目覚めるネチズンは「覚醒した市民」だ。そんなブロガーが、韓国社会を内から変えていくのでは? 権力にとって反対政党や団体より、もっと手ごわい相手かも…。namsang
コーヒーと米の値段
反省しろ、韓国社会
2009/10/29 //blog.hani.co.kr/chris
農民が怒っている。 米の値段が落ち、生産費を下回る現象が広がっているからだ。 米の値段が他より上がらない理由は、食べ物が多くなって米の消費が伸びないからだ。それに歳とった農民らが自分たちと反対の政策を展開、農民を無視するハンナラ党に投票しているからだ。
米は私たちの主食である。過度に上がれば国民的負担になる。 しかし、米を生産する農民は悔しい立場におかれている。 工産品は思いのままに価格を策定して値段を上げるのに、米は私たちの主食、値段を勝手に上げられない構造のためだ。 結局政府が問題を解決しなければならない。
しかし農民らが畑を耕しても、大統領は企業らに安値で供給しろと指示する。国内に残っている備蓄米を飢えている北朝鮮住民に送ることも拒否して、わざわざ外国から輸入してやっととうもろこし1万トンを送ることに決めた大統領。最近庶民大統領とおでん食べ歩きをする大統領にとって、農民は庶民よりさらに下の階層のようだ。
私も前の家の班長様が代わりに耕作してくれる畑があるが、千坪当たり約15万ウォン出る米直払い金まで小作する農民の代わりに受けとる公務員や国会議員らの不正事実に絶望する。 農民は大韓民国を支える柱だが、片方では苦労して生産した米を安値で出さなければならない愚か者でもある。
米一袋に靴一足の値段にもならない。良い運動靴一足,良いティーシャツ一着の値段にもならない状況は正常ではない。
これは米の値段が安いことが問題ではなく、他のものが余りにも過度に高いのだ。
コーヒーを例にあげよう。
我が国の1年コーヒー原料輸入額は、約1兆4千億ウォン世界9位という。 ところでこの1兆4千億ウォン分のコーヒーが加工されて約15倍の21兆ウォンに化ける。 国民1人当り1年に395杯も飲むと、私たちが一日に食べる米の値段の約2.7倍をコーヒー代で支払うわけだ。
コーヒーの香りは身体を目覚めさせる。 しかし私たちは、いつの間にかコーヒーに中毒になり、主食の米より嗜好食品に過ぎないコーヒーに惜しみなく金を使っているわけだ。
娘の話では、不況でアメリカの大学校周辺スターバックス コーヒー店では、1ドルコーヒーが登場して飛ぶように売れているというのに、韓国では安モノより高いコーヒーがもっと売れる。
2000ウォンの構内食堂でご飯やラーメン食べても、一杯に5~8000ウォンのスターバックス コーヒーを飲む若者たちは明らかに正常ではない。 お小遣やバイトで稼いだ金を、高いコーヒー代に使うことかどれほど愚かなのか?
アフリカやインドネシア等のコーヒー農場には、一日10ウォンに過ぎない賃金で子供らが仕事をするのに、私たちは子供らの血と汗に充ちたコーヒーを飲んで、国際コーヒーメジャーらの腹を肥やしているのだ。
私たちは、コーヒーより安値で主食の米を提供してくれる農民に感謝し、国家は崩壊して行く農業を支える農民たちのために農民歩みをしなければならない。
米作だけでなく、この頃高冷地ではハクサイ豊作でハクサイ畑を掘り返しているという。 米だけでなく私たちの主食のキムチを作るハクサイ農民らも、むなしい農作業に苦しめられている。国家はこれらを買いとって、庶民らに無償で分けてやる事業を展開しなければならない。
北朝鮮では米がなくて飢え、韓国では金がなくてキムチの漬け込みができない。 もし政府が米とハクサイを買いとって、北朝鮮に送って庶民らに分けてやればどうだろうか? 一石二鳥ではないのか?
この政権の馬鹿どもは、川底はむやみに掘りおこしながらも、何故そのようなことは考えられないのか。
庶民のため、国民のためにするということは、とても容易なことだ。 我が国の最たる庶民は、農漁村の人々だ。政府が 庶民歩み(おでんとジャンバーのMB?)と広報は騒ぐが、やたら川底を掘りおこして農漁民を苦しめる「庶民歩み」は全くの嘘だ。
コーヒー関連産業に従事する方々に非難されるかも知れないが、もし国民が一週間に一日だけコーヒーに代わり国産茶を飲めば、21兆ウォンのコーヒー代のうち約3兆ウォンが国産茶産業に落ち、国産茶を栽培する農民らに感謝されるであろう。 大統領や政府が積極的に取り組む必要があるのでは、と思う。
農民を助けるために、私たちが米やハクサイをわざわざ高く買って食べることもできない。 しかし、韓国人をぼったくるスターバックス コーヒーや過度に高いコーヒーを拒否して飲まない事ならできそうだ。代わりに一杯の緑茶やトゥングルレ茶など国産茶を飲むことが、農民を助けることになることにもなる。
農薬、油、肥料価格は上がるのに、米価格は上がらない。農民らは苦しむばかりだ。
政府は、生活必需品なので思いのままに価格を定めることができない農民のために、最小限の対策をたてなければならない。
野菜も中間業者だけ腹を肥やす流通構造を変えて、栽培する農民が涙を流すことのないようにしなければならない。 政府と与党は、「庶民歩みとオデン食べ」で国民を欺かずに、米作やハクサイ農で泣いている農民のために「農民歩み」もしなければならない。
これから農漁民らは、率先して庶民をだます政府与党に峻厳な選挙審判を加えることを決して忘れないで欲しい。 "私たちが他人ですか!"と叫ぶ地元出身の候補に票を投じれば、彼らは決して農漁民のためでなくて自宅の蔵を大きくすることだけを考える。
