三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 3月5日 仕事が楽しくなる方法

2018-03-05 | メンテナンスお気楽日記
まさか、スーパーで魚を値切る人や、コンビニで弁当の相談する人はいないと思うけれど・・
自分で選んで、決めて、レジに持っていく。売り場といっても話し声一つしない。

それが当然と思っている人が多くなったのはい止めないが、商店街を知っている?世代としては、
やはり、もの足りなさ以上の、危機感すら感じる。もっと言えば、ネット購入なんて最たるもの。

確かに現場?からは「楽だし、便利だし、何より安い」との声も聞こえてきます。
しかし、その事務員は、自分の街の文具店や店員、外商の顔すら知らない。たまに行く買い物も
ホームセンターやスーパーマーケットで、黙って自分の欲しい品物だけを選んで来る。


そんな状況が「ものづくり現場」でも蔓延しつつある。企業では、指示された作業だけに執着し、
そのことだけで、事足りてしまう。自分で考えたり、提案することも、まず無い。

中小企業の場合は、もっと深刻です。「相談する相手」すら、いないのです。
自分で考え自分で行動する。ホームセンターでの買い物と同じです。
先代が逝ってしまえば、相談も出来ない、ベテラン工員もヒマを頂いて久しい。


仕事が楽しくなる事柄の一つに「新しい一歩への挑戦」があります。たとえ、機台の配置や、工具の
選択。作業がスムーズになる以上に、製品の品質にも関わってきます。

もちろん一人でも出来る事なのだが、背中を押してもらう事が、大切なのです。自信にもなります。
いつも「知らない事は人に聞け」とは言っているが、それは、他人の考えも知るという事です。

ネットで品物を選ぶ。そこには自分の「思い込み」だけしかありません。

山里の旅館に泊まれば「甘エビが出てくる」という笑い話?があります。それは、亭主が一番のご馳走、
一番のおもてなしと思っているからです。「山菜なんて・・」それが思い込みであり、見えない事なのです。


自分の技術に自信を持っている人は沢山います。誰にも、どこでも出来ない「ものづくり」の技術です。
しかし、その製品を、誰がどう使っているかとなると、疑問符がのこります。西陣織がバックにも加工
される事もあります。バック製作者にとって、それが魅力ある素材と感じたからです。

西陣は着物、あれはあれ、これはこれ。こだわる必然性はどこにもない。その素材その技術を必要としている
人も必ずいます。それならば、その人のために、自分の技術を提供し、新たな技量を増やすことも出来る。

仕事を楽しくする一番の方法は、「色んな人と出会う事から始まる」と思います。

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