が“マルタ”の怨霊による復讐で人間の悪行に対する神の懲罰というならば、その復讐と原子爆弾投下という人間の悪行に対する神の懲罰は、どんな形態で返ってくるのだろうか?

 キム論説委員は「神の懲罰、復讐」発言を撤回して、原爆被害者に対し心より謝るべきである。中央日報も責任がないとは言えず、これに対し謝罪しなければならない。

 私たちはまた、日本政界の最近の動きと日本社会の歴史認識、そして68年の間一貫して維持している無責任と無謝罪、差別的態度に対しても責任を問う。広島と長崎に投下された原子爆弾の犠牲になったのは、日本人だけではなかった。日本は今回、キム論説委員のコラムに抗議し「世界唯一の被爆国」の立場でとうてい容認できないと反発している。しかし原子爆弾が爆発したところは日本の土地だったが、日本は世界唯一の被爆国ではない。日本は抗議するだけでなく、自ら振り返って反省してみる必要がある。

 私たちは、原子爆弾の犠牲になった日本の人々の痛みにも追慕と冥福、慰労を表したい。核兵器は決して容認できず廃棄されてこそ当然である。原爆を投下した加害責任国の米国も、被害者に謝罪しなければならない。しかし、日本政府も自国の被害と犠牲だけを前面に出すのではなく、なぜ原子爆弾が投下されたのか、原子爆弾が投下される前に日本はアジアと太平洋でどんな罪を犯したのか、その犯罪を先ず告白して許しを請わねばならない。

 日本帝国主義は明確に、日本軍「慰安婦」という性的奴隷制度を通じて女性の人権を踏みにじった。 また、朝鮮をはじめとするアジアと太平洋各国を侵略して強制的に植民支配し、戦争と虐殺、人権侵害を日常的に行った。しかし今、日本の政界ではその加害の歴史を否認して、再武装の道を行こうとしている。

 同じ時間、同じ土地で原子爆弾の被害をこうむったのに、日本人と韓国人の被爆後状況は全く違ったものとなった。日本政府は自国内被爆者の援護政策を実施して、大規模な追慕記念事業と大々的な平和記念事業を推進した。そうすることで戦犯国から犠牲者へとすり替わり、平和国家に変身した。 ところが、国外の原爆被害者に対しては差別的な政策を行った。この事実への深い省察と反省が必要なことを、肝に銘じるよう望む。

 来たる28日、大韓民国国会で韓国人原子爆弾被害者と二・三世の患者に対する支援法制定に向けた討論会が開かれる。韓国社会もまた、原爆被害の惨状と悲劇の歴史を正しく認識して、被害者が人間らしく生きていく権利を保障するために、早急な対策を樹立しなければならないだろう。 

2013年5月26日


 「原爆被害者とその子供たちのための特別法推進連帯会」、「健康な世の中ネットワーク」、「キリスト教環境運動連帯」、「キリスト教平和センター」、「緑の党」、「反核医師会」、「仏教生命倫理協会」、「人道主義実践医師協議会」、「全国障害者両親連帯」、(以下省略)。

朝鮮、日本と賠償請求権交渉再開

2012年07月26日 | 韓日関係関連消息
良いニュースですね。

韓国の日曜新聞のスクープです。

東北アジアの平和を考えるとき、まず解決されなくてはならないが、朝鮮と米日両国との間の国交正常化問題です。

最近活発化している朝米関係に続いて朝日関係にも進展があることを望んでやみません。


by maneappa

…………………………

http://m.ilyo.co.kr/articleView.html?idxno=83207

[単独]北朝鮮、日本と賠償請求権交渉再開

2012.07.25(水)13:33:50[0号]
ハン・ビョングァン記者(wlimodu@ilyo.co.kr)

最近北朝鮮が日本と賠償請求権交渉を再開したと分かった。
北朝鮮内部消息筋らと直接接触しているイ・ユンゴル北朝鮮戦略情報サービスセンター代表は記者と会った席で、“最近入手した情報によれば北朝鮮当局が高位級要人を出席させた中で中国北京で去る5月から日本と賠償請求権について密室交渉を行っている”と話した。
現在まで両側の交渉が正確にある程度まで進行されたのは外部に知らされなかったけれど相当部分で意見が近づいたと伝えられる。