コーヒーと米の値段
反省しろ、韓国社会
2009/10/29 //blog.hani.co.kr/chris
農民が怒っている。 米の値段が落ち、生産費を下回る現象が広がっているからだ。 米の値段が他より上がらない理由は、食べ物が多くなって米の消費が伸びないからだ。それに歳とった農民らが自分たちと反対の政策を展開、農民を無視するハンナラ党に投票しているからだ。
米は私たちの主食である。過度に上がれば国民的負担になる。 しかし、米を生産する農民は悔しい立場におかれている。 工産品は思いのままに価格を策定して値段を上げるのに、米は私たちの主食、値段を勝手に上げられない構造のためだ。 結局政府が問題を解決しなければならない。
しかし農民らが畑を耕しても、大統領は企業らに安値で供給しろと指示する。国内に残っている備蓄米を飢えている北朝鮮住民に送ることも拒否して、わざわざ外国から輸入してやっととうもろこし1万トンを送ることに決めた大統領。最近庶民大統領とおでん食べ歩きをする大統領にとって、農民は庶民よりさらに下の階層のようだ。
私も前の家の班長様が代わりに耕作してくれる畑があるが、千坪当たり約15万ウォン出る米直払い金まで小作する農民の代わりに受けとる公務員や国会議員らの不正事実に絶望する。 農民は大韓民国を支える柱だが、片方では苦労して生産した米を安値で出さなければならない愚か者でもある。
米一袋に靴一足の値段にもならない。良い運動靴一足,良いティーシャツ一着の値段にもならない状況は正常ではない。
これは米の値段が安いことが問題ではなく、他のものが余りにも過度に高いのだ。
コーヒーを例にあげよう。
我が国の1年コーヒー原料輸入額は、約1兆4千億ウォン世界9位という。 ところでこの1兆4千億ウォン分のコーヒーが加工されて約15倍の21兆ウォンに化ける。 国民1人当り1年に395杯も飲むと、私たちが一日に食べる米の値段の約2.7倍をコーヒー代で支払うわけだ。
コーヒーの香りは身体を目覚めさせる。 しかし私たちは、いつの間にかコーヒーに中毒になり、主食の米より嗜好食品に過ぎないコーヒーに惜しみなく金を使っているわけだ。
娘の話では、不況でアメリカの大学校周辺スターバックス コーヒー店では、1ドルコーヒーが登場して飛ぶように売れているというのに、韓国では安モノより高いコーヒーがもっと売れる。
2000ウォンの構内食堂でご飯やラーメン食べても、一杯に5~8000ウォンのスターバックス コーヒーを飲む若者たちは明らかに正常ではない。 お小遣やバイトで稼いだ金を、高いコーヒー代に使うことかどれほど愚かなのか?
アフリカやインドネシア等のコーヒー農場には、一日10ウォンに過ぎない賃金で子供らが仕事をするのに、私たちは子供らの血と汗に充ちたコーヒーを飲んで、国際コーヒーメジャーらの腹を肥やしているのだ。
私たちは、コーヒーより安値で主食の米を提供してくれる農民に感謝し、国家は崩壊して行く農業を支える農民たちのために農民歩みをしなければならない。
米作だけでなく、この頃高冷地ではハクサイ豊作でハクサイ畑を掘り返しているという。 米だけでなく私たちの主食のキムチを作るハクサイ農民らも、むなしい農作業に苦しめられている。国家はこれらを買いとって、庶民らに無償で分けてやる事業を展開しなければならない。
北朝鮮では米がなくて飢え、韓国では金がなくてキムチの漬け込みができない。 もし政府が米とハクサイを買いとって、北朝鮮に送って庶民らに分けてやればどうだろうか? 一石二鳥ではないのか?
この政権の馬鹿どもは、川底はむやみに掘りおこしながらも、何故そのようなことは考えられないのか。
庶民のため、国民のためにするということは、とても容易なことだ。 我が国の最たる庶民は、農漁村の人々だ。政府が 庶民歩み(おでんとジャンバーのMB?)と広報は騒ぐが、やたら川底を掘りおこして農漁民を苦しめる「庶民歩み」は全くの嘘だ。
コーヒー関連産業に従事する方々に非難されるかも知れないが、もし国民が一週間に一日だけコーヒーに代わり国産茶を飲めば、21兆ウォンのコーヒー代のうち約3兆ウォンが国産茶産業に落ち、国産茶を栽培する農民らに感謝されるであろう。 大統領や政府が積極的に取り組む必要があるのでは、と思う。
農民を助けるために、私たちが米やハクサイをわざわざ高く買って食べることもできない。 しかし、韓国人をぼったくるスターバックス コーヒーや過度に高いコーヒーを拒否して飲まない事ならできそうだ。代わりに一杯の緑茶やトゥングルレ茶など国産茶を飲むことが、農民を助けることになることにもなる。
農薬、油、肥料価格は上がるのに、米価格は上がらない。農民らは苦しむばかりだ。
政府は、生活必需品なので思いのままに価格を定めることができない農民のために、最小限の対策をたてなければならない。
野菜も中間業者だけ腹を肥やす流通構造を変えて、栽培する農民が涙を流すことのないようにしなければならない。 政府と与党は、「庶民歩みとオデン食べ」で国民を欺かずに、米作やハクサイ農で泣いている農民のために「農民歩み」もしなければならない。
これから農漁民らは、率先して庶民をだます政府与党に峻厳な選挙審判を加えることを決して忘れないで欲しい。 "私たちが他人ですか!"と叫ぶ地元出身の候補に票を投じれば、彼らは決して農漁民のためでなくて自宅の蔵を大きくすることだけを考える。