散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

沢蔵司稲荷 (小石川3丁目)

2010-06-15 05:54:40 | Weblog
      

                

 ある夜、沢蔵司(たくぞうず)という修行僧が「余は千代田城内の稲荷大明神である。か

ねて浄土宗の勉学をしたいと思っていたが、多年の希望を達した。元の神にかえるが、永く

伝通院を守護して思いに報いよう」と告げて、暁の雲にかくれたといいます。お告げを受け

た伝通院の住職廓山上人は、沢蔵司稲荷を境内に祭り・慈眼院を別当としました。  

 伝通院門前のそば屋に沢蔵司はよくそばを食べにいったそうで、沢蔵司が来た日の売上の

中に必ず木の葉が入っていたといいます。店の主人は稲荷大明神であったことを知って、そ

ばを供え続けたといいます。  

 沢蔵司 てんぷらそばが お気に入り という古川柳が残っています。