北朝鮮の対日賠償請求権問題は去る1990年に始まった北日修交交渉の核心事案だ。
去る2002年と2004年、小泉日本総理(当時)の北朝鮮訪問で賠償請求権問題をはじめとする北日修交交渉が急流に乗ったりもしたが、2006年以後両国関係が悪化したことで交渉は中断された。
両国は交渉の時ごとに賠償金問題と北朝鮮の日本人拉致者釈放問題でぶつかり、交渉が決裂していた。

北朝鮮の立場で、対日賠償請求権問題は切実だ。
慢性的な経済難から抜け出せずにいる北朝鮮の立場で天文学的な金額と推定される賠償金は去る1965年韓国がそうしたように経済開発資金で十分活用できるものと見られる。

イ代表やはりこれに対して“北朝鮮キム・ジョンウンが内部経済開発に切実な投資資金を引き込むために交渉を再開したと見られる。
賠償金問題解決は単純な投資資金として意味だけでなく日本との関係改善を通した経済交流まで眺められるために非常に重要だ”と指摘した。

ハン・ビョングァン記者wlimodu@ilyo.co.kr

李明博大統領, 日本の京都を訪問する

2011年12月17日 | 韓日関係関連消息

李明博大統領が17日から2日間の日程で日本の京都を訪問する。

 青瓦台(大統領府)は李大統領の訪日について、韓日シャトル外交(首脳同士の相互訪問)の一環で、10月の野田佳彦首相の訪韓に対する答礼訪問となると説明した。

 李大統領は18日に野田首相と首脳会談を行う。韓日関係、北朝鮮問題、地域や国際舞台での協力など、相互の関心事項について幅広く意見交換する見通しだ。

 また、日本の植民地時代に従軍慰安婦にされた韓国人女性を支援する韓国の市民団体「韓国挺身隊問題対策協議会」が14日にソウルの日本大使館前に設置した慰安婦を象徴する像の撤去問題が両国間の外交問題に発展する兆しを見せており、首脳会談で過去の歴史問題がどのような形で取り上げられるか注目される。李大統領は会談で、慰安婦問題についても言及する予定だという。

hjc@yna.co.kr


"慰安婦動員,謝罪しろ" 1000回目の水曜集会

2011年12月14日 | 韓日関係関連消息

   

                                    "慰安婦動員,謝罪しろ" 1000回目の水曜集会


                                                                                    |記事入力2011-12-14


(ソウル=聯合ニュース)イム・キチャン、キム・スンウク記者=

日帝強制占領期間慰安婦動員に対して日本政府の謝罪と責任履行を促す水曜集会が、14日で1千回をむかえた。

韓国挺身隊問題対策協議会(挺身隊対策協)はこの日正午ソウル駐韓日本大使館の前で、慰安婦被害ハルモ二と挺身隊対策協関係者、政界要人など500人余りが参加した中で、1千回目の水曜集会を開催した。

この日集会にはキル・ウォンオク・キム・ボクトンハルモ二等 慰安婦被害者5人が参加した。 ハンナラ党チョン・モンジュン前代表とハン・ミョンスク前総理、民主党チョン・ドンヨン最高委員、統合進歩党イ・ジョンヒ代表など政界関係者も姿を見せた。

慰安婦被害者キム・ボクトンハルモ二は
"イ・ミョンバク大統領も日本政府に対して過去の誤りを謝罪し、賠償することは賠償しろと言えば良いだろう"として
"日本大使はこの老人が皆死ぬ前に、一日でも早く謝罪しなさい"
と話した。

キル・ウォンオクハルモ二は
"憂鬱だ。 あの日本人たちが謝罪しないのに、1千回しても変わることがありますか"として
"各自の立つ位置で最善を尽くし生きて行こう。再び我が国に私のような人が出てこないようにしてくれ"
と1千回集会をむかえた所感を明らかにした。

司会を担当した俳優クォン・ヘヒョ氏は
"1千回の今日がうれしい日なのか、悲しい日なのか、苦しい日なのか、よく分からない"として
"明らかな事実は、この恥ずかしい歴史を子孫に渡してはならないという決心で過ごした熱い20年であったということ"
と話した。

