三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 2月3日 家庭電源(100V)で産業機(200V)を廻す

2013-02-04 | メンテナンスお気楽日記
           100V入力のインバーター。タイマー組み込みで贅沢仕様。

自分の借りている機械倉庫は廃工場あとです。工業電圧は契約解除されています。
機械の保管と、軽作業には蛍光灯と市販工具が使用出来れば充分でした。

倉庫での作業は、機械の組み付けと整備がおもで、機械を廻すことはありません。
どうしても、作動確認したい時は100V用の工業モーターで仮運転します。

ところが、3錘・1錘の機台問い合わせが多くなった頃から、家庭用100V電源の
依頼が増えてきました。でも、産業用100Vモーターの中古はめったに出ません。

新品モーターを組み込めばとも思うのですが、60Wを超えると極端に価格が上がる
中古機台と同じくらい?ということは、納品価格が2倍になるってこと。

倉庫には200V0,1kwの中古モーターは何台か在庫があります。
小型機製作の場合はモーターを組み替えれば、中古価格は変わりません。

ですから、どうしても100V希望の場合には、インバーター組み込みを勧めています。
家庭用100V電源で産業用200Vモーターをそのまま使用出来ます。

インバーターの利点はボリュームひとつで回転速度は自由に選ぶことができるし
スロースタート、スローストップなど糸にやさしい機能もあります。

問題点はインバーター価格(3万?)とラジオノイズ対策です。
家庭内作業は意外とラジオを聞きながらって方も多いのです。ノイズフィルターって
装置もあることはあるのだが、これに又お金が掛かってしまう。

産業機械が本業?のはずが、なぜか工房・事務所・家庭用の機械ばかり依頼が来る。
定量?タイマーだって、100Vならホームセンターのキッチンタイマーで充分?
2万円か2千円か?これじゃ儲かる訳がない・・・でも三筋はやってしまう・・・。

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