NPO法人 三千里鐵道 

NPO法人 三千里鐵道のブログです。記事下のコメントをクリックしていただくとコメント記入欄が出ます。

三千里コラム:鄭大世へのエール、国家保安法に強烈なシュートを!

2013年06月27日 | 南北関係関連消息


Kリーグのオールスター競技で声援にこたえる鄭大世(6.21)



鄭大世へのエール、国家保安法に強烈なシュートを!

 極右・反北団体が鄭大世(チョン・テセ)を国家保安法第7条で告発したのを受け、6月20日、水原地方検察庁は公安部が担当し捜査に着手すると発表した。李明博政権の末期に吹き荒れた“従北騒動”が、朴槿恵政権のもとで更に狂乱ぶりを増しているようだ。

 首脳会談で訪米中にセクハラを起こしたスポークスマンをはじめ、朴槿恵大統領の人事には何かと醜聞がつきまとう。実務能力よりも大統領への忠誠度を選択基準として優先するからだろう。現法務長官のファン・ギョアン任命に際しても、国会の聴聞会で不適格だとの指摘が少なくなかった。「ミスター国家保安法」の別名を持つ彼が、公安統治を重視するタカ派の法務官僚と見なされていたからだ。

 その指揮下で水原地方検察庁を統括するのが、地検長のキム・スナムだ。彼も政権への忠誠競争では決して後塵を拝しない検察官である。ソウル中央地検の第3次長だった2009年、彼は李明博政権の経済政策を批判するインターネット論客(筆名ミネルバ)を、電気通信基本法を根拠に起訴した。政権批判を封じ込めようとする無謀な試みは、無罪判決と同法への違憲判断で破綻したが、彼の忠誠心に権力者は注目したのだろう。加えて彼は、2012年MBC放送のストライキ弾圧に際し、労組の主要幹部に相次いで拘束礼状を申請しては却下されたことでも有名だ。こうした“功績”が評価され地方検察庁長に昇進した人物が、鄭大世の事件を担当している。

 国家保安法は1948年12月1日に制定された。大韓民国の成立とともに産声をあげ、分断体制を維持するうえで唯一無二の威力を発揮してきたこの法律は、65年を経た今も民主化運動や平和統一運動の弾圧に貢献している。昨日も、検察が「祖国統一汎民族連合(汎民連)南側本部」を押収捜査し、二人の幹部に逮捕令状を発布する事態が起きた。最近になって国家保安法事件が続発しているのは、昨年の大統領選挙で国家情報院の不正介入が発覚し、朴槿恵政権への批判が高まっている状況と無関係ではないだろう。

 国家保安法の本質的な機能は、政権批判の言動を弾圧する法的手段と言えるだろう。国家保安法は、国家「権力」保安法なのだ。同時にこの悪法は、平和統一を願う韓国民が北との和解や交流を、権力者の意向を超えた次元にまで拡大しようとすると、容赦なくその獰猛な牙を向けてくる。言うまでもなく韓国民とは韓国籍の保有者であり、当然ながら在日同胞も含まれる。世界中に居住する数百万在外コリアンの中で、在日同胞にだけ国家保安法やスパイ罪の犠牲者が多数存在することの意味を、噛みしめてほしい。彼らは決して、北の国家体制への忠誠心から苦難の道を歩んだのではないと思う。誰よりも熱い心で「統一祖国」という未来を信じたからこそ、青春と人生を獄中に埋めたのだろう。

 鄭大世への言われないバッシングにも、同じような切なさと怒りを感じる。なぜ彼が今、祖国で国家保安法の標的にされるのだろうか。彼がサッカー選手としての自身の存在を通じて、分断の壁を越えようとしているからだ。その壁はあまりにも厚く高い。しかし、もっと分厚く高大なのは、それを固守してきた国民の「意識の壁」だ。60年を越える敵対的な分断状況のもと、南北は国内外の同胞に対し国家体制への帰属と忠誠の表明を要求してきた。それは「南か北か」の選択を強制することにほかならない。しかし、多くの在日同胞は「南か北か」ではなく、「南も北も」という心情で生きている。それが在日同胞の生活に根ざした素朴な「統一マインド」だから。

 私たちの一世は、大韓民国や朝鮮民主主義人民共和国が成立するはるか以前に、故郷を離れ亡国の民として渡日した。国家よりも民族が先にあった集団である。二世以降の世代は、植民地統治を反省しない宗主国に生まれた分断祖国の在外同胞として、日常的な同化圧力のもとで自身の民族的アイデンティティを探求するしかなかった。私は常々、南の在外国民、あるいは北の海外公民としての誇りで生きる人々に敬意を持っているが、私自身は南や北、そして日本に対して一度も国家への帰属意識を抱いたことがない。韓国籍を持つ私がこのような発言をすると、即刻、韓日の国家主義者たちから「売国奴、非国民」と罵倒されるだろうが...。

 鄭大世は韓国籍を持つ、朝鮮民主主義人民共和国の元国家代表選手である。日頃から、朝鮮学校や北の体制と指導者へのシンパシーを隠さない。彼は在日同胞として、南北の旅券を持つ稀有な存在だ。前回のワールドカップ大会に出場した彼は、北の国歌を聞きながら涙した。競技後に彼は「在日としてこの場に立ったことに、心が熱くなった」と語った。韓国メディアに発した彼の立場は明確である。
 「私のアイデンティティは‘在日’だ。‘在日’が私の祖国であり、私は‘在日’のためにプレーする。でも、そんな国は地球上に存在しない。地図にもない。」

 鄭大世を“国籍”というカテゴリーで縛ることに、なんの意味もないだろう。彼はおそらく、「南か北」ではなく「南も北も」を実践しているのであり、何よりも「在日」というわたしたちのルーツに愛着を持って生きてきたからだ。彼は自らの存在と世界最大の競技人口を持つスポーツを通じて、統一祖国の未来を体現しているのだ。ところが国家保安法は「韓国籍を持つ者が金正日を好きになってはイカンのだ!」と剣幕をあげ、「そんな生き方は許さんぞ!」と、脅しをかけている。

 6月12日に予定されていた南北の当局会談が破綻した。対北世論が悪化すると、南では伝家の宝刀、国家保安法の出番が増える。しかし、金大中・盧武鉉政権の10年間に蓄積された南北の和解・協力という「平和統一マインド」が、韓国市民の間でも着実に育っていることを信じたい。6月21日、水原地方検察庁が国家保安法の刃を抜いた翌日のことだ。Kリーグ・オールスター競技に出場した鄭大世は、終了直前に見事な同点ゴールを決め、詰めかけたファンは彼に歓声を惜しまなかった。

 テセよ、怯むことはない。これからも南であれ北であれ、世界中のどこであっても、君は思いっきりプレーすればいいのだ。われらが誇る「在日」の代表選手として...。
 そして、時代遅れの遺物である国家保安法に、渾身のシュートを蹴りこんでやれ!