 

この日水曜集会では、日本政府がわが政府に"両国外交に否定的な影響を及ぼしかねない"として憂慮を表明した平和碑(写真)も、大使館の向い側に予定通りに立てられた。

挺身隊対策協が市民社会の募金で、韓服を着て両手を膝の上に集めたまま小さい椅子に座る慰安婦少女の姿を、高さ約130㎝で形象化した。


水曜集会と慰安婦問題に対する国際社会の高い関心を反映するように、日本NHKとフジTV、ロイター、ロサンゼルス タイムズ(LAT),AP,EPAなど外国報道機関らもこの日集会現場取材に現れた。

日本大使館側はこの日集会に一切対応しなかった。

この日1千回水曜集会をむかえてソウルをはじめとして釜山、蔚山、大邱、光州、京幾、慶南、全北など全国各地で日本政府の責任を問うキャンペーンと集会、1人デモなどが行われた。

 


韓国、原発2基の新設許可

2011年12月04日 | 韓日関係関連消息

韓国、原発2基の新設許可…福島第一事故後で初

読売新聞 12月4日(日)19時14分配信

 【ソウル=中川孝之】韓国大統領直属の「原子力安全委員会」は、日本海沿いの慶尚北道蔚珍(ウルチン)に2基の原子力発電所を新設することを許可した。

 決定は2日に行われ、東京電力福島第一原発の事故後、韓国での新規の建設許可は初めて。原発の輸出拡大を目指す韓国は、国内でも原子力利用を推進する構えを堅持している。

 原子力安全委によると、2基はいずれも140万キロ・ワット級の加圧水型軽水炉で、総工費は計約6兆3000億ウォン(約4300億円)。2018年4月までの運転開始を目指す。韓国水力原子力(KHNP)が08年9月に建設を申請し、韓国の原発メーカー・斗山(ドゥーサン)重工業などが製造する。

 建設許可にあたって、2基の設計に、制御室の耐震性の強化や非常用ディーゼル発電機の改良など、福島第一原発事故を受けて同委が作成した安全対策が盛り込まれていることを確認したという。

コラムー水曜デモ1000回、壁にぶつかり続け希望を拓く

2011年11月26日 | 韓日関係関連消息

★統一ニュースに韓国挺身隊問題対策協議会常任代表ユン・ミヒャンさんのコラムが載った。出だしの部分だけ紹介する。大阪の西村さんなど、多くの方々に支えられ、水曜デモが1000回を迎える。その先頭にはいつもコラム氏がいた。N

 

              コラムー
              水曜デモ1000回、壁にぶつかり続け希望を拓く

                            韓国挺身隊問題対策協議会常任代表
                                         ユン・ミヒャン

                            2011年11月25日(金)tongil@tongilnews.com


1992年1月8日水曜日、当時宮沢総理が訪韓した。
キム・ハクスンハルモニが生存者であることを告発、日本の裁判所に訴訟し、日本軍‘慰安婦’問題が韓国と日本、国際世論に徐々に広がり始めた。 日本と米国で‘慰安婦’関連軍文書が発見され、日本軍の介入を否認した日本政府に対して批判の声が上がりはじめた。

女性たちが日本大使館の前に集まった。
日本軍‘慰安婦’問題解決のためのデモを水曜日ごとに継続することに決議した後の、行動初日だった。そして 2回、3回、4回... 水曜日ごとにデモは続いた。

 人々の関心は少なかった。 女性団体らも毎週水曜日ごとに日本大使館前に出てくるには、仕事が多く忙しかったから…。

しかし女性団体が出てこれない日には、被害者らによってずっと続いた。
ハルモニたちは孤独だった。 被害をこうむった当事者が、問題解決を要求し、連帯を懇請しなければならない状況であった。
心無い冷たい視線もあった。そのような恥を、何も騒ぐことない、と。

 ハルモニ達は、はかり知れない孤独と羞恥心を隠すために、顔を帽子の中に深く隠し、大き目のサングラスで顔を覆ったこともあった。

100回目の水曜デモの日も、寒い冬だった。 身を切るような風、零下の天気、1993年12月22日だった。
 日本大使館の前は人々と警察らで混みあう中、100回目の水曜デモは進行された。 デモを始めて2年が経っていた。 変わらない日本政府を糾弾し、ハルモニ達は白い韓服を着て号泣した。

