北韓は外務省スポークスマンの発言を引用して「結実ある会談が進行される期間、核実験と長距離ミサイル発射、寧辺(ヨンビョン)ウラニウム濃縮活動を臨時中止し、ウラニウム濃縮活動臨時中止に関する国際原子力機構の監視を許容することにした」と報道した。 代わりに米国は「北韓に24万tの栄養食品を提供し追加的な食糧支援を実現するために努力することにし、そのために行政実務的措置を直ちに取ることにした」と伝えた。 通信はまた「米国は北韓を敵対視せず自主権尊重と平等の精神で双方の業務関係を改善する準備ができていると再確言した」と明らかにした。

 米国国務部も報道資料を通じて同じ内容を伝えた。 ただし、米国国務部は朝鮮中央通信の報道とは異なり、寧辺(ヨンビョン)の5-MW原子炉と関連施設の不能化も合意内容として言及し、栄養食品提供と関連して強化された分配モニタリングを行うことにしたと明らかにした。 反面、朝鮮中央通信は「6者会談が再開されれば我々に対する制裁解除と軽水炉提供問題を優先的に議論することになるだろう」と明らかにしたが、国務部はそれには言及しなかった。 外交部当局者は「制裁解除と軽水炉提供問題は合意事項ではなく北韓の主要関心事として理解すれば良い」と話した。

 米国は北韓の非核化事前措置履行過程を見守った後、6者会談再開問題を扱う方針だと知らされた。 グリン デービス米国対北韓政策特別代表とキム・ケグァン北韓外務省第1副長官は去る22日から2日間の日程で北京で3次北韓-米国高位級対話を行った。 それに先立ち北韓と米国は昨年7月と12月に米国、ニューヨークとスイス、ジュネーブで1,2次高位級対話を行った経緯がある。

パク・ビョンス先任記者、ワシントン/クォン・テホ特派員 suh@hani.co.kr

原文: http://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/521495.html 訳J.S