                                         2013年6月27日  JHK

"国家情報院 選挙介入、国がひっくり返されることなのに無感覚で腹が立って"

2013年06月24日 | 南域内情勢
‘21世紀韓国大学生連合’が23日夜、ソウル太平路(テピョンノ)のファイナンスビルディング前で開催した‘国家情報院の政治・選挙介入疑惑糾弾ロウソクのあかり文化祭’で大学生と市民がロウソクのあかりと手立て札を持ってウォン・セフン前国家情報院長に対する厳正な捜査と真実糾明を要求している。 イ・ジョンア記者 leej@hani.co.kr



韓国の学生運動に火が付きました。
昨年の大統領選挙に国家情報院による介入があったことが明白となり、辞任した元国家情報院院長が在宅起訴となったことに憤怒する学生たち。

韓国の民主主義は健在です。
この若者たちが本当にまぶしい。



maneappa





ハンギョレ新聞日本語版より転載
…………………………………

http://japan.hani.co.kr/arti/politics/15042.html


"国家情報院 選挙介入、国がひっくり返されることなのに無感覚で腹が立って"

登録 : 2013.06.24 01:01修正 : 2013.06.24 05:02

大学生時局宣言、数十ケ所に拡散
17ヶ同窓団体も国政調査を要求
宗教界 "NLL発言録公開は欺瞞"

ソウル・釜山など全国各地でろうそくデモ

 23日夜、ソウル太平路(テピョンノ)のソウルファイナンスセンター前に老若男女の市民たちが三々五々集まった。 20代から70代まで、小学生の子供の手を握って出てきた市民からデートで都心に出てきた恋人たちまで、多様な人波は700人(警察推算600人)を越えた。 去る21日初めてのろうそく集会以後、市民の怒りは3日連続で続いた。

 全国15大学の総学生会などで構成された‘21世紀韓国大学生連合’(韓大連)が開催した国家情報院の選挙介入糾弾ろうそく集会は、当初21日一日限りで予定されたが、予想外の市民の反応に22・23日にも続いた。 22日には奉仕の集いである‘青年イグナイト’が開催するろうそく集会も開かれた。 釜山、釜山鎮区(プサンジング)釜田洞(プジョンドン)とテファショッピング前、大邱(テグ)中区(チュング)東城路(トンソンノ)でも22日数百人が参加した中で国家情報院事件を糾弾するろうそく集会が開かれた。

 ロウソクのあかり市民は異口同音に‘憤怒’した。 「盧武鉉前大統領弾劾事態以後、初めて集会に出てきた」というチン・某(70)氏は「国家情報院による選挙介入は3・15不正選挙と何も変わらない。 民主主義が脅かされる状況だ」と複雑な表情で話した。 ガールフレンドと一緒に出てきたというオム・某(28・会社員)氏は「通り過ぎようとしたが、そうはできなかった。 国がひっくり返されることなのに、人々が無感覚でいるようで腹が立つ」と打ち明けた。 キム・某(39・会社員)氏は小学校3年の娘の手を握っていた。 キム氏は「選挙が誤って行われたとは、どれほど危ないことか。 週末でちょうど良いので子供に教えるために出てきた」と話した。 建国(コングク)大生シン・ドンジュ(20)氏は「国家情報院が半額授業料運動をする大学生を従北勢力と表現したことに特に腹が立った」として声を強めた。

 国家情報院の大統領選挙世論操作と政治介入に対する各界の糾弾の声が強まっている。 ろうそく集会が3日連続で続き、大学生の相次ぐ時局宣言に先輩世代も力を加え宗教界も立ち上がった。

 ソウル大・梨花(イファ)女子大・慶煕(キョンヒ)大総学生会などが20日、国家情報院を糾弾する時局宣言に出た後、大学数十校余りが後に従っている中で、17ヶの大学同窓団体などで構成された全国大学民主同窓協議会準備委員会が23日、国家情報院の不法選挙介入を糾弾する声明を発表した。 これら団体は 「国家情報院が組織的に大統領選挙に介入し世論操作をしたという事実が確認された。 国家規範を揺るがす犯罪だ。 朴槿恵(パク・クネ)大統領が責任ある立場を明らかにすることを要求する」として、国政調査実施、ウォン・セフン前国家情報院長とキム・ヨンパン前ソウル警察庁長官拘束、ファン・ギョアン法務部長官解任などを要求した。

ソウル大同窓会である‘チャハ蓮’(文科系列),‘理工会’(理科系列),‘キム・サンジン記念事業会’(農大・獣医大)等はソウル大総学生会の時局宣言を支持する声明書を出して 「民主主義に対する重大な挑戦である国家情報院事件を政府・与党が縮小・隠蔽・歪曲しようとしている。 パク・ジョンチョル烈士の死を縮小・隠蔽・歪曲しようとした第5共和国の末路を振り返って見よ」と警告した。

 新教・天主教・仏教団体もいっせいに立ち上がった。 監理教青年会全国連合会など11ヶの新教団体は 「大統領府が沈黙と傍観の姿勢で一層国民を憤怒させている」として国政調査と関連者処罰、朴槿恵(パク・クネ)大統領の謝罪などを要求した。 天主教正義具現司祭団など9ヶの天主教団体も‘国家情報院大統領選挙介入と検警の縮小捜査を糾弾する天主教時局宣言’を発表して、国政調査と国家情報院改革などを要求した。 実践仏教全国僧会も国政調査と責任者処罰を要求する声明を発表した。

 一方、父母連合200人余りはこの日夜ろうそく集会が開かれたソウルファイナンスセンター近隣の東亜日報社前で、愛国主義連帯50人余りはKT本社前で‘国家情報院ロウソクのあかり乱暴アウト’、‘従北政治をたたき壊そう’等のスローガンを掲げてろうそく集会反対デモを行った。

オム・ジウォン、チョン・ファンボン、チェ・ユビン記者 umkija@hani.co.kr

韓国語原文入力:2013/06/23 22:26
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/592924.html 訳J.S(2155字)

鄭大世を国家保安法から守る!! ブログサイトがオープンしています。

2013年06月22日 | 東北アジアの平和
鄭大世が韓国で、あろうことか、国家保安法違反で告発された。
それを受けて、在日同胞が鄭大世を守るためのサイトができている。

韓国語と日本語によるサイトで、韓国国民に対して、訴えることを目的としている。

ブログでは、多くの在日同胞、そして日本人のメッセージを募集している。
日本語で書かれたものは韓国語に翻訳して、韓国語で書かれたものは日本語に翻訳して、二つの言語で掲載することになっているそうです。

三千里鐵道でもメッセージを受付します。

どしどしメッセージをお寄せください。
gideok2010@sanzenri.gr.jp




maneappa

………………………………
http://blog.goo.ne.jp/uritaesesarang/e/bf9723b34f1c2b7587d72c08f75eee00

鄭大世を守る!!


