三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 2月20日 一錘機特注品組み立て

2013-02-20 | メンテナンスお気楽日記
              石川SPWを単錘モーター駆動に改造

最近の小型機の問い合わせは、紙管サイズまで小さくなってきている。
4インチ紙管に5インチ木管。3インチなんぞはミシン用備品で充分。

手芸用か見本糸用かは解らないけれど、産業用サイズというか量産仕様で無い
ことは確か。だって、1~3錘機の問い合わせだもの。

うちは、産業機械の分割お世話?もともと6インチサイズをメインとしてのお世話。
そりゃ、スパン原糸の木管捲きや、エンブレムレースの鉛筆捲き。確かに小さい。

でも、特殊機械ということは、それだけ世の中に出回っていないということ。
中古機械を整備するから低価格であって、新品価格は推して知るべし!!

今回の課題はパイナップルコーン。
6インチの注文は良しとしても、ドラム仕様ではゼッタイ対応できない。

その為には、トラバース駆動のコニカルワインダーからの部品?取り。
大型ワインダーではあるが、職人仲間からのメンテ用部品を分けてもらえる。

前にも一度挑戦しているので、要領は多少解っているつもり? でも
全錘機械駆動機を単錘電気駆動にすれば、捨てなければいけない機能も出てくる。

客先の要望を確認するのが、ちょっぴり怖い。機能改造できればイイが・・・

世の中には、産業機械として、ありとあらゆる機能の機械があることは確かです。
でも、それは研究と試行錯誤。時間と経費をかけて開発された機械。けっこうなお値段

それを、1錘や2錘の機械に簡単に取り入れること自体に無理がある。
機械とは、自分に便利な様に、使いやすい様に改造していくことが、本来の姿です。
誰もが使っている機械とちょっと違う。醍醐味でもあり進歩でもあるのです。

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