そして来る2011年12月14日、いつしか1000回目の水曜デモを迎える。

 


'慰安婦協議' 要請に, 日本 "すでに立場表明済み"、と

2011年10月07日 | 韓日関係関連消息
★元“慰安婦”の生存者平均年齢は86歳。一人、また一人と亡くなっている。それでも毎週水曜日にはソウル日本大使館前で『水曜行動』は続いている。支援の輪は世界規模で広がっているのに、政治家の間で交わされる会話の、なんと非情な響きか!
…日韓首脳会談の日、MBは果たして“慰安婦”という単語を口にするであろうか?N


キム・ソンファン長官(右側)とゲンバ日本外務相(左側) [写真-統一ニュース]

'慰安婦協議' 要請に, 日本 "すでに立場表明済み"、と

2011年 10月 06日 gklee68@tongilnews.com

キム・ソンファン外交部長官は、"去る 9月15日(国連総会時)に引き続き、もう一度 '慰安婦' 関連両者協議に応じてくれることを要請した。

この要請に対し玄葉外相は、"(1965年) 日韓条約から日本の立場は続いている。 ここで繰り返さない." と応えた。

ゲンバ外相はただ、 "論議は継続する"と余地を残した.
これによって, 日本軍 '慰安婦' 問題は来る 18日、野田・李明博首脳会談(10.19)で、再び論議される模様???.

会見では北核/北朝鮮問題などで両国は '緊密な共助維持' を重ねて確認もした.


なでしこ優勝の陰の功労者、在日企業家・文弘宣氏

2011年09月19日 | 韓日関係関連消息
★久しぶりに都さんと一緒に朴泰秀氏を訪ねた。豊橋駅近くの会社応接室で、朴氏は開口一番「ブタの調子どうですか?」。「夏場は暑くて太りません」と応える都さん…。そんな会話の中からどちらからともなく、「なでしこ、大化けしましたね」、と。彼らの共通の知人である文弘宣氏のことと、ぼくは暫くして分かった。 
検索してみると、出るわ出るわ…。そのうちの一つを以下に紹介する。N


なでしこ優勝の陰の功労者、在日企業家・文弘宣氏

2011/08/08 15:17 【神戸聯合ニュース】


日本全域が先月、サッカー女子代表「なでしこジャパン」のワールドカップ(W杯)優勝に沸いたが、その陰に在日同胞の企業家の功労があったことはあまり知られていない。

 その企業家とは、日本女子サッカークラブ「INAC神戸レオネッサ」の会長、文弘宣(ムン・ホンソン)さん(60)だ。慶尚南道・昌寧を故郷とする在日2世の文会長が創立し、育てたこのクラブは、日本女子代表チームの主将でW杯の得点王(5点)、最優秀選手(MVP)を獲得した沢穂希(32)をはじめ、代表選手7人が所属している。1月の全日本女子サッカー選手権大会で優勝し、1チーム当たり年間16試合を戦う日本女子サッカー1部リーグ(なでしこリーグ)で前半期8連勝を達成した最強チームだ。韓国代表のチ・ソヨン(20)、クォン・ウンソム(20)も所属している。


文弘宣氏=7日、神戸(聯合ニュース)
 現在、不動産、情報通信(IT)、外食産業などを手掛けるアスコホールディングスの会長を務める文会長は、2001年にスポーツビジネスの一環として女子サッカークラブを作った。

 最初は男子のサッカークラブを作ろうとしたが、選手集めが難しいため女子サッカーに目を向けたところ、運動したくても行き場がなく、困っていた選手らが集まったという。

 創立翌年の2002年に地域の3部リーグで優勝したのを皮切りに、2003年には地域2部リーグ、2004年には地域1部リーグでそれぞれ優勝を果たした。2005年には日本女子サッカー2部リーグで優勝し、翌年に1部リーグに昇格した。

 文会長は2006年から、大胆な「実験」を始めた。選手がサッカーに打ち込めるよう、全員をグループ企業で雇用して社業を免除し、月給を支払うというものだ。アマチュアリーグの日本女子サッカーリーグでは、こうしたシステムを取っているのは今でもINAC神戸だけだ。