私たち在日が愛してやまない鄭大世が、国家保安法違反で告発されたというニュースは、私たち在日の全身の血を逆流させた。

この告発は、私たち在日に対する無理解であり、侮辱であり、挑戦である。

またその動機が反北 反統一のための政治宣伝にすぎないことを私たちは知っている。 

私たち在日は、総力をあげて、鄭大世を守り抜くとここに宣言する。

同時に、国家保安法が在日に対していかなる法律であったのか明らかにしながら、その廃止運動の一翼を担うものである。
 

祖国統一万歳!!




정대세를 지키겠다!!

2013-06-22 12:08:59 | 소개 自己紹介


우리 재일동포가 사랑하는 정대세가 국가보안법 위반으로 고발되었다는 뉴스는 우리 재일동포의 온 몸의 피를 역류시켰다.

이 고발은 우리 재일동포에 대한 무지이며 모욕이며 도전이다.

또 그 동기가 반북,반통일을 위한 정치선전에 지나지 않는 것을 우리들은 알고 있다.  

우리 재일동포는 총력을 올려 우리 대세를 지켜 나가겠다고 선언한다.

동시에 국가보안법이 재일동포에 대하여 어떠한 법률이었던 것인지 밝히면서 그 폐지 운동의 일익을 담당할 것이다.
 

조국통일 만세!!




私たち在日が愛してやまない鄭大世が、国家保安法違反で告発されたというニュースは、私たち在日の全身の血を逆流させた。

この告発は、私たち在日に対する無理解であり、侮辱であり、挑戦である。

またその動機が反北 反統一のための政治宣伝にすぎないことを私たちは知っている。 

私たち在日は、総力をあげて、鄭大世を守り抜くとここに宣言する。

同時に、国家保安法が在日に対していかなる法律であったのか明らかにしながら、その廃止運動の一翼を担うものである。
 

祖国統一万歳!!

鄭大世を、韓国の国家保安法から守ろう!!!!

2013年06月21日 | NPO三千里鐵道ニュース
水原三星ブルーウィンズのチョン・デセ(鄭大世)選手



憤懣やるかたない、とはこのことだ。

在日として生まれたことが罪だというのか?

在日が、子どもたちにウリマルを覚えさせたいといって朝鮮学校に送ることが罪だというのか?

在日が、ワールドカップに出たいといって北の祖国の国家代表になったというのが罪だというのか?

国家代表になった選手が、その国の元首を尊敬したというのが罪だというのか?


テセを国家保安法から守らなければならない。
在日の総力をあげて、日本のテセファンと一緒に、ただちに声をあげなければならない。


maneappa


…………………………………………

【検察'国家保安法違反'疑惑チョン・デセ捜査】

(水原=聯合ニュース)チェ・ジョンホ記者


水原地検が国家保安法違反疑惑で告発された水原三星ブルーウィンズ チョン・デセ(29)選手事件を公安部に割り振って捜査に着手したと20日明らかにした。

韓国インターネットメディア協会(会長ビョン・ヒジェ)は去る14日"チョン・デセは過去海外放送などで'金正日を尊敬して信じて従う','わが祖国は北朝鮮'と話すなど北朝鮮を称賛して国家保安法を違反した"という内容の告発状を検察に提出した。

検察関係者は"告発状が受け取られた以上、法理検討などをするための基礎調査に入った"と明らかにした。

在日同胞出身である鄭選手は韓国国籍を持つお父さんと解放前の朝鮮国籍を維持したお母さんの間で生まれながら韓国国籍を持った。

しかし日本で朝総連系学校を卒業して、2007年6月北朝鮮代表チームに抜擢され、2010年南アフリカ共和国ワールドカップに出場することもした。

当時鄭選手は国際サッカー連盟(FIFA)の仲裁により韓国国籍であるのに北朝鮮代表チーム選手としてプレーできるように許諾を受け、北朝鮮旅券も取得した。

そのため、今年の初め水原三星と契約するときに、国籍論議が強まり、一部サッカーファンの間で退出運動の動きが起きりもした。

zorba@yna.co.kr

全斗換を追い詰める元ベトナム参戦軍人たち

2013年06月19日 | 南域内情勢
▲枯葉剤戦友会"全斗換を逮捕しろ" 17日午前ソウル延禧洞、全斗換前大統領自宅の前で大韓民国枯葉剤戦友会会員たちが'全斗換を逮捕しろ!!'と叫んで自宅に走って行った。
彼らは、全斗換前大統領が執権当時越南参戦枯葉剤被害者の米国枯葉剤製造会社に対する訴訟を握りつぶして補償を受けることができないようにしたとし全前大統領を糾弾した。
また不正蓄財で財産を隠匿した点に対して全前大統領一家の財産を没収しなければなければならないと主張した。


全斗換が執権時の不正蓄財に対する追徴金を逃れようとしていることはこのブログでも何度か紹介してきた。
そしてこの問題がいよいよ大きくなってきたのが良くわかるのが、今回ののデモである。
70代から80代のハラボジたちの怒り。
連日続くこのデモに、韓国政府はますます頭を悩ませることだろう。
なんたって相手は、ハラボジたちなんだから(*^。^*)

しかし、この写真!!! ハラボジ達、走っているよ!!!!


maneappa
……………………………………
http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?CNTN_CD=A0001876933&CMPT_CD=P0001


"[現場]二日目全斗換自宅近隣でデモ... "追徴金出して謝れ!!" 大韓民国枯葉剤戦友会が出動

13.06.18 15:06l最終アップデート


18日午前、9人乗車両27台がソウル延禧洞、全斗換前大統領自宅近隣の公園一帯を囲んだ。
車ごとに軍服を着た70~80代の男性たちが乗っていた。
ベトナム戦参戦軍人の集いである大韓民国枯葉剤戦友会会員たちだった。

この会の会員100人余りは全前大統領処罰と追徴金返還などを促してこの場で沈黙デモを行った。
車両周辺路地には蛍光色レインコート姿の警察兵力120人余りが配置されたが衝突はなかった。 会員たちは車の中に静かに座って窓を開いて周辺を見回した。

前日にも会員500人余りは全前大統領自宅に向かって"逮捕しなさい"と叫びながら全前大統領糾弾デモを行った。 来月4日まで毎日午前10~12時全前大統領家近隣で集会を開く予定だ。

現場を指揮するパク・クンキュ枯葉剤戦友会首席副会長は"昨日全斗換を逮捕しようとしたができなかった"として"今日雨が降るがここで家の前を監視して、虎視耽々逮捕する機会を狙っている"と説明した。 彼は引き続き"(全前大統領が)出てくるなら、直ちに逮捕する"と警告した。


