三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 8月25日 端材を生かす。

2015-08-26 | メンテナンスお気楽日記
富山の福光・城端地区では、木製バットやゲートボールのステックが製造されています。
昨年「道の駅」を訪ねた時、丸材の端材が売られているのを見つけ、さっそく利用しました。

ちょうど、整経屋さんから紙管に合うペッグ立てを相談されていましたが、福井の丸岡、石川の山中
繊維産業のロクロ加工の木工所が廃業していて、困っていました。

自分なりに、什器のロクロ工場も当たってみましたが、価格が折り合いません。
整経機製品なら、4~500円が相場だが、段取り手配を含めると1000円ちかくに成ります。

整経機の場合は、最低でも200~400個の数が必要です。とても無理な投資です。
そんな時、端材を見つけ、自分で加工しました。200円でも充分、儲けが確保できました。
ちなみに、森林組合のロクロ旋盤の一日の使用料は600円でした。エヘ。


目を凝らせば、いろんな処で「端材」を見つける事が出来る。食品加工の場合が多いが、
かき餅やビスケットの割れ品、カステラや切り餅の端っぺなんてのも売られていた。
「0円食堂」じゃないけれど、捨てる一歩手前、もったいない品って、けっこうあるのです。

ですから、大好きな「道の駅」では、そんな品物を見つける事が多い。おどろきもある。
農産物だって、企画サイズ外や変形品は破格価格です。味に変わりはなく、むしろ新鮮さがバッグン。
(繊維製品では、生地端やストール、ゴム紐・生糸くずなど、まだまだたくさんあります。)


自分にとっては商売違いではあるが、「紙管」の問い合わせも度々ある。繊維産業の備品屋?さんが
廃業したことが原因だが、「中古品あるか?」では、廃業の原因すら解かる。

紙管に関しては、輸入品なら新品でも10円以下の世界。国産品の半額に近い状態になっている。
それでも、まだ中古品問い合わせって事は、加工費が厳しいから、経費で抑えるしかない?

端財の究極は「産廃業者」です。自分にも取引き先があり、幾多の分離・分割装置を納品しました。
それらは、材料を均一にする為にひと手間かける装置です。もちろん資材として再利用されます。


最近?国道を走っていても「産業廃棄物」って書いたトラックが多いと思いませんか?
多いってことは、それだけ需要があるってことで、必要とされていることなのか・・・解らない。

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