散歩道

自閉症のマサシとの日常の出来事、感じたことなど思いつくままに書いています。

夏バテの季節です。

2007年07月07日 | Weblog
最近また朝は「しんどい!」と言って、調子悪いみたいです。
寝たり、起きたりしながら、たいていお昼前頃には元気になります。熱もないし、食欲もあり、茶碗洗いなどお手伝いもしながら「しんどい!」と言って、横になったりしています。

精神科の先生は「午前中が調子悪いのは、“うつ”の典型的な症状でもある」と言っていました。
マサシはずっと抗うつ剤を飲んでいます。ごく少量で目立った副作用もないので、ずっと飲み続けています。
何年も前に極度のうつ状態になり、食べることも眠ることも、何もかもできなくなってしまいました。おまけに精神安定剤の副作用にも苦しみ、とても辛い日々でした。
それはまわりの者にとっても、どうしていいのかわからない辛いことでした。今から思うと、私の対応も間違ってたことが多かったようです。何とかしようと、いつも励まし続けていました。うつ病の人に励ましの言葉は禁句だということを知らずに。
投薬も間違えば逆効果になります。今の薬に落ち着くまで何度も薬を変え、量を調節しながら試行錯誤でした。

でもどんな極限の状態であっても、必ずよくなる日が来るんですね。
今はパニックになることもなく、落ち着いた状態です。もう薬を飲むのをやめようかなと思うこともありますが、まだしばらくは飲んでいた方がいいかもしれません。

マサシは「夏バテをしてしまった! 今は誕生日前だから仕方ない」と言っています。“しんどい”のは気分的なものなんでしょうか。

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