"'保守の首長'と信じていたが"...
"将軍らしく追徴金も堂々と返さなくちゃ"


代表的保守団体である枯葉剤戦友会が、軍人出身である全前大統領の処罰要求集会を開いたことは非常に異例的だ。
この日会った朴首席副会長やはり全前大統領を"ベトナム戦当時連隊長だった全前大統領は私たちの戦友であり英雄で、保守勢力の首長"とほめた。

それでも彼らが全前大統領自宅を包囲してデモを行うのは'羞恥心'と'怒り'のためだ。

"全前大統領に期待が大きかったんだよ。 ところで玉ネギ皮はがすように度々問題があらわれたではないか。
大統領に執権した時不正に蓄財した財産も隠匿して。
子供にもお金をみんな譲ったって。 恥ずかしくて恥かしくて。今まで信じてきたが。
今、私たちの怒りは天を突き刺している。 期待した分失望が大きい。" (朴首席副会長)

"将軍出身らしく追徴金も堂々と返さなくちゃ。 家に閉じこもって何をするの。"(金ジミョン会員)

全前大統領の失敗で米国枯葉剤製造業者から損害賠償を受ける機会をのがしたとのこともこれらのデモの理由だ。
ニュージーランド・オーストラリアのベトナム参戦軍人は米国枯葉剤メーカーを相手に米国連邦裁判所に損害賠償訴訟を起こして1984年賠償受けた。
この時、政府が一方的に韓国人枯葉剤被害者の存在を隠したために賠償機会をのがしたと枯れ葉剤戦友会は主張する。


慰安婦被害ハルモニ ベトナム戦争性暴行被害者 助ける

2013年06月19日 | 東北アジアの平和
日本軍'慰安婦被害者であるキム・ボクトン、キル・ウォンオク ハルモニが去る5月26日午後、日本 奈良県の奈良人権センターで '何度でも語る 歴史の真実はこれです’を主題に最後の日本巡回証言集会をしている。 奈良/イ・ジョンア記者 leej@hani.co.kr


韓国現代史の汚点。朴正煕独裁時代にベトナム戦争に参戦したこと、そして現地の女性に集団的暴行を加えたことは許し難いことだった。
日本軍がウリナラの女性たちを蹂躙したことを想うとより一層、怒りがふつふつとわいてくる。
新聞などで慰安婦問題を取り上げられるたびに、古傷がうずくようだった。
日本がウリナラの女性を従軍慰安婦という名の性奴隷にしたことを糾弾すればするほどに、ベトナム女性たちのことを想起するほかなかった。
日本を糾弾する以上に、自らの歴史を糾すことの必要性を感じてきた。

このたび、性奴隷にされたハルモニたち自らが立ち上がったことに深い共感を覚える。

maneappa





ハンギョレ新聞日本語版より転載
……………………………………
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/14996.html


慰安婦被害ハルモニ ベトナム戦争性暴行被害者 助ける

登録 : 2013.06.18 20:26修正 : 2013.06.19 09:44


日本軍慰安婦被害者のハルモニが、ベトナム戦争性暴行被害者のために支援基金を出した。

 韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)は、日本政府から受ける法的賠償金である「ナビ(蝶々)基金」から、ベトナム人のグエン・バン・ルオン氏(43)、グエン・ティ・キム氏(女性・43)にそれぞれ6千ドル、4千ドルを送ったと17日、明らかにした。

 挺対協は、日本軍慰安婦被害者の金福童(キム・ボクトン)ハルモニ(87)、吉元玉(キル・ウォンオク)ハルモニ(84)の意思により、ベトナム戦当時、派兵した韓国軍による性暴行で生まれたルオン氏とキム氏を助けることになったと明らかにした。日雇いでエビ獲りの仕事をしていたルオン氏は、挺対協の支援により、30年契約で畑を借り、農作業をすることができるようになった。キム氏は建物を借りて商店を開く予定だ。挺対協関係者は「ベトナム現地にいる韓国軍性暴行被害者は、大部分が(正式に)結婚できずに一人で子供を育てたり、二世も日雇い労働者や街頭での行商などをしながら、不安定な生活を送っている」と話した。

 挺対協は、昨年3月慰安婦被害者ハルモニが、日本政府から法的賠償金を受けることになれば、戦争性暴行被害者を助けるのに使う予定だと明らかにした。しかし、日本政府が依然として賠償しておらず、ハルモニの意思に賛同する市民の寄付金でナビ基金を用意した。歌手のイ・ヒョリ氏が初代推進委員として500万ウォンを寄付し、約300団体と個人が参加して7千万ウォン以上が集まった。挺対協は、昨年コンゴ民主共和国の内戦での強姦被害者であると同時に他の被害者や子供たちを助けているレベッカ・マシカ・カチュバ氏を初の支援対象に選定して、毎月500ドル以上の活動費を送っている。

挺対協関係者は、「ハルモニの夢は平和だ。その意思がよく伝わるよう、必要なところに基金を送っていく」と話した。

チェ・ユビン記者 yb@hani.co.kr

韓国語原文入力:2013/06/17 15:07
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/592116.html 訳M.S(940字)

『6.15共同宣言』13周年記念講演集会

2013年06月19日 | NPO三千里鐵道ニュース
 6月16日、名古屋市の名進研ホールで『6.15共同宣言』13周年記念の講演集会が開かれました。講師は元韓国統一部次官の李鳳朝(イ・ボンジョ)さんです。
 NPO法人・三千里鐵道が主催した集会は、大阪や横浜からの参加者も含め、約90名の同胞と日本市民が集まる盛況でした。

 講演のタイトルは『南北新体制の現状と展望』。直前に予定されていた南北の当局会談が中止されたこともあって、参加者は講師の明快な解説と分析に耳を傾けました。
 以下の内容は講演の要旨を整理したものです。


 講師は先ず、北の金正恩体制が「先軍」政治から「先民」政治への転換を模索しており、これは党と国家の主な関心が政治から経済へ移動している状況の反映だと解説しました。
 そして、昨年末から今年初にかけての長距離ロケット発射と核実験は、国際社会を圧迫し対米交渉の突破口を開くことが目的だったと分析しています。

 次に、南の朴槿恵政府が登場して100日が過ぎた現段階で、その間の対北政策は、戦略的というよりも感情的かつ即興的な側面が強いと分析しました。
 朴槿恵政府が掲げる「韓半島信頼プロセス」が北に対して説得力を持つには、言葉よりも具体的な行動が必要だと述べ、南北対話の実現に向け、長期的・戦略的・包括的な視点で「韓半島信頼プロセス」の内容と方向を再定立すべきだと主張しています。

