三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 11月19日 猫毛ペッグでビリボーを作った。

2013-11-19 | メンテナンスお気楽日記
                    次回作?猫毛を取り外して、テグスを張る予定。
                      12本のおもり付きテグスで糸を抑えます。

本日、30個の特注ビリボー装置はなんとか納品しました。
テグスの糸通しに、思いのほか時間が掛かり約一週間の内職仕事?

ところが客先で「あと42個必要」なんて簡単に言われてしまった。

オイ、オイ勘弁して欲しいョ。材料選びも大変だったが、組み立て作業には手仕事加工が
いっぱい。せいぜい10個ぐらいならサービス残業の範疇で納まるのだが・・・

まず追加の材料にしても、プラ加工を世話してくれた業者は廃業してしまい、新たに自分で
探さなければならない。塩ビ管の切断加工も二度とやりたくない仕事だった。

そりゃ、お金にい止めを付けぬ納品ならイイけれど、三筋の場合は低価格のアイデア勝負。
委託加工も最小限におさめ、使えそうな部品の組み合わせ。後は手仕事の工賃奉仕?


今回も作っているうちにピーンとひらめいた。わざわざプラ加工のペック台を作らなくても
猫毛ペッグを利用すれば、もっと簡単に安く出来るし、自在紙管立ても重宝する。

猫毛ぺッグは縦取りの糸が裏に周らない様にする装置。猫毛を取り外してテグスを張れば
捲き糸の給糸ビリを抑え、尚且つ糸ズレも防ぐことが出来るハズ?(試験は必要)

そんな時、大好きな?ホームセンターで水道管の異径つなぎ部品を見つけた。
細い方はペッグの外径に合うし、太い方は捲き玉の安定には必要となる。

価格にして500円、水道工事の材料店なら量産品だからもっと安くなる。
ペッグ台や塩ビ管を使うより、製品価格にすれば2000円は節約できる計算?

ただ問題は、丸編み工場に出入りしている仲間が猫毛ペッグを見つける事が出来るか?
ここは、期待いっぱい(正直半分)で待つしかない。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_

ブログランキングに参加しています!1日1回クリックをお願いします!!
↓↓↓↓↓↓↓↓
人気ブログランキングへ




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。