散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

宝仙寺(中野区中央)

2012-11-01 07:01:34 | Weblog
     
 
     

 立派な山門に阿吽一対の仁王様がお迎えです。平安後期に源義家によって創建されたそうで

す。その後室町時代に現在地に寺基を移し、江戸時代に三重塔が建立されました。江戸庶民に

親しまれ、歴代将軍の尊崇もあつく、鷹狩の休憩所にもなったそうです。昭和20年の戦禍で

焼失しましたが、同23年から順次復興しました。  

    

 境内には鎌倉時代の無銘の五輪塔などがありますが、石臼塚も目を引きます。近くを流れる

神田川には江戸時代から水車が設けられ、その動力でそば粉を挽いていました。大消費地の江

戸、東京に向けて「玄そば」が全国から集められて、製粉の一大拠点になっていましたが、順

次機械化されて使われなくなり道端に放置されたりしました。この石臼を大切に供養すべきで

あるとして石臼塚を建てたものです。石臼さんご苦労さまでした。写真はミスター麹町

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2 コメント

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石臼 (hibochan)
2012-11-01 07:11:55
当地では 贅沢に敷石に使ってる家もあります
そば粉は 石臼で挽いてますが美味ですが疲れます
1kgで90分費やします。
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hibochanさん (sanpo63)
2012-11-01 16:01:32
 へぇー 1キログラムで90分ですか。
 それは大変な重労働ですね。

 水力を使った昔の知恵ですね。
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