 講師はまた、南北の周辺国家(米・日・中・ロ)もすべて指導者が交替した東北アジアの現状に鑑み、今後の朝鮮半島情勢は南北や米朝などの二国間対話だけでなく、四者(南北米中)会談や六者(南北米中日ロ)会談など、多様な対話フレームを活用する中で変動すると展望しました。
 だからこそ朝鮮半島問題の主導権を周辺国に渡してはならず、そのためにも、南北対話の再開と合意事項の誠実な履行が緊要であると強調しました。

 質疑応答を含め三時間に及んだ集会は、南北の両当局に宛てた決議文を採択して終了しました。決議文の全文を以下に紹介します。 (JHK)


『6.15共同宣言』13周年記念集会の決議文

 今から13年前、南北の両首脳は平壌で『6.15共同宣言』に署名しました。不信と対決から和解と協力への転換を謳った『6.15共同宣言』は、南北海外の同胞だけでなく、平和を愛する世界の人々からも熱い支持と賛同を得ました。

 私たちは今日、祖国の地で高まる軍事緊張を緩和し平和統一への道を切り開くために、ここ名古屋の地で『6.15共同宣言』13周年記念集会を開催しました。
集会を主催した「三千里鐵道」は、『6.15共同宣言』を支持する在日同胞と日本市民によって2001年6月に発足したNPO法人です。

 「三千里鐵道」はその間、南北の鐵道連結や北側地域の緑化事業に取り組んできました。
2007年5月に試運転が行われた京義線の再連結にあたり、「三千里鐵道」は非武装地帯区間のレール敷設資金を南北双方に提供することで、一定の寄与を果たしてきたと自負するものです。

 7月27日、わが民族は『6.25朝鮮戦争』の停戦から60周年を迎えます。すべての同胞が、一日も早い戦争の集結と恒久的な平和を願っていることでしょう。
 しかし、平和の『6.15』ではなく戦争の『6.25』が祖国の地を覆いつつある現状に、集会に参加した私たちは悲痛な心情を禁じ得ません。

 南北の政府当局に、相互の批難と中傷を即刻中断し、誠意を持って政府間対話を再開するよう訴えます。そして、民間次元での交流・往来を保障し、その実現にあらゆる協力と支援を惜しまないよう要請します。

 「三千里鐵道」は今年、南北の和解・協力事業の一環として、在日同胞が誇る民族画家、呉炳学先生のピョンヤン個展開催を企画しています。
1924年に平安南道順川で生まれた画伯は42年に渡日し、この地で民族的な情緒が息づく数多くの作品を描きました。今年卒寿を迎えた画伯の夢は「ピョンヤンとソウルで念願の個展を持ち、母国の同胞たちと喜びを分かち合うこと」と語っています。

 幸いにしてソウル個展は2006年9月、三千里鐵道の主催で実現し、画伯の作品はソウル市民に深い感動を与えました。それから7年を経た今、南北関係は極度に悪化し、開城工業団地すら存亡の危機にあります。
 だからこそ私たちは『6.15共同宣言』を蘇生させる事業として、「呉炳学画伯のピョンヤン個展」を実現させたいと思うのです。平壌市民にもぜひ、画伯の作品からわが民族の力強い息吹を体感してほしいのです。

 残念ながら、日朝関係の現状では、日本からピョンヤンに直接作品を運ぶことは不可能です。まずソウルに輸送し、軍事境界線を越えてピョンヤンに運ぶしかないのです。南北両政府の協力なくして、画伯の作品をピョンヤン市民が鑑賞することはできません。

 「三千里鐵道」が南北を往来できるよう、そして画伯のピョンヤン個展が開催できるよう、南北両政府の全面的な協力と支援を切に願う次第です。

     
2013年6月16日  『6.15共同宣言』13周年記念集会 参加者一同
          NPO法人・三千里鐵道

三千里コラム-首席代表の「格」をめぐり、南北当局会談が中止

2013年06月12日 | 南北関係関連消息

キム・ヤンゴン朝鮮労働党統一戦線部長



12日にソウルで開催が予定されていた南北当局会談が、首席代表の「格」をめぐる異見を解消できず、中止となりました。

 北側はカン・ジヨン祖国平和統一委員会事務局長を団長に、南側はキム・ナムシク統一部次官を首席代表として名簿を交換しましたが、北側は南側首席代表が直前になって長官から次官に格下げされたことを理由に、会談保留の立場を表明したのです。

 前回の記事で紹介したように、南北当局会談を準備する実務接触で双方は、議題と首席代表の人選をめぐって17時間ものマラソン協議を続けたものの、合意には至りませんでした。
 
 首席代表をめぐる対立は、南が統一部長官のパートナーとして北に労働党統一戦線部長を指名し、合意文に明記するよう要求したことが発端でした。北は南北長官会談の慣例にないこととしてそれに応じず、結局それぞれ別途の発表文を出したわけです。

 南の発表文は「南側首席代表は南北問題を責任を持って協議・解決できる当局者」、北の発表文は「北側団長は相級当局者とする」となっています(原文の「サン」は「上」ではなく、長官を意味する「相」。日本のメディアが上級担当者と表記しているのは誤読)。当局会談の前日に、南が首席代表を次官に格下げしたのは、北がキム・ヤンゴン統一戦線部長を派遣しないと判断したからでしょう。

 朴槿恵政府の統一部は「現時代に相応しい、南北会談の新たなルール」を目指しているそうです。しかし、5年ぶりに再開する南北長官会談で相手側の首席代表を指名し、「受け入れなければこちらも格下げする」との姿勢が果たして賢明だったのか、疑問を抱かざるを得ません。

 イ・チェジョン元統一部長官はこの点に関し、「我々がこれまで、北に誰それを首席代表にと指名したことはない。そんな要求を出して会談が成功するだろうか。逆の立場で考えるべきだ」と述べ、「政府の無礼」と指摘しています。

 個人的もしくは社会的な関係で、「格が違う」という言葉を用いるのは、相互のレベルに圧倒的な「格差」が存在する時ではないでしょうか。今回の決裂を見ると、南北の首席代表に極端な「格差」があったようには思えません。相互理解の精神があれば、充分に受容できる想定内の「格差」でした。

 南北対話ではこのように、しばしば「格」の問題が浮上します。ただ、南北関係が複雑でややこしいのは、双方の政治制度と社会体制が違うために、職位の「格」を比較するのが容易ではないからです。

 これまでの南北長官会談で、南は統一部長官、北は内閣の責任参事が首席代表でした。北の内閣責任参事は、南では無任所長官に該当します。聞きなれない職位ですが「格」にこれといった問題は生じませんでした。

 今回、南が北の労働党統一戦線部長を指名したことは、二つの点で違和感を与えます。まず、いかに北が党中心の体制とはいえ、政府当局間の対話で労働党の対南責任者を指目したことです。筋違いといえるでしょう。もう一つ、より重要な「格」の視点です。北の統一戦線部長は、決して南の統一部長官と「同格」ではありません。労働党の統一戦線部は、南の統一部と国家情報院を兼ねています。強いていうなら、副総理レベル(それも筆頭)の職責です。