 「女子サッカーにつぎ込んだ金額が10年間でどれほどになるのかと聞かれたことがありますが、およそ15億円になると思います」と、文会長。だからといって、慈善事業をしているわけではない。目先の利益を見るのではなく、長期目標を立てて投資しただけだ。

 文会長は「いつかINAC神戸を独立採算制で運営したい」とし、W杯の優勝でその芽が見えてきたと話した。それまでは女子サッカーの後援要請を門前払いしていた日本の大企業が、国民のヒロインとなった選手らのユニフォームに自社の名前を入れようと、列をなすようになったという。昨年は1試合当たり800人だった観客数は、今月6日のリーグ第8戦では2万4500人に増えた。

 文会長は在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)系の朝鮮学校、朝鮮大学校を卒業し、北朝鮮と合営事業を行っていた。だが、1990年代初めに事実上、これを奪われたことから、北朝鮮に幻滅し5~6年前に韓国国籍を取得した。そんな同氏の願いは、祖国の女子サッカー発展にも寄与することだ。

 イ・ジンファ(24)、チ・ソヨン、クォン・ウンソムらを相次ぎスカウトしたり、費用を負担して韓国の女子中高生3人を日本に呼び、トレーニングに参加させたりしたのもそのためだ。10~14日には、韓国で開かれる韓国、中国、日本、ガーナによるサッカー親善大会に参加する予定だ。

 「韓国の女子サッカー代表も、五輪やW杯で優勝する日が必ず来る」と、文会長は明言する。どんな分野であれ、10年以上先を見越して投資する在日事業家の目は、いつしか韓国と日本が競い合い、世界の女子サッカーを率いていく未来に向けられていた。

●追記
文氏はKIS(コリア国際学園)理事長を歴任、現在副理事長として「越境人育成」に夢を馳せてもいる。
かつてパク・ウォンスン氏(現ソウル市長選候補)は、在外同胞教育者を前にして語った。
「ディアスポラが歴史を作る。…皆さんの教える同胞子弟が、ノーベル賞受賞者に育つかも知れない。不幸の時代に世界に散らばった民族のかけらが、祖国のかけがえのない遺産になるかも知れない」、と。
サッカーのチョン・デセ、李忠成、孫正義もひっくるめて、世界に散らばったユダヤ、華僑に告ぐ第3のコリアンネットワークが、世界史にどのような波紋を広げるのか、今は誰も予想できない。

キム・ハクスン(元日本軍従軍'慰安婦')証言、20年目

2011年08月13日 | 韓日関係関連消息
キム・ハクスン(元日本軍従軍'慰安婦')証言、20年目

"1991年8月14日午後. キム・ハクスンハルモ二は、自身が日本軍'慰安婦'であったことを告白した。 歴史の中に埋もれようとした歴史的事実が、明らかになった瞬間であった。それから相次いで、元日本軍'慰安婦'ハルモ二たちが声を上げ始め、今年で20年になる。この中には、ただ一人在日から声を上げた宋神道さん(DVD「オレの心は負けない」などで当ブログでも紹介)の闘いもある。

その過程で、南北の女性連帯が動き、日本の良心が声を上げた。ソウル日本大使館前と日本の各地での「水曜行動」、大震災後の女川から宋神道を救出した「支える会」の献身、保護は今も続いている。
日本国が公式にこの戦争犯罪を認めず、謝罪も補償もしない中で、このような動きはせめてもの救いである。

明日の14日で20年目、しかし今日本で私たちの目に映り、耳に聞こえる様々な事象は、ほとんど変わっていないような錯覚さえ憶える。キム・ハクスンさんはすでに故人、今も歴史の証言者は一人、また一人とこの世を去っていく。ハン(恨)を抱いたまま…。N


「東海」、202年前の日本地図でも「朝鮮海」だった

2011年08月11日 | 韓日関係関連消息
東海、202年前日本地図でも「朝鮮海」だった

チョ・ヒョンホ記者| chh@mediatoday.co.kr

2011.08.10


米国と英国が東海を日本海と単独表記した。
最大の同盟国であることを誇示した米国に対する背信と、外交力の失敗との批判も厳しい。
このような時期に‘東海(日本海)’が数百年前から東洋と西洋を問わず、さらに日本の古地図ですら‘朝鮮海’と表記されていた事実が注目をあびている。

