散歩道

自閉症のマサシとの日常の出来事、感じたことなど思いつくままに書いています。

育成会のバス旅行は徳島と淡路島

2015年10月14日 | Weblog
今年も育成会須磨支部のバス旅行に参加しました。
昨年は台風接近でキャンセルしたので、今年も天気が気になっていました。
曇り空ながらも何とか参加することができました。

マサシはバス旅行に何度も参加しているのに、行く前は不安に感じているようです。
「バス旅行が楽しみ!」と何度も何度も言っていました。こういう時は“楽しみ”というより“不安”の方が強いのです。

今年は徳島鳴門の「うずしお観潮船」がメインで、その後淡路島を回ります。
バスガイドさん付きの観光バスに乗り出発。
淡路島を縦断して徳島の鳴門へ。観潮船に乗り込みました。
3連休の中日とあってたくさんの人でした。デッキだとよく見えるけど、マサシは足も悪いし船室の椅子に座っていました。
渦潮の近くまで来たら立って見たけど、思うようには見えません。船に乗ったということだけでもいいかな…。

その後は徳島の食事処「阿波之里」で昼食。マサシは食事が一番の楽しみです。
観光地はなかなか興味を持って楽しむというわけにはいかないようで。

食事の後は淡路島に戻り「パルシェ香りの館」へ。

       

みんなで石鹸作りを体験し、後は各自自由行動。
さっそくソフトクリームを食べました。バス旅行に来たらソフトクリームを食べるということが定番になっています。
その後「たこせんべいの里」「淡路ハイウェイオアシス」と回りました。
淡路ハイウェイオアシスに着いた頃には日も落ちて、夕暮れの景色がきれいでした。
明石海峡大橋はライトアップされていて、バスの中から見るライトアップは幻想的!

       

家に帰ったのは6時半。マサシは相当疲れたようでした。
バスの中でもずっと表情は硬く、緊張感が感じられました。
リラックスして旅行を楽しんでいるようではないみたい!
旅の醍醐味は非日常にあります。いつもとは違う体験、雰囲気を味わうのが旅行です。
でも自閉症の子はいつもと違うことが苦手。だから旅行は苦痛であったりストレスになったりするかもしれません。
決して無理に連れて行ってるわけではなく、「行きたい!」と言うので参加をしています。
「行きたい」というのは本心かもしれないけど、いざ行ってみると疲れる思いかも。

普段よく旅行の話をしたり、テレビの旅番組を見たりしているので、そこそこ興味は持っているようです。
でもいつもの日常が一番安心なのでしょう。
本当にリラックスして心から楽しめたらいいな~と思っています。

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