 ただ、南の立場も理解できる側面があります。北の祖国平和統一委員会書記局長が、南の長官格ではないという不満です。南の基準で見れば、書記局長は統一部長官より下位の職位といえるでしょう。しかし、複雑なのはこの職位が、北では南の統一部次官よりも上位格だという点です。

 長期に渡る分断の歳月は南北に異なる体制を定着させ、双方に同格・同級の職責が存在することを困難にしました。この現状を冷静に直視し、相互の体制を尊重する立場で出発するしかありません。今回、南北当局間の交渉過程を見ていると、双方の不信感と対決意識の根深さに、今更ながら分断の過酷さを思わずにはおれません。

 南北の当局は互いに、会談を実りあるものとする努力よりも、相手の機先を制し対話での主導権を握るために力量を費やしているように見えます。せっかくの機会を無にしてはならず、南北海外同胞の統一願望に応えるためにも、速やかに対話再開への決断を下すべきです。

 無意味な「格」論争に時間と労力を消耗するべきではありません。
 いま必要なのは、会談の「格」ではなく、南北間の和解・協力と平和統一に対する当局者(最高指導者を含め)の強い意志です。 (JHK)

覚えておきたい歌 4 クナリ オミョン

2013年06月12日 | 覚えておきたい歌
??? - ??? ?? (when that day comes)


수없이 계절은 바껴도
변치 않는 단하나
그대를 향한 내 그리움
그리워 너무 그리워
우리의 이별은 너무 길다
이젠 만나야만 한다
서운한 마음은 모두 잊자
우리는 하나니까
우리의 소원은 단하나
다시 만나야만 한다
너와 나 두손 꼭 잡고서
기쁜노래를 부르자

모두가 기다리고 있다
우리 다시 만날 그날

기쁨과 행복의 눈물로
세상 가득한 그날을
그리운 백두산 산세 소리
한라산이 춤을 출때
가슴에 맺혔던 애달픔이
이제야 녹는 구나
우리의 소원은 단하나
다시 만나야만 한다
너와 나 두손 꼭 잡고서
기쁜 노래를 부르자
통일 노래를 부르자

米中両首脳が北韓核保有国不認定と非核化目標に合意した?

2013年06月11日 | 東北アジアの平和
習近平中国国家主席(左)とバラク・オバマ米国大統領が8日、米国カリフォルニア州ランチミラージュのサニーランド休養地で話を交わしている。 習主席の就任後、初めて開かれた今回の米中首脳会談で両国指導者は北核問題などを議論した。 ランチョミラージュ/新華ニューシス


先月末の崔竜海人民軍総政治局長の訪中については、いろいろな解説がなされている。
核実験後に中国による国立銀行預金封鎖があり、慌てて中国に謝罪、説明に行ったというものから、この米中会談を前に、水面下で行われてきた朝米対話の合意について説明に行ったというものまで… 実際のところがよくわからない。

いずれにせよ、今回の米中首脳会談でどのような対話がなされたのか、しっかりと見ておく必要があるのは間違いない。

核心となるのは、米中が、北が核保有国であるという地位を認定するのか、朝鮮半島の非核化で合意するのかどうかである。

六者会談が目指していたのは、朝鮮半島の非核化と地域安定であった。
この目的とするものに変化が生じたとなれば、六者会談を復活させる名分も意義もないからだ。


maneappa

ハンギョレ新聞日本語版から転載。
http://japan.hani.co.kr/arti/international/14932.html
………………………………


"中国、米国に北に対する経済的圧迫構想 明らかにした"


登録 : 2013.06.11 01:18修正 : 2013.06.11 05:28

NYT, 米当局者引用報道

‘北の変化前には首脳会談 排除’も示唆
オバマ圧迫に防御用返事かも


習近平中国国家主席(左)とバラク・オバマ米国大統領が8日、米国カリフォルニア州ランチミラージュのサニーランド休養地で話を交わしている。 習主席の就任後、初めて開かれた今回の米中首脳会談で両国指導者は北核問題などを議論した。 ランチョミラージュ/新華ニューシス

 7~8日に開かれた米-中首脳会談で、中国側は北韓核問題と関連して異例的に具体的な経済的圧迫構想を明らかにしたと<ニューヨークタイムズ>が10日(現地時間)複数の米国政府当局者の話を引用して報道した。

 <ニューヨークタイムズ>は "米国と中国の官僚はついに北韓核を抑制するための方法に関し意見を共にしたと見られる" として "今回の会談で中国側は北韓金正恩労働党第1秘書を屈服させるために北韓の経済救援者でありエネルギー供給者である中国のレバレッジをどのように使うかについて異例に具体的に話した" と報道した。 特に、この新聞はある米国当局者が "中国は北韓の行動に変化があるまで金第1秘書と直接的な関係を結ばないことを明確にした" と話したと伝えた。習主席が早期北韓-中国首脳会談の可能性を排除したという意だ。

 この新聞は "もし習近平中国国家主席がこういう約束に従って行動するならば、これはバラク・オバマ米国大統領の大きな成就になる" としつつ "韓国戦争が終わった以後、初めて米国の指導者が中国を相手に北韓の野望による威嚇が北韓崩壊にともなう混乱の危険より大きいことを説得した事例になるだろう" と解説した。

 この報道は前日トム ドニロン ホワイトハウス国家安保補佐官の言及よりはるかに進んだものだ。 ドニロン補佐官は、両首脳が北韓核保有国不認定と非核化目標に合意したとし 「このような目標を成就するための具体的措置を共同で模索するとことにも合意した」と話した経緯がある。

しかし米国当局者のこのような発言は共同声明が出ていない状況で米国側が一方的に説明することなので、正確な真偽を確認するのは容易でない。 これと関連して習主席は中国が韓半島の平和と安定維持、非核化実現という目標とともに対話と交渉を通した解決という原則を堅持していると明らかにしたという楊潔チ中国外交担当国務委員の伝言は、米国言論の報道内容と雰囲気が全く異なる。 楊国務委員が 「今緊急に必要なことはできるだけ早く対話を再開すること」と強調した点も注目する必要がある。

 もちろんオバマ大統領が習主席に北韓に対する強力な制裁の必要性を提起して、習主席が‘中国も対北韓説得・圧迫に最善を尽くしている’という説明 兼 防御的次元で経済的圧迫カードを使った可能性もある。 米国は今回の会談前から北韓に核を放棄させるには中国が対北韓制裁に乗り出すしかないとして中国の‘協力’を強く圧迫してきた。

ワシントン/パク・ヒョン特派員 hyun21@hani.co.kr

韓国語原文入力:2013/06/10 22:07
http://www.hani.co.kr/arti/international/america/591233.html 訳J.S(1369字)