10日、独島研究団体によれば、
日本江戸時代天文学者の高橋景保が1809年製作した‘日本近辺略図’を見れば、東海は‘朝鮮海’と大きく表記されている。 朝鮮海には鬱陵島と○○○が朝鮮領と記載されている。


独島本部は“海の名前を守ることができなければ、将来独島にもるいが及ぶ事態がくるかも知れない”としつつも
“東海名称(East Sea)では日本海(Japan Sea)に勝つのは難しい”と指摘した。

この団体は“日本海に勝つためには東洋と西洋でかなり以前から通用した‘朝鮮海(Korean Sea)’と名称を変えなければならない”と明らかにした。

一方、小説家イ・ウェス氏は去る9日自身のツイッターで
“日本が東海を日本海にするまで、私たちは熱心に4大河川を掘っていました”と現政権の責任論を提起した。





'独島問題'-米国・日本の歴史的共同犯罪遺産

2011年08月10日 | 韓日関係関連消息
★韓国メディアに載った少々過激なコラム、だが真実から目をそらすことはできない。少し端折りましたが、載せます。
アメリカは朝鮮半島にとって、どのような存在なのか? 解放者、自由の守護神?かけがえのない友邦? それとも、宿敵? そして、第二の戦後と言われる東日本大震災後の、日本は朝鮮半島にどう向き合うのであろうか? ノムヒョンは、独島は歴史と定義した。このコラムから、そのヒントが見えそう。N


'独島問題'

米国・日本の歴史的共同犯罪遺産

コ・スンウ専門委員| konews80@hanmail.net

2011.08.03


日本が執拗に、より一層、より強力に独島問題に食い下がる歴史的背景を見れば、米国が背後共犯勢力として見え隠れする。

日本とアメリカの独島に対する共犯行為は、20世紀始めに遡る。 それは広く知られた桂・タフト協定だ。

桂・タフト協定は、1905年7月米国の戦争長官ウィルリアム ハワード タフトと日本の桂首相によって結ばれた秘密協定だ。

内容は、日本の韓半島侵略を米国が認め、日本は米国の東南アジア侵略などを認めるというものだ。
米国はこの協定の存在を否認しているが、20世紀始め帝国主義侵略に血眼になっていた米国と日本が、侵略地域を置いて駆け引きしたという歴史的事実は否認し難い。


最初に、2次世界大戦で降伏した日本と連合国が1951年9月締結したサンフランシスコ講和条約で、日本が権利を放棄する韓半島所属の島を済州道、巨文島、鬱陵島と明示したが、独島は言及されなかった。 この決定は、米国の同意なしには考えられない。

二番目、米連邦政府機関の地名委員会(BGN)は、1977年から独島を'リアンクル岩'という地名を使ってきた。国務部など主要行政部署のホームページ地図にも'リアンクル岩'と表記されている。
独島が'リアンクル岩'と呼ばれたはじめたのは、1849年フランス船舶リアンクル号が独島を発見し、その名を取ってリアンクルロックス(Liancourt Rocks)と呼ばれたことに由来する。

三番目、米国はその出生の歴史が短い新生国家だ。独立後外交形態が秘密協約であれ、公式的な外交的合意であれ、自国の利益に関連した事項ならば徹底的に遵守する。
これは米国国務部が去る8月2日、韓日両国の独島領有権葛藤関連ブリーフィングでも、そのまま表われている。

マーク トナー国務部副報道担当者は定例ブリーフィングで、独島問題関連の質問を受けると、すぐに独島を'リアンクル岩'と言及しながら
“両国が平和的、外交的に相互受容できる解決を期待する。 (両国が)自制力を持って取り扱った問題、私たちはこういう自制を期待する。 リアンクル岩の主権に対して、私たちは(特別な)立場を持っていない”と話した(聯合ニュース2日).

