立派な山門に阿吽一対の仁王様がお迎えです。平安後期に源義家によって創建されたそうで
す。その後室町時代に現在地に寺基を移し、江戸時代に三重塔が建立されました。江戸庶民に
親しまれ、歴代将軍の尊崇もあつく、鷹狩の休憩所にもなったそうです。昭和20年の戦禍で
焼失しましたが、同23年から順次復興しました。
境内には鎌倉時代の無銘の五輪塔などがありますが、石臼塚も目を引きます。近くを流れる
神田川には江戸時代から水車が設けられ、その動力でそば粉を挽いていました。大消費地の江
戸、東京に向けて「玄そば」が全国から集められて、製粉の一大拠点になっていましたが、順
次機械化されて使われなくなり道端に放置されたりしました。この石臼を大切に供養すべきで
あるとして石臼塚を建てたものです。石臼さんご苦労さまでした。写真はミスター麹町
そば粉は 石臼で挽いてますが美味ですが疲れます
1kgで90分費やします。
それは大変な重労働ですね。
水力を使った昔の知恵ですね。