南北政府は、民族全体の利益の観点から平和と協商の道しるべを作るべきだ

2013年06月11日 | 南北関係関連消息
9日に板門店で開催された南北の実務協議の結果、12日~13日にソウルで開催される、“南北当局会談”の議題が整理された。
しかし上の表にあるように、表現の違いを埋められないまま、それぞれが別の表現で発表するという事態となった。

これだけ見ても、李明博政権の5年間に毀損された南北の信頼関係を取り戻すことは容易でないことがわかる。

南北が平和的に対話を進め、開城工業団地の復活、金剛山観光の復活、離散家族の再会事業復活などを一日でも早く望みたい。

しかし、金剛山観光事業や開城工業団地事業の中断の経緯を見ると、復元することはそうたやすいものではないことは一目瞭然だ。
南にも北にも、自らが反省すべきことが多いという自覚があることを願う。
互いに責任を擦り付け合うような無様な姿は見たくない。

民族全体の利益を常に最上位におきながら、北と南の、WIN WIN 体制を作るよう努力してもらいたい。
捻じれるだけ捻じれた関係なのだから、せめて決裂することなく、対話を続けることを願う。
今回の会談が、南北のこれから進むべき平和と協商の道しるベとなることを願ってやまない。


maneappa



http://news.donga.com/Main/3/all/20130611/55768274/1

[12日南北当局会談]南‘信頼プロセス第一歩’ vs北‘6・15宣言復活’同床異夢

記事入力2013-06-11 03:00:00記事修正2013-06-11 05:55:49



■ ‘キーワード’から違う会談、どうなるだろうか


朴槿恵大統領は10日大統領府で就任後3度目の外交安保長官会議を開き、12,13日二日間ソウルで開かれる南北当局会談に対して“政府がその間堅持してきた諸般の原則と国民の色々な希望をよく勘案して会談を徹底して準備してよく臨んでほしい”と話した。

朴大統領はこの日午後ラルス ルェケ ラスムセン グローバル緑色成長機構(GGGI)議長に面会した席でも“今回の対話を通じて韓半島信頼プロセスがうまく作動して、南北共同発展に繋がるようにしていく”と明らかにした。
引き続き“国際社会の一致した努力に力づけられて北朝鮮を国際社会の責任ある一員として戦略的変化をさせるのに力をもらおうとするなら国際社会が北朝鮮挑発に対して一つの声で一貫したメッセージを与えることが重要だ”と強調した。

しかし南と北が会談を始める前に、気の戦い、(韓国相撲の)まわしの戦いを行いながら最大限有利な位置づけを先行獲得しようとする神経戦がきっ抗した状態だ。



◇韓国の‘信頼プロセス’ vs北朝鮮の‘我が民族同士’

朴槿恵政府は今回の会談を韓半島信頼プロセスを稼動する‘信頼’の端緒で活用するという計画だ。
反面北朝鮮は‘我が民族同士’という宣伝スローガンを前面に出して南北合作と統一戦線戦術を強化する機会で使おうとする意図を隠さないでいる。
このような接近法の違いは、9,10日板門店で開かれた実務接触で南北が固執した争点でそのままあらわれた。

韓国は会談代表団を‘南側の統一部長官と北側の統一戦線部長’または‘南北問題を責任をもって協議・解決できる当局者’と明記しようと要求した。
これは“信頼は互いに結んだ約束は必ず守るという点で確認されることができる”(リュウ・キルジエ統一部長官の本誌単独インタビュー)という朴槿恵政府の信頼プロセス作動原理とかみ合っている。
北朝鮮に信頼を守れと要求するためには責任ある北朝鮮当局者がソウルにきて約束をする手続きが先行しなければならないという論理的接近法だ。

また、代表団の地位が会談の内容はもちろん、今後の南北関係にも影響を与えるという点やはり考慮されたと見られる。
ヤン・ムジン北韓大学院大教授は“会談の格が長官級か次官級、局長級かによって成果も違いが生じることになる”として“長官級ならば南北関係復元に速度を出すだろうが、その下ならば時間がたくさんかかるだろう”と展望した。

ユ・ホヨル高麗大教授も“金養建統一戦線部長がきて朴槿恵大統領を表敬訪問すれば、南北疎通の窓口が開かれるだろうが、メン・ギョンイル祖国平和統一委員会書記局副局長が首席代表で来れば実務級会談水準に止まるだろう”と話した。



◇‘6・15宣言復活’狙う北 vs ‘容易なことから解こう’という南

北朝鮮は‘6・15宣言南北共同記念行事’を議題に入れようという主張を曲げなかった。
北朝鮮は6・15宣言を“わが民族同士”精神の象徴と宣伝し、外勢排撃の論理的根拠に使っている。

この間北朝鮮が南北会談の先決条件として
△対北朝鮮挑発行為中止△核戦争演習中断確約△韓国で(米軍の)戦争手段撤収などを要求してきた点を考慮すれば、6・15宣言共同行事に執着する意図がより一層鮮明になる。
6・15共同行事を押し切ろうとする民間団体とこれを許さない政府の間の‘韓国内葛藤’様相もすでに広がっている。
6日に当局間対話を提案しながら、7・4声明記念行事を持とうと初めて提案したのも、北朝鮮のこのような統一戦線戦術を土台にしている。
パク・ヨンオク前国防部次官は“今回の当局間会談における北朝鮮の本当に目標は6・15宣言復活を貫徹させること”と分析した。

このような韓国、北朝鮮の接近法の差異は、個別議題で交渉が始まればより一層浮び上がるものと見られる。
南北は共同で、△開城工業団地△金剛山観光△離散家族対面議題を提案したが、それぞれの問題に対する認識も異なる。 離散家族対面が人道的問題なので相対的に接点を探しやすいが、慣例的に食糧肥料など対北朝鮮支援と連係してきたし、今回の会談でどのようにまとめられるか予断し難い。
これと関連してチョン・ヘソン統一部統一政策室長は“合意しやすくて意見折衝が容易なことから一つずつ解決していく方向で会談に臨むようにする”と話した。

チョ・ドンホ梨花女子大教授は“北朝鮮が対話に出てきたことは、核を有していて体制安定は自信があるという戦略的判断に従ったこと”としながら、“朴槿恵政府も対北朝鮮政策を上手にしているという世論の高い支持を受ける状態なので、南北とも軟弱な態度で会談に臨まないだろう”と話した。
反面チョン・ヨンテ統一研究院選任研究委員は、“今回の会談は結論を出すより対話の窓口を開くという意味がある。 南北とも会談を破局に追い込みはしないだろう”と見通した。

チョスンホ・イ・ジェミョン記者shcho@donga.com

「南北当局会談」12~13日ソウル開催で合意

2013年06月10日 | 南北関係関連消息

握手する南(右)と北(左)の首席代表



 南北当局会談のための実務接触を終え、南北は10日午前3時、板門店(パンムンジョム)南側地域の「平和の家」で協議結果を発表しました。
 9日午前10時から開かれた実務接触でチョン・ヘソン南側首席代表とキム・ソンヘ北側首席代表は、なんと17時間に及ぶマラソン会議を続けたのです。

