NPO法人 三千里鐵道 

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批評ー失われた10年とバンクーバキッド

2010年03月04日 | 管理人のつぶやき
やはり凄いことをしたバンクーバキッドを、青瓦台はほっておかない。キムヨナを横に座らせて得意満面のMBを見ながら、どうもしっくりこない。言論批評家が、ぼくの心中を代弁してくれたので早速載せる。namsang


[批評] 失われた10年’と‘バンクーバキッド’

2002ワールドカップとロウソク少女につながる‘88生まれ’
,保守言論の歓呼がぎこちない理由

2010年03月03日(水)言論批評家( media@mediatoday.co.kr)

2002年韓国・日本ワールドカップを控えて韓国代表チームの評価試合が開かれるとき、光化門大型電光掲示板の前には、人だかりができた光景をしばしば目撃することができた。 いわゆる‘赤い悪魔’らの出現だった。

それが全国に広がり全世界を感動させた巨大な‘赤い悪魔’の応援につながった。 太極旗をからだにぐるぐる巻いた女子高生のファッションは、当時の自由奔放で,自信あふれる10代文化の象徴とも言われた。

それから6年後. 陰うつな清渓川高架がはがされた清渓広場には、一群の10代学生たちが自分たち同士で何かを熱心に話して,聞いて,歌って,踊っていた。 手にはスローガン、‘狂った牛’ ‘狂った教育’にノーのスローガンだ。2008年5月の‘ロウソクのあかり’はこのように点火された。

その性格は明確に違ったが,あたかも6年前ワールドカップ祭りを連想させた。 誰の指示でもない自発性,参加者一人一人のよどみない表現,極めて個性的ながらも多彩な無秩序の中の秩序,それ自体だけで、この蝋燭文化祭は2002年ワールドカップ祭りのコピー版であった。

しかしその終わりは明確に違った。 そのシュプレヒコールは深い挫折で幕を下ろした。政治権力の執拗な追跡と報復は、自由で溌刺とした魂に足かせをはめた。 巨大な集団的成就と勝利の喜びの代りに、深い挫折と陰うつな時代の影が人々の脳裏に深く刻印された。 2~30年は行きそうだった‘楽観の時代’はこんなにも早く終焉を告げた。

それからまた2年. バンクーバー冬季オリンピックは, 韓国の‘新しい世代’の姿を世界的舞台に登場させた。 フィギュアとスピード スケートで堂々と金メダルを握った選手たちの‘実力’も驚くべきであるが, 淀みない彼ら、彼女らの溌剌とした姿が何よりまぶしかった。 国民は彼らが記録した驚くべき成績と同じくらい,彼らの演出した‘新鮮な姿’に熱狂した。

言論はこの点に注目した。朝鮮日報は バンクーバーオリンピックに合わせて連載を始めた‘ G世代深層探求’だ。 朝鮮日報はこのシリーズでバンクーバーオリンピック メダリストは、ほとんど皆が‘ G世代’、以前の世代とは‘ DNAが違う世代’としながらその特徴をこのように要約した。

“1988年ソウルオリンピック前後に生まれて1990年代中盤以後裕福な環境で成長した世代. 大韓民国現代史で初めて集団的貧困も,独裁も経験しないで成年になった。 グローバル マインドと優れた外国語実力で武装して,父母の世代の成就を肯定的に評価して,個人の満足を追求する指向が強い。”

京郷新聞はこれらを‘愉快な88生まれ’と命名(3月2日付‘オリンピック進化’導いた彼ら)した。 “87年民主化以後生まれた,いわゆる時代的重圧感から解放された自由な世代”と指摘した。
この世代は“青少年期にデジタル化・世界化を体験した世代”として“経済成長により‘生存中心の人生’から‘表現中心の人生’と様式が変化した10年前に幼い時期を送り、自己表現を難なくする初めての世代”といった。 また“中学生の時2002年ワールドカップを通じて集団で遊んでも問題なかった,遊びの楽しみに対する集団経験をした世代”とも指摘した。

朝鮮日報と京郷新聞はよく理念的指向で対照的な新聞という評価だ。 しかしこれら二つの新聞が出した新世代の特性や背景に対する分析には大差なく見える。
これら‘バンクーバーキッド’は‘2002ワールドカップキッド’に通ずる。 それは2008年‘ロウソク世代’に続く飛び石であることを示唆した。
この世代は、成長の主な時代的背景や社会文化的脈絡で見る時、イ・ミョンバク政権が徹底的に消そうとしている‘失われた10年’が育んだ子供たちであることは明白、 あきれたアイロニーだ。


朝鮮日報をはじめとして‘失われた10年’を呪っている新聞やイ・ミョンバク政権が、これら‘バンクーバーキッド’らをいったいどのように迎えるのか気になる。 彼らはイ・ミョンバク政権時に忽然と空から落ちてきた存在であろうか,でなければ過去‘失われた10年’歳月にこの土地で育った‘新芽’らであろうか?
過去の10年歳月を呪ってきた新聞や政治権力らが、これら‘バンクーバーキッド’らの成功に歓呼しながらも、なぜかぎこちなく見えるのはただ筆者一人だけの感じではないだろう。


民和協が北域緑化を本格推進!

2010年03月04日 | 北域緑化関連消息
キム・ドクリョン
"今年,北植樹本格推進する"
民和協定期代議員会で"韓半島緑化未来作ろう"

2010年03月03日(水)コ・ソンジン記者kolong81@tongilnews.com

キム・ドクリョン代表常任議長は3日午後2時,ソウル龍山区の白凡記念館で開かれた第12次定期代議員会で、"今年は21世紀に似合った緑色平和時代を準備するために北朝鮮に木を植える事業を本格的に推進していく"と明らかにした。

彼は"去る4年間の経験を土台に養苗と造林,病害虫防除事業を食糧とエネルギー支援,住民所得向上プログラムと連係して総合的に推進していく"としながら、"政府とも緊密に協力して,国民的支持と参加を土台に韓半島の緑化未来を南北が共に作れるように努力するだろう"と話した。

北朝鮮山林緑化事業に関連,民和協は"新しい跳躍を開いて国民的参加を拡大させるだろう"と目標を提示した。

北朝鮮山林緑化事業は、昨年12月スタートした大統領直属社会統合委員会が担当推進する。これは大統領府次元で推進するいくつもならない対北朝鮮事業だ。

その一方で"政府が防災.苗木などの支援には積極的だが,養苗施設等必要な機資材支援には難色を見せていて具体的な日程を明らかにすることは難しい"と話した。

北朝鮮緑化事業の他にも民和協は、民間次元の南アフリカ共和国ワールドカップ南北共同応援団を設けることにした。 南北共同応援団発隊式と共に南アフリカ共和国現地で南北共同の文化芸術公演を開催することにした。

合わせて6.15南北共同宣言10周年記念式をはじめとして討論会,展示会,白書発刊など多様な記念行事を行うと明らかにした。