三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 1月4日 起爆剤!

2018-01-09 | メンテナンスお気楽日記
正直言って「羨ましい」かった。そして、嬉しかった。

新聞記事に知人の顔を見つけ、「おっ!」記事を読む。仕事がらみの話題だから、自分事のように誇らしい。
やはり、自分の知ってる人が、ガンバッテいるニュースが出れば、直接応援出来なくとも、嬉しくはなる。


内容は「炭素繊維」。けっこう興味もある素材でもあったし、各社からの関わりも何度かあった。

十年以上前、能登の工場で初めて見た素材は「糸」では無かった。ドラムで巻けばパキパキ折れた。
目的も、産業繊維素材というよりも、建設資材としての開発だったと聞いていた。

その後も、分割ワインダーやカバーリング加工など、色々の試行錯誤が持ち込まれたが、平織り織機や
ブレーダーが開発されたことによって、生地素材・パイプ素材としての特質が、特化されてきた。

航空機や自動車フレームに至っては、もう「糸素材」ではない。シートやベルトの話でもない。
金沢の工業試験所にも、開発施設が出来た時も見学に行ったが、もう別世界の素材と感じてしまった。

京都でレピア織機での加工も耳に入ったが、それほど興味も湧かなかった。
それが同じ市内でのニット化なると、話は別です。興味深々。給糸形状は?屈折角度は?


正直なところ、現在マンネリ感とも違うが、仕事意欲が薄れています。目先の事しか出来ていない。
自分から、「興味とお節介」がなくなれば、タダのおっさんです。「手間仕事」も意欲が湧かない。

「やる気スィッチ」が見つからないまま、修理屋さん稼業。言われた事だけ。

だから「羨ましい」って言った。「どうすれば、どうなる」こんな羨ましい仕事はない。
考える事は前進、前を向くってことです。興味があるからこそ、仕事を楽しめる。

そんな、やる気スィッチ、背中を押して欲しかった。この新聞記事が何かに火をつけてくれれば良いが・・

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