メンテお気楽日記 １月６日 段取り半分。

　　　　　　　　　　　　　　　　　鈴木９°１５′ワインダー。部品が揃わない・・・

出張メンテの場合は、「段取り」で仕事の半分が終わったと思ってもイイ。
仕事内容をイメージして、工具や部品を揃えます。

その為には、電話連絡である程度？の不良個所を予測しての段取りとなるのですが
それでも、不足部品や加工工具が必要な場合もある。工具の場合は時間を惜しまなければ
基本工具で対応できる事もあるが、部品となると代替え品がなければ、対応出来ない。

特に困るのは「整備して欲しい！」って依頼で、どこがどうなっているのか解らない。
大抵の依頼は、初めて見る？機械で、どこでどう使っていたかすら解らない。

近くならすぐにでも用意できる部品でも、出張が１～２時間の距離となると
二度手間は極力避けたい。その為には宅配便で届けることにして、社長には
懇切丁寧に修理方法を教えたはずなのに、電話が掛かって来る。

今度の仕事は、出張費１万・工料３千円。正直いただく方が気を使う。

今さら、地場産としての繊維産業の衰退を嘆いても仕方がないことだが、
全国的にも、機料店しいてはメンテ要員がいないとの声も聞こえて来る。

この仕事を続けようとすれば、広く浅く？のお付き合いが多くなるのは必至。
車での移動時間が多くなるのもいがめない。それでいて作業時間は変わらない。

以前（相当昔）の様に、隣の工場や隣の町まで一日４～５軒なんて、まず考えられない。
工料が少なくなれば、その分出張費で稼がなければならない訳だが、これが・・・

技術料や汗を流した分は自信をもって請求できるが、車での移動分は実費ですら
気を使ってしまう。商売人？からはオカシイと言われるが、これが性格。

だから今回の様な二度手間メンテが無い様、段取りは考え過ぎがちょうどイイ。



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