三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 4月26日 国産二次製品の魅力?

2014-04-26 | メンテナンスお気楽日記
                 糸道にあったアルミナガイドが色々必要となります。

家電や加工食品、新製品が発売されると、同じ様な製品が次々と出てきます。
「売れ筋」って解れば、誰だって自分も儲けたいのは道理です。

もちろん繊維業界にも、同じような流れはあります。
機能性繊維や特長のある生地。開発も早いし、何より二次製品は安価?

そりゃ、開発費(リサーチ)や営業費・宣伝費が掛からない
目標(目的)も解っているから、技術があれば同じ様なモノは出来てしまう。

「薄利多売」は大型店やチェーン店の営業戦略であり、その価格に踊らされ
振り回されている消費者(自分)がいることも事実なのです。

以前は「安物買いの銭失い」なんて言われて、安物には安物の価値しかなかったが
国内で生産される二次製品には、それなりの品質が保証されている。で無いと売れない。

海外生産工場の生産については、ここでは書ききれない程の諸問題や課題があるが、
その話題は次の期会にしようと思う。


さて、今困っているのは、国内の二次製品生産工場の撤退です。
価格競争に生き残るため、儲けを削って(削られ)の下請け操業。当然純正品より安価。

ところが肝心の数の注文がない。多品種少ロットを低価格で受け取れば、まず儲けが出ない。
いくら売れ筋や消耗部品でも、数を作っての採算合わせでなければ、続けられない。

特に機械部品のような、特殊部品の場合は、顧客数も極端に少ない。
なんとか二次製品で品質を維持していた機械に、さらなる経費負担が掛かることになる。

「もう安い方の部品は作れないってョ。メーカー品は納期は一か月、価格は倍とは
言わないけれど・・」  「・・・・・・・。」

やはりどう考えても、工員さんの賃金・機械の維持管理費が出ない工賃はオカシイのです。

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