日本の独島妄言が北朝鮮核問題に対応する韓米日三角同盟の強化の雰囲気の中、これは決して偶然ではない。
日本は東北アジアの軍事的緊張状態を利用して、自国の歴史的犯罪さえ否認し、『国益』追及を辞さない構えだが、米国はそれに対して表面上では中立的な態度を偽装している格好だ。

日本は今年に入ってひきつづき独島領有権主張を、様々な方式でその水位を高めている。

日本は去る3月独島領有権を主張した中学校社会教科書採用を認定、4月独島領有権に関する外交白書発表、7月日本外務省の大韓航空利用禁止措置、8月1日自民党議員3人韓国政府の入国禁止措置を無視し金浦空港9時間座り込み、2日日本政府の独島領有権主張を入れた防衛白書発表などが続いた。

日本が20世紀始めと2次大戦の犯罪行為を認定しない今日の姿は、将来機会があれば再び帝国主義侵略性を露骨化するという危険信号だ。
日本政府と政権与党、野党議員らと極右学者が総動員され、去る数ヶ月前から独島に対して行ってきた一連のふるまいは、第2の韓半島侵略に等しい。
それは銃のない野蛮的侵略行為だ。

日本の醜悪な形態が演出される背景には、独島に関わる米国と日本の共同犯罪行為、イ・ミョンバク政権が固執した独島関連'静かな対日外交'がある。
このような点を認識するならば、独島問題の解決法は自明になる。







米国務部、'日本海'単独表記

2011年08月09日 | 韓日関係関連消息
米国務部、'日本海'単独表記

2011-08-09

(ソウル=聯合ニュース)
ペ・ジョンヒョン記者

=米国が東海(East Sea)を日本海(Sea of Japan)と単独表記し、国際水路機構(IHO)に提出したことが確認された。

マーク トナー国務部副報道担当者はこの日定例ブリーフィングで、米国が東海(日本海)を日本海と単独表記すると国際水路機構(IHO)に提出したという聯合ニュース記事に対し、"国際的に通用する表記の'日本海'を私たちも使っている"と話した。

韓国政府は、米国が一方的に日本の肩を持っていると反発、韓・日両国の立場をバランスよく反映している東海(日本海)と表記しなければならないとの意見を、外交経路を通じて米国政府に伝達した。


拓大教授、韓国ニューライト教科書称賛

2011年08月04日 | 韓日関係関連消息
★金浦空港着、仁川空港出国までの9時間、世論をクギヅケにした3名の自民党議員鬱稜島視察を企画立案した拓大教授は、過去の寄稿文で、韓国ニューライト系学者の代案教科書を称賛していたという。ここから見えてくることは、2007年韓国大統領選挙でMBを押し上げたニューライト聯合は、日本の右翼に酷似した主張をしていること、独島問題も一貫して“静かに対応”してきたMBの対日外交姿勢の招いた結果であること、だ。福田元首相と交わした“(独島問題は)ちょっと待って”と言った、言ってないで読売とのケンカも有耶無耶になってしまったが…。


拓大教授、韓国ニューライト教科書称賛

2011/08/02 blog.naver.com/

自民党保守右派議員3人の鬱陵島企画訪問を立案したと言われ、31日夜仁川空港から強制出国された下條マサオ(60)拓大教授が、韓国ニューライトの学者が作った歴史教科書に賛辞を送っていたことが明らかになった。
(2008年産経新聞系の雑誌と読売新聞系週刊誌への寄稿ーニューライト学者団体「教科書フォーラム」の編纂した韓国現代史ー当ブログでも紹介した)

上條教授は
“今まで韓国の歴史教科書は過去の歴史を‘日本の侵略’という構図で記述してきた”としながら
“代案教科書は統計と資料など客観的記述を重視して、日本の植民統治を韓国の近代化を助けたと一定の評価を付与するなど今まで感情的な記述とは対照的だ”と言及した。

彼は特に
“代案教科書が‘竹島(独島の日本式表記)問題’には直接言及しなかったけれど、戦後韓国が‘李承晩ライン’を設定し韓-日関係が悪化した事実を言及することによって、問題の背景を説明した”と評価した。 代案教科書が李ラインを根拠に、韓国側が日本の漁船152隻、漁民と船員2025人を拿捕抑留した事実を伝える一方1952年から始まった韓日国交正常化交渉で日本側代表が“植民地時代、日本は良い事もした”と発言したことも記述した。