 発表文には「南北当局間の会談を2013年6月12日から13日まで、ソウルで開催することに合意した」と明記されています。
 また、会談の名称を「南北当局会談」とし、北側代表団の往来経路も京義(キョンウィ)線の陸路で合意しました。

 しかし、南北は会談の議題と首席代表のレベル(職位)に関しては意見差を狭めることができず、今後、板門店の連絡官を通じて協議することにしました。その結果、議題と代表団の職位に関しては、それぞれ別途の内容を発表しています。

 南北双方の当局会談に対する位置付けには、明確な差異があるようです。南側は今も民間団体が主管する民族共同行事の開催には否定的で、当局会談で民間交流を議題に含むことには拒否感を示しています。

 12日からの本会談では、議題をめぐり熾烈な攻防を展開するものと予測されます。ともあれ、今回の当局会談が、南北対話と民間交流の本格的な再開につながることを願っています。以下の記事は、6月10日付『聯合ニュース』です。 (JHK)
http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2013/06/10/0200000000AKR20130610004753043.HTML



「南北当局会談」12~13日ソウル開催で合意
(ソウル=聯合ニュース)チャン・ヨンフン記者 [2013-06-10 04:36送稿]

 南北両政府は10日明け方、板門店で開かれた長官級会談開催のための実務接触で、「南北当局会談」を12日から1泊2日間、ソウルで開くことに合意した。

 また、南北は今回開かれる会談の公式名称を「南北当局会談」とし、北側代表団は京義線陸路を通じて訪問することにした。

 パク・クネ政権の出帆後、初めて開かれる今回の南北高位級会談で、開城工業団地の正常化をはじめ南北間の懸案を打開する突破口が開かれるのか、注目される。

 しかし、南北は議題と会談首席代表の職位に関しては最終合意に至ることができず、それぞれ別途の内容で発表した。

 議題と関連し、南側の発表文は「会談で開城工業団地の正常化問題、金剛山観光の再開問題、離散家族の対面をはじめとする人道主義問題など、当面して緊急に解決しなければならない問題を協議することにした」と表明されている。

 一方、北側の発表文では開城工業団地の正常化、金剛山観光の再開、離散家族の対面問題の他に「6・15および7・4発表日の共同記念問題、民間の往来と接触、協力事業の推進問題など、南北関係で当面する緊急問題を協議することにした」と明示されており、南側発表文との差異を見せた。

 韓国政府の当局者は「北側の主張のように議題をいちいち列挙して制限するよりは、包括的に表現するのが適切だと判断した」と述べ、「南北は議題に対する異見を狭めることができず、協議の結果を発表文形式で各自発表した」と説明した。

 また、もう一つの争点である代表団構成に関しても、南側は「会談代表団はそれぞれ5人の代表で構成することに合意し、南側首席代表は南北問題に責任をもって協議・解決できる当局者が担当する」と発表した。

 これに対し北側発表文は、会談代表団の5人構成は南側発表文と同じだが、首席代表に関して「北側団長は相(南の長官に該当:訳注)級当局者が担当することにした」と相対的に曖昧な表現を使った。

 これに伴いその間、南北関係の処理に実権を行使できる当局者として、南側が会談の北側首席代表に希望した金養建(キム・ヤンゴン)労働党統一戦線部長が、今回の会談に出席するのか不透明となった。

 統一部当局者は「南北関係に責任を持ち実質的に解決できる担当者は、南の統一部長官と北の統一戦線部長だという点を強調した。北側の立場を考慮し、緩和した文案を提示したが北側が受け入れなかった」と話した。

 今回の実務接触で南北は、追加的な実務問題を板門店の連絡官を通じて協議することにした。首席代表などに関する問題は、持続的に協議がなされる展望だ。

6/16 李鳳朝先生講演会 『南北新体制の現状と展望』

2013年06月08日 | 東北アジアの平和
再掲します。
6月16日、ぜひお越しください(*^。^*)
いよいよ動き出した南北の現状と展望をしっかり聞くことのできる講演会になるものと思います。

maneappa



6.15共同宣言13周年記念講演集会

『南北新体制の現状と展望』

昨年から今年にかけて、朝鮮半島の北では金正恩体制が、南では朴槿恵政権が発足しました。
中国では習近平体制となり、ロシアはプーチン大統領が再登板、米国はオバマ政権二期目となり、この日本では自民党政権に逆戻りして安倍再登板となりました。つまり、朝鮮半島の平和にかかわる六か国すべての国で体制が変わったのです。
七月には、朝鮮戦争の休戦協定から60年を迎えます。
東アジアの平和には、朝鮮戦争の早期終結と平和協定が緊要ですが、朝鮮半島は今、最悪の戦争危機といわれています。
そしてついに、南北の和解と協力の象徴である開城工業団地までもが閉鎖の危機に陥ってしまいました。
 6.15南北共同宣言の歓喜の声はかき消され、そこで示された朝鮮半島の平和と統一への道はいったん閉ざされたかのようです。
 このような情勢の中で、今年の6.15記念集会は、李鳳朝先生を招いて講演会を持つことにいたしました。
現状について学び、そして今後の活動について展望して参りたいと思います。ぜひお越しください。

講演 李鳳朝 先生(元韓国統一部次官)

日時:6月16日(日) 午後2時半開場 3時開演
場所:名進研ホール 名進研ビル3階
(名古屋市西区名駅2-34-19  名古屋駅より北へ徒歩5分 サンルートホテル北側)

参加費:500円 (学生無料)

主催:NPO法人 三千里鐵道 問合せ 0532-53-6999

2013休戦ライン国土大長征 海外同胞参加者熱烈歓迎

2013年06月07日 | 東北アジアの平和
統一マジ主催の休戦ライン国土大長征、2013年度の日程等が決まりました。

海外同胞の参加者は熱烈に歓迎してくださいます。
この夏も、祖国で統一運動をしている人たちと、一緒に、休戦ライン沿いを東海から西海にかけて横断します。

出発は朝鮮戦争の休戦条約の日、7月27日
今年は、60周年となります。

12泊13日の大長征。 南の祖国の人々と、統一を熱く語り合いながら、歩きましょう(*^。^*)

私も3泊4日ぐらい参加するつもりで調整しています。


2013休戦ライン国土大長征

参加者募集中!!! 在外同胞青年熱烈歓迎(*^。^*)

7月27日 ~ 8月8日  12泊13日
江原道 高城 ~ 坡州 臨津閣

参加費  無料

参加希望者は私までご連絡ください。
gideok2010@sanzenri.gr.jp

http://cafe.daum.net/tongilmoon7/


maneappa